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2021年6月9日 20:30

アスベストの屋根塗装は危険!?見分け方や対処方法について

アスベストの屋根塗装は危険!?見分け方や対処方法について

「アスベストが含まれている屋根の塗装って行っても大丈夫なの?」
「自宅の屋根が対象となっているのかどうか気になる」
このような疑問をお持ちの方に向けて、アスベスト入りのスレート屋根の見分け方や対処方法について解説していきたいと思います。
また、塗装を行う際の危険性などについてもご紹介しています。

本記事で分かること

・アスベスト入りのスレート屋根の塗装やリフォームをする際には注意が必要
・アスベスト屋根は、屋根材を調べるか建設時期、業者に確認してもらうかで見分ける
・リフォームをする際には、葺き替えやカバー工法が用いられる

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アスベストとは?

アスベストとは?

あなたは「アスベスト」とはどのようなものかご存知でしょうか?
社会問題となっていることで、「人体に悪影響がある」というイメージを持っている方も多いとは思います。
しかしながら、実際にはどのような影響があるのかをよく理解していない方も多いでしょう。

まずは、アスベストがどのようなものなのかを知った上で、
屋根材に使用されている事がどれくらい危険なのかをご紹介していきたいと思います。

アスベストは、「石綿(せきめん・いしわた)」なんて呼ばれ方もされており、
天然の繊維状けい酸塩鉱物の事を言います。

アスベストが原因で発症する病気について

アスベストが原因となって、発症する可能性があるとされている病気を一覧にしてみました。

病気 説明など
石綿(アスベスト)肺 肺が線維化してしまう肺線維症(じん肺)の一種。
アスベストの粉瘤を10年以上吸ってしまった労働者などに多く、
15~20年という潜伏期間があります。
肺がん アスベストが原因として発症するかどうかのメカニズムがまだ十分に解明されていないが、
発症するリスクは少なからずあるとされています。
悪性中皮腫 胸膜、腹膜、心膜等にできる悪性の腫瘍のこと。
潜伏期間は20~50年で、比較的若い時期に吸い込むことで発症する事が多いとされています。

どれくらいのアスベストを吸い込むと病気になるのか

実際に、アスベストが人体に悪影響があるというのは判明していますが、
その吸い込む量については、まだ詳しいことは解明されていないようです。
ただし、ちょっと吸い込んだだけで発症するものではなく、長期渡ってまたは大量に吸い込む事で発症する可能性があります。

住宅では吹き付けや屋根材に使用されている

実は、アスベストは割と身近な場所にも沢山あったりします。
古いお家や使用されている材料などにもよりますが、
建物においては、「吹き付け」および「屋根材」、「壁材」、「天井材」などに使用されている事があります。

吹き付けの場合には、
繊維が浮遊する可能性があり、これを吸い込む可能性があるため危険ですが、
屋根材などの場合には、ほとんどの場合にて人体にそこまで大きな影響はないとされています。

アスベストについて詳しいことは厚生労働省のページにて確認できます。

アスベスト含有の屋根の見分け方について

アスベスト含有の屋根の見分け方について

ここまで読んてくださった方の中には、「うちの屋根はアスベストが含まれているのか?」と
少し心配になったのではないでしょうか?
ここではそんな疑問をお持ちの方に向けて簡単な見分け方をご紹介したいと思います。
あくまで簡易的な方法ですので、しっかりと調べるには業者に調査を依頼してください。

見分け方一覧

  • 屋根材から調べる
  • 建築年数から調べる
  • 業者に調査してもらう

屋根材から調べる

あなたのお家の屋根材は一体どのようなものなのかを調べることはできますか?
例えば、新築で購入した場合には設計図であったり、中古購入の場合には不動産会社に
聞くなどすることで、知る事ができるでしょう。

使われている屋根材がわかれば、
基本的にはアスベストが含まれているかどうかはわかるかと思います。

ネット上でもスレート屋根にアスベストが含有されている商品を
検索する事が可能となっているので、屋根材がわかれば比較的容易に見分ける事ができるでしょう。

建築年数から調べる

この方法は、あくまで参考程度にお考えください。
今、住まれているお家がいつ建築されたのかをまずはお調べください。
もし、建築された年代が2004年以降であれば、もしかしたらアスベストが含まれていない屋根材かもしれません。

というのも、
これまでアスベスト入りの屋根が主流でしたが、」
2004年に「石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止」となったためです。

したがって、
2004年以降になると、住宅用のアスベスト入りの屋根材が流通する事が
ほとんどなくなったので、使われていない可能性が高いという事です。

とはいえ、
必ずしも「使われていないという判断はできない」ため、
安易に考えるのもあまり良いとは言えないです。

業者に調査してもらう

「自分で見分ける方法をもとに、調べてみたけど不安」
「2004年ごろに建築された家に住んでいるからよくわからない」
このような方は、素直に塗装会社に調査を依頼するのが良いでしょう。

多かれ少なかれ、
屋根塗装は必要ですし、アスベスト入りの場合にはリフォーム作業も必要になると思います。
実際にどうなのかの判断も含めて、業者に現地調査に来てもらう方が無難でしょう。

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アスベストを含む代表的な屋根材について

アスベストを含む代表的な屋根材について

アスベストが含有されている代表的なスレート屋根をご紹介したいと思います。
とは言え、スレート屋根は見分けるのが中々難しく、
似ているものも多いので、確認には容易なものではありません。
ここでご紹介するのはあくまで代表的な一例と捉えて頂ければと思います。

旧クボタ「アーバニー」

これまでスレート屋根を製造していた大手メーカーの一つ旧クボタ(現在はケイミュー)が
販売していたアスベスト入りのスレート屋根「アーバニー」などがあります。
こちらは、1982〜1994年までの期間に製造・販売されていました。

旧セキスイルーフテック「かわらU」

クボタと同様にスレート屋根の販売メーカーとして大手の旧セキスイルーフテック(現在は積水屋根システム株式会社)が
販売していたアスベスト入りのスレート屋根「かわらU」があります。
こちらは、1975〜1990年までの期間に製造・販売されていたものです。

1990年以降は、
ノンアスベストである「セキスイかわらU」が発売となっています。

アスベスト入りの屋根材の時の対処方法

アスベスト入りの屋根材の時の対処方法

もし、自宅の屋根がアスベスト入りのスレート屋根を採用している場合には、
基本的には「葺き替え」か「カバー工法」によって、対処するのがベストでしょう。
もちろん、そのままでも特に問題は起きないと思いますが、塗装は色々と問題が起きやすいため、
上記のどちらかの方法でリフォームを行う事で、対処する事ができるかと思います。

葺き替え

葺き替えとは、
既存の屋根材(アスベスト含有)を撤去してしまって、
新しい屋根材を設置する工法になります。

工事の時には、
最善の注意を払う必要がありますし、費用もかさみますが、
長いスパンで見た時には、こちらで対応するのがベストかと思います。

今後もアスベストで悩むくらいなら、
いっそのこと、葺き替えをしてしまった方が良いと思います。

カバー工法

カバー工法とは、
既存の屋根材の上から別の素材で覆ってしまう工法になります。
一時的な対処方法としては有効ですが、結果的にはアスベストの屋根材を覆っているだけです。

再び、メンテナンスの時期になった時の事を考えると、
費用面などでもあまりベストな選択肢とは言えないかもしれません。

ただし、
メリットとしては、施工費用が安く、後期も比較的短いので、
一時凌ぎで良いという場合には有効な工法でしょう。

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アスベスト屋根の塗装の危険性について

アスベスト屋根の塗装の危険性について

アスベストを含むスレート屋根を塗装するのって危険なの!?
塗装会社の多くは、恐らく塗装という選択をしないと思います。
次は、どうして屋根塗装がリスクがあるのかについてご紹介していきたいと思います。

アスベストの粉塵が飛散する可能性

屋根塗装をする際に、高圧洗浄を行って汚れをきれいに落とす必要があります。
これは、塗膜をしっかりと密着させるためにも必要な作業です。

しかしながら、
アスベストを含むスレート屋根に高圧洗浄を行うと、
水の威力によって、表面を削ってしまって、アスベストの粉塵が浮遊してしまう恐れがあるのです。

もちろん、
高圧洗浄をする際に、水を使用して、なるべくは浮遊しないように配慮しますが、
どうしても、防ぎきれない部分もあると思います。

業者の中には、
高圧洗浄で浮遊したくらいでは、悪影響はないと言いますが、
やはり、作業者・居住者・近隣住民のことを考えるとベストな方法ではないと言えるでしょう。

以上のことから、
アスベストを含むスレート屋根の場合、塗装をお勧めできないのです。

ノンアスベストの屋根材の問題点

ノンアスベストの屋根材の問題点

アスベスト屋根の製造・販売が禁止となってからは、
各メーカーがノンアスベストのスレート屋根を販売しています。
もちろん、現在も主流は上記の屋根材になります。
しかしながら、様々な問題も発生しており、不安が残る形となっています。

耐久性の問題

元々、アスベストが屋根材に使用されていた経緯としては、
耐久性の高さが故でした。
そのため、石綿を使っていないスレート屋根では、比較すると耐久性がかなり異なります。

その証拠に、
ノンアスベストの屋根材の場合、10年前後を目処に劣化が目立ちます。
また、ひび割れや剥がれなども多数報告されています。

問題点として取り上げられる事が多いのは、

・セキスイかわらU
・ニチハ パミール

上記の屋根材については、
事故などが発生しており、問題点が多いとされています。
パミールについては、当サイトでも取り上げていますので、気になる方はチェックください。

現在の屋根材はそこまで酷くない

問題視されているノンアスベストの屋根材は、
2004年以降にメインで製造・販売されていたものが多いです。
しかしながら、現在流通している物に関しては、そこまで耐久性がひどいわけではありません。

とは言え、
アスベストを含有しているスレート屋根と比較すると、
当然ですが、耐久性では劣ります。

それでも、問題が起きづらいのは、
やはり、研究とテストを重ねた上で、改良されてきた証拠です。
定期的な屋根塗装を行う事で、この劣化も防ぐ事ができます。

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アスベスト屋根のDIY撤去は絶対にダメ

アスベスト屋根のDIY撤去は絶対にダメ

アスベストを含んでいる屋根だと判明したけれども、
費用もかかるし、今までも自分でやってきたからという理由で、
DIYで撤去したりするのは絶対にやめてください。

業者であっても、
撤去や解体するのに、最善の注意を払うだけでなく、
作業員も吸い込んでしまう危険性があるため、実績のある方が担います。

そのような重要な作業を素人が行なってしまうと、
誤って、アスベストの粉塵を大量に吸い込んでしまう可能性があります。

上記のことからも、
DIYでやろうとは考えずに、必ず業者に依頼して対処してもらうようにしてください。

アスベスト入りの屋根の塗装の危険性についてまとめ

アスベスト入りの屋根の塗装の危険性についてまとめ

本ページでは、
アスベスト入りのスレート屋根の塗装の危険性について、
そして、見分け方や対処方法などについて簡単に触れていきました。
最後に今回のまとめ見ていきましょう。

まとめ

  • アスベストは人体に悪影響がある物質
  • アスベストが含まれているスレート屋根は昔は主流だった
  • アスベスト入りの屋根の場合、葺き替えかカバー工法で対処する
  • 見分け方は難しく、素人では判断するのが困難
  • 調査や対処も含めて業者に依頼するのがベスト
  • ノンアスベスト屋根であっても、問題点は多々ある

いかがだったでしょうか?
この記事をご覧になっている方は、「うちはアスベスト屋根かどうか気になっている」か
「アスベスト入りの屋根の対処に困っている」のどちらかでお悩みの方でしょう。

もし、既に判明しているのであれば、
まずは、業者に相談して見る事がおすすめです。
対処のオススメは、やはり「葺き替え」しかないと思います。

もし、今何かアスベストのスレート屋根でお悩みで、
業者選びにも困っているようでしたら、我々に一度ご相談ください!!


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この記事を執筆した著者:外壁塗装フォーラム

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