屋根にドーマーを付ける際の費用とは!?メリット＆デメリットも解説
屋根にドーマーをつけたいと思った事はありませんか？
しかし、費用がどのくらいかかるのか分からないと思います。
また、メリットやデメリットなどを知らないと工事後にまさかのトラブルに見舞われることも！？
本ページでは、ドーマーについて詳しく解説していきます。
・屋根のドーマーとは何かについて
・屋根ドーマーの費用相場について
・屋根にドーマーを付けるメリット＆デメリットについて
ドーマーとは？
あなたは、「ドーマー」と聞いてどのようなものを想像しますか？
建築業界において、どのような事を指すと思いますか？
まず、簡単に説明すると以下のようになります。
屋根に小さな空間をもうけて、そこに窓などを設置したもの。
主には、採光を目的として用いられる事が多いです。
上記の画像がドーマーになります。
ドーマーの設置で欧米風のお家にまる代わり！？
先ほどの説明でよくわからなかったという方もいるはず。
そのような方に分かりやすく説明するとしたら、
「屋根の上に小さな三角形の窓付きの屋根が存在する」と考えてくださいと説明すると思います。
画像を見たほとんどの方が「あ〜なるほど」と言われます。
現在、あまり見ることはないものの、
一昔前の映画などでは目にすることも多かった外国風のお家です。
このドーマーを屋根に取り付けることで、
外国風な少しおしゃれな雰囲気のお家に変身する事ができちゃいます！
ドーマーを屋根に付ける場合の費用相場について
もし、今あなたがお住いのお家の屋根にドーマーを付けるか迷っているという場合、
まず初めに気になるのはやはり「費用」面だと思います。
一体どのくらいの費用が相場となるのでしょうか？
ここでは、設置費用と撤去費用をご紹介したいと思います。
ドーマーの設置費用相場
| ドーマーの設置（後付け） | 約400,000円〜 |
|---|
ドーマーを設置する場合、おおよそ400,000円〜程度の費用がかかると御考え下さい。
これには設置料だけでなく、足場の設置料なども含まれるのでご注意ください。
ドーマーの撤去費用相場
| ドーマーの撤去 | 約200,000円〜 |
|---|
ドーマーを撤去したいとご検討中の方もいるかと思います。
大体の撤去費用は、約200,000円〜となる事が多いです。
屋根材によって費用は異なるもののおおよそはこの程度は最低でもかかると思っていた方が良いでしょう。
ドーマーの修理費用を無料で行える場合がある？
仮に現在、屋根に設置したドーマーが破損していたり、損傷している場合すぐに補修が必要となります。
しかし、先ほどのように補修工事であっても高くつく場合が多いです。
ですが、場合によっては０円で補修工事が行える可能性があります！
それは、「風災保証」です。
一般的に住宅で加入する火災保険の特約には風災補償がついています。
もし、ドーマーの破損が風災によるものだと認められれば、無償で補修できる場合があります。
是非、火災保険に加入されている方は一度問い合わせてみてください。
ドーマーのメリットとは？
屋根にドーマーを取り付けることでどのようなメリットが発生すると思いますか？
まずは、設置することでどういった利点があるのかを解説していきたいと思います。
1,光をお家の中に取り込むができる（採光）
ドーマーを設置するメリットの一つとして、主に「採光」が挙げられます。
こちらは、通常は全てを塞いでしまう屋根に小窓ができることで、
多くの光をお家の中に取り込む事ができるというもの。
たくさんの光が入ることで、家の中が明るくなるのが特徴です。
2,通気性が高まる
屋根裏は、もともと湿度が高くなりがちで、湿気がたまりやすい場所です。
しかし、開閉ができる小窓がついているドーマーであれば、
昼間は開けておく事ができるので、屋根裏の寒気が可能となります。
これらによって、通気口が確保されて、湿気が溜まりにくくなるというメリットがあります。
3,外観のデザイン性が向上
ドーマーのメリットとしては、やはりのそのデザイン性でしょう。
普通のお家と差別化したい、オシャレな家にしたいという方にオススメです。
一つでも設置されているだけで、グンと周りよりオシャレな雰囲気を出す事ができます。
ドーマーのデメリットとは？
先ほどは、ドーマーを屋根に取り付ける際のメリットをご紹介しました。
しかし、どんなに優れているものでも必ずデメリットは存在します。
次は、悪い点についてご紹介していきたいと思います。
1,雨漏りの可能性が高まる
屋根にドーマーを取り付けることで、雨漏りの危険性が高まるというのは大きなデメリットになります。
というのも、屋根の中に小さな屋根（小窓あり）を設けることで、
雨水が侵入しやすい形態になってしまうのが原因です。
しっかりと雨仕舞いされていたとしても、その危険性は低くいとは言えません。
2,掃除や手入れが大変
ドーマーは屋根に設置されているため、当然ながら掃除などの手入れが大変になります。
内側はなんとかなったとしても、外側に関しては、
屋根に登らないと作業ができない事もあるので、結構大変な作業となります。
3,メンテナンス費用が高い
ドーマーは、メンテナンスの費用が高いというのもまたデメリットの一つになります。
これは、複雑な形態となっているほか、しっかりとした施工実績のある業者がまだ少ないのが原因です。
補修時にきちんと工事が行われないと、雨漏りなどのリスクが高まります。
4,屋内の温度が上がりやすい
ドーマーを設置している場合、小窓から光が入るのがメリットではあるものの、
夏季などは、室内の温度が上昇しやすくなってしまい、
とても暑くなってしまうのがデメリットになってしまいます。
地域によってはとても暑くなる事もあるので事前の対策が必要になってきます。
5,太陽光パネルの設置が難しい
ドーマーが屋根に設置されている場合、
通常時より、屋根の面積が狭く、また複雑な形態となってしまいます。
そのため、後から太陽光パネルを設置したいと思っても、邪魔になってしまう可能性があります。
後にソーラーパネルを設置するかもしれないと思った際には一度再検討するのがベストです。
屋根のドーマーについてまとめ
本ページでは、屋根のドーマーについて解説させていただきました。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ここまで長い間、お疲れ様でした。
本記事をご覧になる前にドーマーについて疑問を抱いていた方、
そして分からない事があったという方は少しでも解決できましたか？
外観をオシャレにしたいと言い気持ちはとてもわかりますが、
それ以上に長年住むことを考慮して、どのようなメリットがあるのか、
そしてデメリットがあるのかは事前に把握しておく事が大切です。
費用面ももちろん大事ですが、
悪い点を把握しておくことで、後々思わぬトラブルを発生させない事ができるかもしれません、
まずは、信頼できるプロに相談して慎重に決定してください。
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