外壁塗装の見積もり時に注意しておきたいチェックポイントとは?
外壁塗装をいざしよう!と決めて、見積もりを出そうにも、どうしたら良いのかわからない・・・・
悪徳業者に騙されそうでなんか怖い・・・・
このようなお客様が実際に多く、よくご相談を受けます。
見積もりの時点でいくつか注意しておきたいポイントがありますので、こちらを知っておくだけでも安心して外壁塗装を行うことができます。
外壁塗装の見積もりにはどのような事が記載されてるの?
まず、外壁塗装をしようと決めたならば、最初にやることは業者に頼んで見積もりを出すということ。
そして、この見積書の作成の方法だけで、悪徳業者かどうかの判断をすることができます。
では、実際にどのようなことが見積書には記載されているのでしょうか?
見積書には、
業者によって各項目の記載方法(呼び方)が異なることもありますが、
概ね、「足場」、「養生」、「高圧洗浄」、「下地処理」、「下塗り」、「飛散防止シート」、「使用する塗料」などが記載されており、
これらの名目ごとに細かく金額と面積などが記載されています。
■外壁塗装の見積もり記載内容について
①使用する資材など
②工程内容
③面積
④その他
見積もり書を出すまでの流れ
通常、見積もりを出すまでに、現地調査と呼ばれる実態調査を業者が行います。
この時、塗装面積などを計算するために詳細に調査を行い、その後見積書として塗装する内容が明かされます。
流れをまとめると、
①見積もり依頼
②現地調査
③見積書の提出
となります。
■外壁塗装の見積もり書を出す流れ
①見積もり依頼を業者にお願いする
②業者が実際に、お家に現地調査にくる
③調査結果を元に業者が見積書を提出
外壁塗装の見積もり費用はどのくらい!?
外壁塗装でかかってしまう費用というのは大きく分けて、4つとなります。
1つ目は、塗料や飛散防止シート、養生シートなどの資材費となります。
2つ目は、塗装を行う職人さんたちの人件費です。
3つ目は、塗装時に必須の足場の建設費用です。
そして、4つ目はその他費用となります。
これらを細かく細分化し、見積書に記載してあります。
そして、一般的にかかる費用相場としては、100万円前後~150万円程だと言われています。(30坪〜50坪/屋根塗装含む)
しかし、費用に関しては使用する塗料や面積、業者によってまちまちとなっており、
必ずしも、この金額内で収まるわけではありません。
これよりもっと安くできる場合もありますし、高い場合もあります。
■外壁塗装の見積もり金額の相場は?
一般的に100万円前後~150万円程度。
(※使用塗料や面積、業者、家の劣化状況などによって変化あり)
外壁塗装の見積もり時に注意しておきたいポイントとは?
外壁塗装の見積もり書にどのような事が記載されているかご理解できたと思います。
では、実際にどのようなポイントをおさえておけば悪徳業者に騙されなくて済むのかご説明していきます。
ここで注意しておきたいポイントは、大きく分けて3つのチェックポイントをご紹介します。
少しでも安心安全な工事を行っていただくために、是非一緒に学んでいきましょう。
その1,見積もり金額が高すぎないか?
先ほど、一般的な外壁塗装の費用相場が100万前後〜150万円程度ということをご説明しました。
上記の金額はあくまで目安であり、一般的な相場とされていますが、
これよりはるかに高い金額で見積もりが出てきた場合は注意が必要かもしれません。
基本的に、30坪の戸建ての場合外壁塗装だけであれば100万円前後。
屋根塗装を含んでも150万円程度となる場合が多いです。
もし仮に200万円前後という金額が同じような坪数で見積もりとして上がってきた場合には、
少し注意して見た方が良いかもしれません。
悪徳業者になると、塗料の単価が通常よりも高くなっている場合などがあります。
悪徳業者の場合、見積もり書も適当に記載している事が多く、
大雑把に書かれており、細分化されていないということもあります。
この場合、何にいくらかかっているのか分かりづらいことがありますので、さらに注意深くチェックする費用があります。
その2,見積もり内容が一式でまとめられていないか?
少し前に、外壁塗装の見積もり書にはどのような事が記載されているのかをご説明しました。
つまり、細かく名目を分けて、いくらかかっているのか、塗装する面積はどのくらいなのかを記載する必要があります。
仮に、これらの記載がなかった場合、お客様はよくわからないまま工事が終了してしまいます。
自分のお家なのに、わからない施工内容ってどうなんですかね?
悪徳業者の場合、細かい名目などは飛ばし一式という施工内容で金額を出してくる事があります。
また、面積もキリが良い数字になっていたりします。
しかし、実際の家で面積を測ってみると、キリが良い数字になることなんてほぼありません。
ということは、つまりしっかり現地調査の段階で測っていないということになります。
実際に、上記のように「外壁塗装工事一式」や「下地処理一式」などといったような記載方法で、
見積もり書が提出された場合には、よく注意してください。
その3,大幅な値引きキャンペーンや安すぎる業者に注意
よくネットなどでも見かけますが、大幅な値引きキャンペーンなどを行っている業者は要注意です。
例えば、一括セット割引70万円や、見積もり金額から30万円値引きキャンペーンなど。
特に、一括セットになっているパターンは特に注意が必要です。
一括セットになっている場合は、どのような施工内容になるのか、わかったものではありません。
また、大幅な値引きキャンペーンに関して同様、値引きで安く見せるために、
その他の金額を通常より釣り上げている場合があります。
上記のようにあまりに安すぎる見積もり金額を提示してくる業者は、安くするために大事な塗装工程を省いたりし、
工事後の仕上がりが悪く、数年後にすぐに塗り替えなんて事になることもあります。
どうしても予算内で収めたいという気持ちは分かりますが、
平均相場内で、しっかり見積もり内容を提示してくれる業者に注文するのがお家を長持ちさせるために必須となります。
■外壁塗装の見積もり時の注意ポイント
①見積もり金額が相場よりかけ離れて高すぎないか?
②見積もり内容が一式にまとめられていないか?
③値引きキャンペーンや安すぎる見積もり金額ではないか?
見積もりはたくさんお願いした方が良いの?
お客様に「見積もりはいくつの業者に出せば良いのかしら?」
「すでに、ここで5社目になります」なんて言われることもしばしば・・・
ただ、皆さん大概同じなんですが、結局どこすれば良いのかとても迷ってしまうという事。
現在、外壁塗装業者を紹介するサイトが沢山存在し、
多くがいくつか見積もりを出してみる事が大事と言っています。
確かに、紹介される業者がどのようなところか分かりませんから、
いくつか出してみるのもアリだと思います。
ただ、私共が思っているのは、結局悩むぐらいならそんなに沢山依頼しなくても・・・・と。
実際、外壁塗装業者の見積もり依頼は、無料でやってくれるところがほとんどです。
ただ見積もりを出す前に、現地調査に向かうなど、少なからず経費がかかってしまいます。
もちろん、見積もりしたからといって、必ずしもお願いする必要はありません。
ただ、業者も経費をかけて、やってくれています。
その事を少しでも頭に入れていただき、見積もり依頼をして頂き、1社〜3社程度に抑えて、
その中で決定するのがベストかなと思います。
外壁塗装フォーラムでは、このようなご相談にも乗っております。
是非、現在、お見積もりでお悩みでしたら気軽にご連絡ください!
外壁塗装を安心に行うために
外壁塗装を行う上で、騙されないために重要なことは見積もり書から読み取れることも多いです。
ここでご説明したことを知識として頭に入れておくことで、実際に業者に見積もりをお願いした時に、
その業者がしっかりしたところなのか、判断する材料になると思います。
素人は騙されやすい、だからこそ知識を少しでも入れておくことが安心できる外壁塗装に繋がります。
ただ、これら以外にも現地調査に来た業者の人柄や、調査の仕方、話し方など、
よく見ておきたい点はこのほかにも幾つかあります。
今回は、見積もり書で注意しておきたいチェックポイントということで、ご紹介させていただきましたが、
悪徳業者に騙されないために、必要なことは様々なところをチェックするということ。
やはり、優良な業者と比較してもおかしな点がたくさんあったりします。
最低限、今回ご紹介したチェックポイントは確認しておきましょう。
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