エアレス塗装とは!?メリット・デメリットについて
外壁などにも使用されることもあるエアレス塗装(エアレススプレー塗装)ってどのようなものなのでしょうか?
屋根塗装などの塗り替えにも使用されることがあるのでしょうか?
そもそもどのような特徴などがある吹き付け工法なのでしょうか?
本ページでは、
そんなエアレス塗装(エアレススプレー塗装)の特徴やメリット・デメリット、メカニズムなどについてまとめています。
これから外壁塗装などを控えていて、気になっているという方は最後まで是非ご覧になっていってくださいね。
最後までご覧になることで、
どのようなシーンで使われているのか?どのような利点があるのかを理解できます。
是非、気になる方は隅々までチェックしてみてくださいね!
・シーンや使用用途によって向き・不向きがある。
・ある程度、使用に慣れていないと塗装が失敗することもある。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)とは?
あなたは外壁塗装や屋根塗装は経験されたことはありますか?
塗装工事は、新築から、塗り替えから大体10年を目安に行うのがベストだと言われています。
もちろん、使用している塗料のグレードによっても異なりますが平均するとこのぐらいだということです。
まだこう言った工事の経験がない方にとってはあまり聞き慣れない方もしれませんが、
塗料の吹き付け工法に一つに「エアレス塗装(エアレススプレー塗装)」というものがあります。
まずは、これがどのような塗装方法なのかについて特徴をご紹介していきたいと思います。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)の特徴
- 1,空気を使用しないスプレーガン(塗装機)。
- 2,塗料に圧力をかけて、小さな穴から塗料が微粒化して出てくるという塗装方法。
- 3,圧力を加える方法として、ポンプ式、電動駆動、エンジン駆動式の装置を使用するという方法がある。
- 4,噴射量が多い
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)では、
専用の装置(ポンプ式、電動駆動・エンジン駆動式)を用いて塗料に80~200kg/㎠程の高圧をかけて、
スプレーガンの噴き出し口を小さく絞ることで塗料を霧状にして塗装を行っていきます。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)の使用用途について
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)では、
主に木工、建築、一般金属、鉄骨、橋梁、車両、船舶など多くのシーンで使用されることがある工法です。
もちろん外壁塗装や屋根塗装などでも活躍しています。
その他の用途としては、
ラジエーターやドア、窓、壁、天井、木部、鉄部、エクステリア、レンガなどに使用されることがあります。
現場塗装などで使用されることが多く、
車両などの塗装には、エアスプレーが使用されることが多いのが特徴です。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)のメリット・デメリットについて
ここまでエアレス塗装(エアレススプレー塗装)についてご紹介していきましたが、
そもそもどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
良い点・悪い点を把握することで、採用されている理由がわかるものです。
ということで、今からこの塗装方法のメリット・デメリットについてまとめていきます。
メリット
- 1,エアスプレーに比べて塗料の飛散が少ない。
- 2,エアスプレーに比べて高粘度の塗料が使用できるため厚塗りがしやすい。
- 3,塗料の吐出量が多い。
- 4,塗装面が綺麗に仕上がりやすい。
- 5,安価な設備で利用できる。
- 6,コンプレッサーを使用しないので騒音対策になる。
デメリット
- 1,エアレスプレー塗装に比べて、塗料粒子が粗い。
- 2,塗膜が薄くなりやすい。
- 3,エアレスプレー塗装に比べて、多くの塗料を必要とする。
- 4,小さい物の塗装には向いていない。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)のコツについて
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)をする際に綺麗に塗装するためのコツについてご紹介していきます。
どう言った点に注意しながら塗装をすれば良いのかご紹介していきます。
1,適切なノズルサイズとガンフィルターの選択する
塗装を行う前に、適切なノズルサイズとガンフィルターの選択をしましょう。
使用する塗料によって適切なノズルサイズとフィルターが決まっています。
ここで不適切な選択をしてしまうと、仕上がりにムラができる可能性があります。
2,適切なパターン巾、塗料噴出量を選択する
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)をする際には、
なるべく塗料の圧力がなるべく低くなるように設定できるように、
パターン巾、塗料噴出量を選ぶようにしておきましょう。
3,高圧で拭く場合は高圧用のホース、スプレーガンを使用する。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)で、
もし高圧(200kg/c㎡以上)で吹く場合には、ホース、スプレーガンも高圧用のものを使用するようにしましょう。
こちらも不適切な選択が仕上がりにムラを出す原因となります。
4,一定速度で吹き付ける
スプレー塗装の基本ではありますが、
一定速度で一定の方向に向かって吹き付けを行う必要があります。
同等の量を同じスピードで拭くことで、均一に吹くことができるためです。
5,適切な吹き付け距離を保つ
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)をする際には、
30~40cmほどから吹き付けることが重要となっています。
近すぎると液ダレする可能性もありますし、遠いとうまく塗膜が厚くならないためこれは守りましょう。
エアレス塗装(エアレススプレー塗装)についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装や屋根塗装使用されることがあるエアレス塗装(エアレススプレー塗装)についてご紹介していきました。
最後に本記事の内容をまとめていきたいと思います。
- エアレス塗装(エアレススプレー塗装)は、空気を使用しない塗装方法。
- 空気の代わりの装置を使って塗料に圧力を加えて塗装する工法。
- エアスプレー塗装と比べて、飛散しづらかったり、厚塗りがしやすいというメリットがある。
- 使用用途によっては、メリット・デメリットが大きく反映する。
いかがだったでしょうか?
今回は、外壁塗装や屋根塗装でも使用されることがあるエアレス塗装(エアレススプレー塗装)についてご紹介しましたが、
最後までしっかりとチェックしていただけましたか?
あまり聞き慣れないかもしれませんが、
実は空気を使用しないで塗装できる工法があったのです。
と言っても、この業界にいないとどちらでも構いませんよね。
しかしながら、
恐らく一般的なのが空気を使った塗装だと思いますので、
こう言った工法もあるよぐらいに思っていただければ良いのかなと思います。
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