外壁塗料「ラピス」の特徴とは!?メリットとデメリットをご紹介
外壁塗装で使用される塗料「ラピス」ってどんなものかご存知ですか？
９つの特徴を持つ素晴らしい機能性のラピスについて、そして採用することで得られるメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
現在、塗料「ラピス」を使用するかどうか迷っているという方は必見の内容となっています。
・塗料「ラピス」の９つの特徴について
・ラピス塗料のメリット＆デメリットについて
・ラピス塗料の耐用年数と費用相場について
・ラピス塗料を外壁塗装で採用する際の注意点
ラピスってどんな塗料？
外壁塗装を初めて行うという方、これから検討する方、そして既に何回か行ったことがある方の中で、
「ラピス」塗料をご存知の方ってどれくらいいるでしょうか？
恐らく、ほとんどの方がよく知らない、聞いたこともないでしょう。
これからこの塗料について詳しく解説していくわけですが、まずはどのような塗料なのか知ることから始めていきましょう！
ラピスはトップグレードの塗料です
外壁塗装で使用される「ラピス」塗料は、
高品質の自然石調セラミックを使用したトップグレードの塗料です。
セラミック系の塗料の中でも、その耐久性や意匠性などが評価されている高機能の塗料となっています。
ラピス塗料の特徴から見るメリットについて
ラピスがどのような塗料なのかは、なんとなくご理解して頂け始めたと思います。
しかし、実際にどのような特徴があるのでしょうか？
また、採用することで得られるメリットや長所とは？
これから、ラピス塗料の特徴９つをご紹介していきます。
ここで紹介するものがそのままメリットだと思っていただいて結構です。
1,意匠性
まず、一つ目のラピス塗料の特徴は「意匠性」です。
自然石と無機質骨材を使用していることから、多彩な発色と立体感を実現できます。
また、外壁塗装で使用することで高級感を演出できるだけでなく、経年劣化による変色などが見られないです。
2,耐久性
ラピス塗料はとても高い耐久性があることで知られています。
特に、経年劣化による変色やひび割れなどが起きづらいと言われています。
そのため、とても優れた耐久性・耐候性が期待できますので、外壁塗装で使用することで得られるメリットは他の塗料と比較しても大きいと言えるでしょう。
3,断熱性
耐久性と合わせてラピス塗料は「断熱性」にも優れています。
無機質骨材は、熱伝導率が低くいため、断熱性も高いと言えるでしょう。
一般的な塗料と比較しても、夏は涼しく、冬は暖かい、快適なお家を実現することができます。
4,防水性・通気性
また、ラピス塗料は高い「防水性」と「通気性」を持っていることでも知られています。
防水効果が高いため、内部に水分を溜めず、通気性もあるので住居の保護が期待できます。
5,弾力性
ラピス塗料は、「弾力性」があるので、外壁材の歪みなどに追従することが可能なので、
ひび割れなどが一般的な塗料に比べて発生しづらいという効果が期待できます。
6,撥水効果
また、高い「撥水効果」も持ち合わせていますので、雨などが降れば雨水と一緒に汚れを落としてくれます。
ちょっとした汚れであれば、水で洗い流せますので、常に綺麗に保つことも可能です。
7,防火性
また、ラピス塗料の主な成分がセラミック素材となっていることから、
防火性にも優れており、一般の塗料に比べて燃えづらいです。
8,防カビ性
ラピス塗料は、防カビ性にも優れています。
外壁をカビなどから守ってくれますので、一般的な塗料に比べても外壁の劣化を防ぐ事を期待できます。
9,ファンデーション効果
また、厚膜塗膜によってひび割れなどを防いでくれます。
ファンデーションのような効果を期待できます。
ラピス塗料のデメリットとは？
ここまで、ラピス塗料の特徴と採用する事で得られるメリットについてご紹介してきました。
では、実際に使用すると起こるデメリットなどはあるのでしょうか？
基本的にはどんな塗料であっても必ず、メリットとデメリットが存在します。
これから、ラピスのデメリットについてご紹介していきたいと思います。
1,ラピス塗料の費用相場（単価）が高額
ここまでご覧になってきた方の中には、ラピス塗料を採用しようと心に決めた方もいるかもしれません。
しかし、それは少しだけ待ってください。
まずは、どれだけの費用がかかるのか知りましょう。
メーカー参考価格によると、
ラピス塗料の単価は、7,300円〜12,000円/m2となっています。
一般的な塗料であるシリコン系塗料：2,500～3,500円/㎡と比べても２倍ないし３倍程度の価格帯となっていますので、かなり高額だと言えるでしょう。
2,実績のある業者が少ない
また、ラピス塗料は少し特殊な塗料という事で実際に使用して施工した実績がある業者が少ないのも現状です。
そのため、仮に一度も実績がないような業者ですと断られる場合や、
塗装段階で施工不良を起こす可能性があります。（下地処理をしっかり行わないなど）
実際に、採用する場合は実績がある業者を探す事が大切です。
ラピス塗料の耐用年数が30年って本当？
外壁塗装の業者に現地調査や見積もりを出してもらった際に、
「耐用年数が30年」と言われた方いますか？
ネット上でも30年もつ塗料として検索されている方がいらっしゃるようです。
この質問の答えとして、先に結論を言います。
「30年もつ塗料はありません」
そもそも外壁塗装は10年に1度のメンテナンスをした方が良いと言われています。
中には10年以上の耐用年数がメーカーから発表されている塗料もありますが、
30年も持つ塗料は現時点では存在していないでしょう。
メーカーもラピス塗料の耐用年数が30年とは言っていない
ラピス塗料を販売しているメーカーのHPを見てみても、はっきりとした耐用年数の記載はありません。
つまり、30年間も耐久する塗料という保証はありません。
もちろん一般的な塗料と比較すると、高い耐久性は誇っていますが、
実際のところの耐用年数はそこまでいかないでしょう。
外壁塗装でラピス塗料を採用する上での注意点
ここまでラピス塗料について詳しく解説させて頂きました。
実際に使用するかどうかは、あくまであなたの判断です。
しかし、もし採用するとなった場合に注意しておきたい点をまとめてみましたので是非チェックください。
1,悪徳業者には気をつけよう
先ほどもご紹介した通り、ラピス塗料が30年も持つ塗料だと言って無理やり高額な見積もりで契約しようとする業者がいるようです。
特に、訪問にきた営業さんなどで巧みなセールストークで、強引な契約を取ろうとする方もいるみたいです。
業者というだけで、信じてしまう方も多い業界ですので、
まずは、しっかりとした見積となっているのか確認するなどした方が良いと思います。
場合によっては、何社か見積もりに出してみるのも良いかもしれません。
2,経験ある職人さんがいる業者を選ぼう
デメリットでもリットでもご紹介した通り、実際にラピス塗料を使用して施工できる業者がまだ多くありません。
過去にちゃんとした実績を持っている業者ではない場合、
もしかしたら施工後すぐに施工不良による影響が出る可能性があります。
必ず、事前に実績があるのかを確認しておきましょう。
外壁塗装におけるラピス塗料についてまとめ
今回は、外壁塗装で使用されるラピス塗料についてご紹介させて頂きました。
ここまで長い間、ご覧いただきましてありがとうございました。
お疲れだと思いますので、ここら辺でコーヒーブレイクでもしてくださいね。
本記事では、ラピス塗料がどのような特徴があるのかをご紹介して、
メリットとデメリットを解説させて頂きました。
外壁塗装では様々な効果がある塗料が何種類も存在します。
ラピス塗料はその中でもとりわけ、耐久性が高い塗料として知られるものです。
メリットだけをみればとても魅力的な塗料ではありますが、
必ず、デメリットなどを確認して本当に採用する必要があるかどうかを検討してください。
費用面でもしっかりと検討しないと、トータルコストが高くなる場合があります。
また、信頼できる業者・実績のある業者にお願いすることも失敗を防ぐ方法です。
是非、業者選びの段階から入念に行ってくださいね。
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▼外壁塗装の見積もり時に注意しておきたいチェックポイントとは?
▼外壁塗装の費用相場ってどのくらい!?事前に知っておきたいポイント
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