外壁塗装はまだするなと言われる理由と騙されないための目安について
「外壁塗装はまだするな」と言われている理由ってなんなのでしょうか?
ある日突然、業者が家に来ては「外壁塗装の時期が来ています」、「急いでしないと危ないですよ」なんて言われると、
ついつい恐怖心からやらないといけない気がしてしまうと思います。
しかしながら、
実は、それが本当にすべきかどうかはわからなことが多いです。
こういった理由から今はすべきタイミングではないなんて言われる事もあります。
本ページでは、
「外壁塗装はまだするな」と言われている理由について5つの理由をまとめています。
さらに、悪徳業者に騙されないために知りたい本当の目安の見極め方についてご紹介しています。
・適切な目安を知るには、まずは前回の塗装時期と塗料を知ること。
「外壁塗装はまだするな」と言われている理由
まずは。「外壁塗装はまだするな」と言われている理由について見ていきましょう。
今回は、5つの理由をまとめてみました。
- 外壁の劣化が少ない
- 外壁塗装に適した季節ではない
- 外壁塗装の耐用年数が来ていない
- 悪徳業者に騙されている
- 補助金などがもらえる可能性がある
外壁の劣化が少ない
まだ外壁に劣化している様子が伺えない場合には、目安時期ではないでしょう。
ここで言う劣化具合というのは以下の通りです。
- クラック(ひび割れ)
- チョーキング現象
- 色褪せ
- 塗装の剥がれ
上記は、おおよその外壁塗装時期の見極めに重要な劣化症状です。
特に、チョーキング現象は素人でも分かりやすく、
外壁を手で触って白い粉がついた場合にはその現象が起きています。
もちろん、すぐに外壁塗装が必要というほどの劣化ではないものの、
既に塗り替えのタイミング時期と言える状態ですので、
なるべく早いうちに対応するべきでしょう。
さらに、
ひび割れや塗装の剥がれなど大きな劣化が見られている場合には、
早急な対処が必要と言えます。
対処をしないで放置しておくと、
どんどんひび割れが大きくなってしまって、最悪の場合には雨漏れなどの原因になる事も。
▼外壁塗装のチョーキング現象とは!?放置しておくとどうなるの?
▼外壁塗装で色褪せしやすい色とは!?選び方や発生時の対処方法も紹介
▼外壁塗装で浮きや剥がれが起きる原因と補修方法について
外壁塗装に適した季節ではない
実は、外壁塗装には適した季節というのが存在します。
それは春や秋などです。
実は、気温5度以下、湿度80%以上の時には外壁塗装には不向きとされています。
従って、寒い冬の時期や湿度が高くなったり雨が降りやすい夏場は適しているとは言えません。
季節 | メリット・デメリット |
---|---|
春 |
メリット:気候がとても安定しており、施工にムラが起きない。 デメリット:施工業者の繁忙期になり、急だと間に合わない事もある。 |
夏 |
メリット:晴れている日は施工日としては申し分ない。 デメリット:台風など雨が突然降る事も多く、施工日程が伸びやすい。 |
秋 |
メリット:気温・湿度ともに安定しており、施工にはバッチリ。 デメリット:春同様に施工業者の繁忙期になるため急な依頼は難しい場合が多い。 |
冬 |
メリット:気温が低すぎる日は施工できないが乾燥は早い。 デメリット:塗装工程に時間がかかる場合や駆け込み依頼で意外と忙しい事もある。 |
外壁塗装といっても、
シーズンによっては適していたり、適していなかったりします。
さらには、繁忙期は業者に依頼ができない事も多いです。
最適なシーズンにお願いしたい場合には前もって依頼するようにしましょう。
外壁塗装の耐用年数が来ていない
外壁塗装に使用される塗料には耐用年数が存在します。
グレードによって当然ですが、耐用年数が異なります。
従って、最も安い塗料で10年未満、高い塗料で20年程度となっています。
つまり、
前回の外壁塗装時にどんな種類の塗料を使ったのかによって、
大体の目安を見極めることができるのです。
外壁塗料 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル系塗料 | 5年〜7年 |
ウレタン系塗料 | 5年〜10年 |
シリコン系塗料 | 7年〜15年 |
フッ素系塗料 | 15年〜20年 |
ラジカル系塗料 | 8年〜15年 |
断熱&遮熱系塗料 | 15年〜20年 |
光触媒塗料 | 10年〜15年 |
無機塗料の特等 | 15年〜25年 |
まずは、あなたのお家の外壁にはなんの種類の塗料が使われているのかを知ることで、
まだする必要がないかがなんとなく把握できます。
悪徳業者に騙されている
外壁塗装は、今でも訪問営業がメインだったりします。
従って、ある日突然業者が家に来て「そろそろ外壁塗装の時期です」なんて言ってくることもあります。
もちろん、本当にその時期に来ている事もあります。
しかしながら、
中には、全然そんな時期でもないのに、劣化していると煽って、
契約をさせようとしてくる悪徳業者もいます。
こういった悪徳業者は押し売りのような営業をしてくる事もありますので、
「外壁塗装はまだするな」なんて言われるのかもしれませんね。
補助金などがもらえる可能性がある
外壁塗装では、実は自治体の補助金を利用することができるケースがあります。
当然ですが、施工をする前に申請が必要となります。
施工後に申請しても意味がありませんのでご注意ください。
自治体の補助金は予算が設定されているため、
早めに終了する事もありますが、年度初めの4月からその年の補助金募集を開始することが多いため、
どうせならこの補助金をもらって行うというのもオススメです。
これがあれば外壁塗装の目安
「外壁塗装はまだするな」と言われても・・・・
実際にどのタイミングで行うのが正解なの?
このような方に向けて、簡単にその目安を知る方法をご紹介していきます。
- 塗料の耐用年数を調べる
- 劣化症状を調べる
塗料の耐用年数を調べる
前回に塗装工事をした際に使用した塗料の種類をまずは調べましょう。
塗料の種類がわかったら、その塗料の耐用年数をチェックです。
そうすると、前回の工事から何年経っているかで簡単に塗り替えのタイミング目安を確認できます。
例えば、
シリコン系塗料を使用した場合で、前回からまだ7年程度しか経っていない場合、
まだ塗り替えのタイミングでない場合が多いです。
逆に既に10年を超えている場合には、
一度、現地調査をしてみて業者の調査結果を聞いてから塗装工事をするか考えても良いでしょう。
注意しておきたいのは、
耐用年数的にはまだ問題ない場合でも住んでいる地域によっては、
劣化が早くみられるケースもあるため、10年に一度はチェックしておくのが良いでしょう。
劣化症状を調べる
外壁をチェックしてみて大きな劣化がないか確認しましょう。
早急な対処が必要なケースとしては、ひび割れや塗装の剥がれなどです。
こういった場合には、なるべく早めに外壁塗装工事が必要です。
対して、
チョーキング現象、色褪せなどの場合にはすぐに対処する必要はないもの、
放置しておくと大きな劣化に繋がる可能性があります。
外壁の劣化については、
常日頃からチェックしておけば、大惨事になる前に補修ができると思います。
放置して大きな劣化になると費用も高くなるためなるべくこまめに確認しておくのがオススメです。
何故、外壁塗装は必要なのか?
外壁塗装はなんとなく色の塗り替え工事、色褪せたのを綺麗にする程度にしか思っていない方もいると思います。
しかしながら、この工事には色々な意味があり、家を守るために必要な工事でもあります。
まずは、外壁塗装の重要性を知ることも大切です。
美観を損なわないため
外壁や屋根は外にあるものですので、時間が経てば経つほどに色褪せなどの劣化が起こります。
そうなると、美観が損なわれてしまいます。
毎日見慣れているとなんとも思わないものですが、
他人から見ると、かなり色褪せて見えるものです。
それを再び綺麗にするためにも外壁塗装は必要なのです。
家を外部から守るため
外壁はいわば家を守るための壁です。
従って、外壁が劣化すると内部にダメージが及ぶ可能性があります。
そこで必要なのが外壁塗装工事です。
外壁に塗った塗料が劣化すると、
外壁内部に雨などが侵入してダメージを蓄積していきます。
その結果、雨漏りなどが起きるわけです。
しかしながら、
定期的に外壁塗装を行なっていれば、こういった劣化を防ぐことができるのです。
高い修理費用を払いたくないという方こそ、メンテナンスを大事にしていただきたいのです。
外壁塗装を優良業者に依頼するために
外壁塗装を優良業者に依頼するためには、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。
今からそのポイントをご紹介していきます。
地域住民からの評価をチェックする
外壁塗装業者はごまんといます。
そこで地域密着型で行なっている業者のうち、地域住民からの評価を確認するのが最も早いです。
現在では、HPを持っているところも多いですし、持っていなくてもグーグル評価などを確認できる場合があります。
こういった方法でネット上でレビューなどを見ることができるはずです。
まずは、こういった評価がどうなっているのかをチェックすることも大切です。
また、友人や知人などに利用したことがある方がいれば、
まずは感想などを聞いてみるのもオススメです。
アフターフォローはしているか
アフターフォローなどをしているか否かはとても重要です。
施工して終わりだと、その後何か問題が起こった際に何もフォローしてもらえません。
さらには、下請け業者の場合には対応してもらえないことも。
そこでまずはアフターフォローについて聞いておくのがベストです。
施工不良がもし起こった際などには、どういった対応をしてもらえるのかなど、
事前に聞いておくと後でトラブルになりづらいでしょう。
過去の施工実績を確認する
現在は。HPを持っている業者も多いです。
こういった業者の場合には、ネット上で施工実績などを載せているケースが多いため、
簡単に過去の施工実績をチェックすることが可能です。
問題なのは、
HPを持っていない場合です。
このようなケースでは、見積もり時などに施工実績を見せてもらうしかありません。
もし、過去の施工実績が見せられない場合や、実績が極端に少ない場合には、
一旦、保留などをして別の業者に再見積もりなどをしてもらうのもオススメです。
見積書の内容を確認する
悪徳業者の場合、見積書の記載が大雑把であることが多いです。
何にどれぐらいの費用が掛かっているかは知っておくべきです。
まずは、見積書を確認して費用がどんな項目に掛かっているのかわからない場合には注意が必要です。
さらに、
アバウトな見積書の場合には、後々追加で費用が発生する可能性もあり、
最終的には高額な費用が算出される可能性もあります。
もちろん、
どうしてもケースバイケースで別途費用が発生する事もありますが、
悪徳業者の場合には高額請求になるケースが多いです。
まとめ
本ページでは、
「外壁塗装はまだするな」と言われる理由についてご紹介していきました。
最後にその理由についてまとめておきます。
- 外壁の劣化が少ない
- 外壁塗装に適した季節ではない
- 外壁塗装の耐用年数が来ていない
- 悪徳業者に騙されている
- 補助金などがもらえる可能性がある
いかがだったでしょうか?
タイミングがわからず悩んでいた方は、最後までご覧になっていただけましたか?
正直、ネット上などを調べてみると、
色々な言われ方をしているので迷ってしまうなんて方も多いと思います。
しかしながら、実際には外壁の状態などを調べるのが確実なのです。
まずは業者の言いなりにならずに、
外壁の劣化状態を調べた上で、使われている塗料の種類や耐用年数なども調べた上で、
外壁塗装をするかどうかを決めるのが良いでしょう。
もし、それでもどうしたら良いかわからないという場合には、
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お電話の際は、HPを見たと一言ください。