早すぎる外壁塗装の危険性について!デメリットしかありません
外壁塗装の施工があまりにも早すぎる場合には後々、家が施工不良を起こす可能性が高いです。
施主様としては早く終わればそれにこしたことありませんがデメリットしかないので非常に問題があります。
本ページでは、「何故外壁塗装の施工が早すぎるとダメなのか」と「どのぐらいのサイクルでメンテナンスを行うべきか」についてご紹介しています。
まだ一度も塗装工事を経験したことがないという方は最後までご覧になってくださいね。
・外壁塗装にかかる適正期間を知ることが大切。
・外壁塗装のメンテナンスサイクルの適正を知ることが大切。
外壁塗装の施工が早すぎると危険な理由について
あなたは外壁塗装や屋根塗装を経験されたことがありますか?
戸建てにお住まいの方であれば、いつかは行わないといけない工事です。
と言っても、そんなに頻繁に行うもおのではありませんが。
マンションなどの集合住宅に住んでいる場合には、
毎月支払っている管理費などからこのような工事の費用が充填されて、
そこまで意識することなく、行われているでしょう。
そんな外壁塗装ですが施工期間中は、
窓が開けられなかったり、エアコンが一時的につけられなかったり、足場が設置されてしまって、
太陽の光が家の中に入りづらかったりと不便に感じることも多いでしょう。
ましてや毎日職人さんが自分の家にいると思うと気が休まないという方もいると思います。
このようなことからも施工が早く終わって欲しいと思うのが普通です。
施主様はできるだけ早く工事を終わらせて欲しいわけですが、
外壁塗装工事はそう簡単には終わらせることができないのです。
詳しいことは後述しますが、もしこの施工期間があまりにも早すぎる場合、手抜き工事が行われている可能性があります。
では、外壁塗装の施工が早すぎる場合に起こる危険性についてご紹介していきたいと思います。
施工不良が起きやすい
外壁塗装の施工があまりにも早すぎる場合には、手抜き工事をしている可能性が高いので、
結果的に施工不良を起こしやすいのです。
施工不良が起きるとどうなるのか?
例えば、塗膜が膨れてきてしまったり、ひび割れが起きるなどが発生します。
場合には、変色することもありますね。
こう言った施工不良は、
素人が見ても一目瞭然であり、「あれ、おかしいな?」と感じるレベルです。
さらに、
難しいのが、施工終了直後はきれいに見えている場合も多く、
半年後〜このような劣化が見られる場合もあるので気付くのが遅れるのです。
それだけでなく、普通は施工不良になっているなんて思いもしないので、
外壁や屋根を隈なくチェックすることもないと思います。
したがって、発見するのも遅れてしまうケースが多いです。
仮に劣化が施工業者のせいだとしても、
発見が遅れてしまった場合には対応してもらえないケースも多々あり問題となっています。
泣き寝入りという形で我々に依頼が来ることもあり、非常に納得のいかない限りです。
外壁塗装業者の施工が早すぎる理由と原因について
では、外壁塗装業者(一部)は何故そのように早すぎる施工を行うのでしょうか?
まずはその原因や行ってしまう理由などについてご紹介していきたいと思います。
施工が早すぎる理由
まず、外壁塗装にはダイレクトに工事を行なっている業者と下請けとして工事をしている業者がいます。
この中でも手抜き工事を行うことが多いのが下請け業者となります。
それは何故か?
感が良い方ならもうお分かりでしょう。
それはマージン(仲介手数料)が発生しているからです。
下請けということは、
請け負う金額がそもそも直接工事を行なっている業者に比べて低いです。
これは仲介手数料が取られているからです。
したがって、
この少ない費用の中で外壁塗装工事を行おうと思うと、
そもそも手抜き工事をしないとやっていけないという業者側の理由があります。
もちろん、下請けとしてしっかりと仕事をこなしている業者も多数いますので、
全ての下請け業者がこのようなことをしているわけではありません。
何故、手抜き工事が行われるかはこう言った理由があるからです。
また下請けではなくても悪徳業者であれば手抜き工事をすることもあります。
これは数をこなすためにも行なっている方です。
施工が早すぎる際の手口について
では、外壁塗装工事が早すぎる場合はどうやっているのでしょうか?
ここで考えられる方法としては以下のようなことでしょう。
- 塗料の乾燥時間を適切に取っていない
- そもそも塗装回数が少ない
上記のような手口を使って施工期間を早まらせている可能性があります。
ほとんどの場合には上記のような方法を使っていると思います。
塗料にはそれぞれメーカーが定めた乾燥時間が決められています。
これを守らないと施工不良が起きると明記されているため、
基本的には業者は十分な乾燥時間を設けます。
しかしながら、
どうしても早く施工を終わらせたい業者の場合には、
この乾燥時間を守らずに早まらせて上塗りしてしまうのです。
また、
本来であれば3回塗りが基本の外壁塗装で、
2回しか塗らないなど、塗装回数を誤魔化している可能性もあります。
外壁塗装では、
基本的には、下塗り、中塗り、上塗りと3回塗りが基本です。
これは塗膜をしっかりと密着させるために必要な回数です。
仮にこれを守らずに2回塗りをしている場合には、
塗料の本来の力を発揮できずに施工不良を起こす可能性があります。
これが外壁塗装の施工が早すぎる原因となります。
外壁塗装の施工にかかる適切な期間について
そもそも外壁塗装ってどのくらいの期間が必要なの?
どう言った理由で施工期間が伸びたりするの?
このような疑問にお応えしていきたいと思います。
外壁塗装の施工には基本的には2週間程度必要
外壁塗装を行う際には、屋根塗装とセットで行うのが基本となります。
これに準えると、必要となる期間は大体2週間前後と覚えておきましょう。
ちなみに、外壁塗装の施工にかかる日数の内訳は以下の通りです。
- 1日目:足場の設置
- 2日目:養生
- 3日目:高圧洗浄
- 4日目:下地処理
- 5日目:下塗り
- 6日目:中塗り
- 7日目:上塗り
- 8日目:最終点検
- 9日目:足場の解体・撤去
少し大雑把ではありますが、外壁塗装の工程と内訳としては上記の通りです。
最終点検では場合によっては手直しが入ることもあります。
また、高圧洗浄は半日で終わることもありますのでもう少し早くなることもあります。
さらに、塗料の乾燥に時間がかかる時期や種類を使っている場合には、
乾燥時間を2日ほど設けることもありますので、
逆にもう少し伸びることもあります。
上記のが外壁塗装と考えると、
屋根塗装も一緒に行うことを考えると、多めに見て大体2週間程度が適切な期間となります。
外壁塗装の施工が延びてしまう原因について
外壁塗装は基本的には最初に設定した予想期間より延びることが結構あります。
それには以下のようなことが関係しているのです。
- 天候
- 気温・湿度
まず、当然ですが外壁塗装は雨天時には行うことができませんので、
当日雨や雪の予報の場合には、その日は中止となります。
もちろん風が強い日も同様です。
そして、
気温があまりにも低すぎる場合や湿度が高すぎる時期の場合には、
その日は延期となることが多くなります。
実は雨だけではなく、気温や湿度も塗装と大いに関係があり、
あまりにも温度が低い場合や湿度が高すぎるような日は塗装が行えません。
もちろん、こう言った日でも晴れていれば塗装以外の工事はできますので塗装工事前であれば問題なく施工を進めます。
したがって、
天候や時期などによっても延期することがあると覚えておくと良いでしょう。
雪の日の外壁塗装って出来るの!?作業や工期に影響は!?
梅雨に外壁塗装って出来るの!?注意点とメリットについて解説
外壁塗装工事における雨の影響とは!?追加料金はかかるの?
外壁塗装の塗り替えの適正期間について
外壁塗装は、ある程度のサイクルで行う必要があります。
基本的には、10年に1度行うのがベストだと言われています。
仮に10年よりも早く外壁塗装を行ったとしても問題はありませんが、費用がかさむためデメリットが大きいです。
反対に10年よりも前に外壁が劣化している場合には、
外壁塗装のタイミングだということですので、その場合にはそもそも行う以外の選択肢がありません。
では、何故10年に1度するのが良いとされているのか?
それは大体の塗料の劣化が10年前後なためです。
したがって、
多くの場合には、10年前後で一度業者に現地調査をしてもらって、
必要があればそのタイミングで塗り替えをするのが良いでしょう。
10年単位での塗り替えが面倒くさいと思う方は、
グレードの高い塗料を使うことで、もう少し長いサイクルで塗り替えを行うことができるでしょう。
しかしながら、使用できる塗料も地域によって異なることがあるため注意が必要です。
施主ができる外壁塗装で失敗しないための対策について
もし、施工があまりにも早すぎて施工不良が心配なんてことにならないために、
施主様が今からできる外壁塗装業者に騙されないための対策をご紹介していきたいと思います。
是非、これから工事を検討している方はチェックしてくださいね。
見積書をチェックする
まず、現地調査に来てくれた業者が提示した見積書をしっかりとチェックしましょう。
この時のスケジュールや見積書に記載された金額と工程内容をよく確認してください。
もし、見積書に詳細なことが記載されていない場合には少し疑って入りましょう。
例えば工程内容が詳細に記載されていない場合、
施工スケジュールがあまりにも早すぎる設定の場合には悪徳業者の可能性があります。
その場で契約はせずに、別の業者にも見積もり依頼をしてみるのがオススメです。
評価や施工実績を確認する
最近では、ネットで気軽に外壁塗装業者のことを調べることができるようになりました。
もし、不安に感じる場合にはまずはサイトがあるのかを確認しましょう。
ある場合にはそこでの施工実績などを確認してください。
もし、サイトを持っていないような業者の場合には、
過去に行った施工実績などを見せてもらうようにしましょう。
悪徳業者の場合には、
施工実績がない場合もありますので必ずみるようにしてください。
ただし、最近では施工実績がある悪徳業者もあるので必ずしも判断材料になるとは限りません。
さらに、
その業者の評価などもネットで調べるようにしてみてください。
悪徳業者の場合には、騙された方の書き込みなどがあるかもしれません。
相見積もりをする
外壁塗装は非常に高額な買い物です。
買い物といっても、自分の家のメンテナンス費用ですから出さないわけにもいきません。
したがって、どうしてもここが良いという場合を除き、相見積もりをすることをお勧めします。
1社だけの見積もりではよくわからないこともありますし、
業者によって提案してくる内容が異なることも多々あります。
その場合の判断材料としても相見積もりは非常に重要です。
是非、悪徳業者に騙されたくないという場合には、
少なくても2社からは見積もりを取るようにしましょう。
早すぎる外壁塗装の危険性とデメリットについてまとめ
本ページでは、
外壁塗装の施工が早すぎる場合の危険性やデメリットなどについてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- 外壁塗装の施工が早すぎる場合には施工不良になる可能性が高い。
- 施工が早すぎる場合には、手抜き工事が行われている可能性がある。
- 手抜き工事を行うには、業者側にもそれなりの理由がある。
- 悪徳業者に出されないようにするには、事前の対策が重要。
いかがだったでしょうか?
本記事をご覧になっているという方は、すでに工事が終了したものの、
あまりにも施工期間が早すぎるので心配になっている方や、これから工事を検討している方でしょう。
もし、前者の方の場合には、
まずは外壁や屋根に問題がないか確認しましょう。
その上で、もし不安であれば別の業者に状態を確認してもらうのもオススメです。
そしてこれから外壁塗装を検討している方は、
失敗しないためにこれからできる対策を行って、失敗しなようにしてくださいね。
業者選びが何より重要です。
どこの業者にすれば良いか迷った際には、地元で施工を行なっているような業者に依頼するのがベストです。
大手だから安心できるというわけではありませんし、小さいからといって安心できないわけではありません。
まずは地元での評価が高い業者、仲介が入らない業者、施工実績がある業者を選びましょう。
埼玉県にある外壁塗装フォーラムでは、
経験豊富なスタッフ陣が丁寧に施工&アフターケアを行っています。
どんなに小さなご相談でも無料で受け付けております!
また、現地調査なども無料で訪問させていただいています!
初めて外壁塗装を行うという方や、業者選びで迷っている方は、まずは気軽にお問い合わせください。
ご相談や、お見積もりに関しては、お電話&当サイトのお問い合わせフォームよりお受けしております。
お電話の際は、HPを見たと一言ください。