外壁塗装とインコの関係性とは!?影響や危険性について解説
外壁塗装をこれから実施するという方や検討中の方でインコを飼っているという方は要注意です。
もし、そのまま何も対策を行わずに施工が始まってしまうと危険かもしれません。
本ページでは、今インコを飼われている方に向けて、外壁塗装中の影響や危険性について解説していきたいと思います。
・外壁塗装がインコに与える影響と危険性について
・インコを飼っている場合に外壁塗装をする際の注意点と対策について
外壁塗装がインコに与える影響とは!?
現在、戸建てにお住いの方は約10年に1度は外壁塗装や屋根塗装を行うことになります。
全ての方が10年に1度行うわけではなく、20年に一度、数年に一度と、
様々な方がいらっしゃることでしょう。
しかしながら、基本的には10年に1度行うのが最適だと言われています。
また、マンションにお住いの方にとっては、
戸建てじゃないし、管理費から定期的に勝手に行ってくれるので、
あまり意識したことがないという方もいることでしょう。
外壁塗装や屋根塗装というのは、
頻繁に行うものでもありませんし、ましてはマンションなどの集合住宅の場合、
直接のやりとりが発生するわけでもないので、あまりピンと来ないのも無理はないでしょう。
しかし、仮にペットを飼うのが大丈夫なマンションにお住いの場合、
また、犬などはダメだけどもゲージで飼えるような生き物であればOKという
マンションなどにお住いの方には少しだけ気にしていただきたいことがあります。
もちろん、戸建てにお住いの方にも言えることです。
今回は、主に「インコを飼っている」という方に向けて、
外壁塗装がどのような影響を与える可能性があるのかについてご紹介したいと思います。
外壁塗装の塗料の匂いでインコの体調が悪化する可能性
外壁塗装を行う際には、
塗料を使用するという事ぐらいはご理解頂いている事かと思います。
問題なのは、この塗料にあります。
外壁塗装や屋根塗装で使用される塗料には、
主に「油性塗料」と「水性塗料」の2種類が存在します。
前者は、昔は一般的であった種類となり、シンナー臭がすることでも知られています。
後者は現在使用される機会が増えてきている種類で、匂いや悪影響があまりないとされている塗料になります。
インコにとって重大な悪影響がある可能性があるのは、
このうち「油性塗料」に分類される塗料になります。
何故、悪い影響が起こるのかというとそれは「シンナー臭」が原因となります。
人間にとっても嫌な匂いだと感じるこのシンナー臭ですが、
インコにとってもそれは同じであり、さらに体の小さい生き物にとっては、
体調に変化を及ぼすレベルになってしまいます。
インコが外壁塗装で亡くなった事例も
もしかしたら人によっては「たかが外壁塗装ぐらいで」なんて思われる方もいるかもしれませんが、
実は、過去にはインコが外壁塗装の影響によって、
亡くなってしまったなんていう事例も報告されています。
インコにとっては、
人間以上にキツイ匂いに感じるシンナー臭。
外壁塗装が始まってから、すぐに体調が悪くなってしまい、すぐに病院に連れて行くも、
数日後には亡くなってしまったという事例があり、飼い主様の事を考えると心が痛いです。
上記のようなことから、
インコだけでなく、何かしらのペットを飼っているという方は、
外壁塗装を行う際には、十分に注意する必要があります。
インコ飼育中の外壁塗装の注意点について
仮に、数日後に外壁塗装の工事がスタートする予定だという方、
すでに工事がスタートしてしまっているという方、
また、これから工事を行う事を検討中の方で、インコを飼っているという方に注意していただきたい点をまとめてみました。
是非、参考にご覧ください。
業者にインコを飼育している事を相談する
まず、業者と契約をする時点で「インコを飼育している」事を話しておきましょう。
そうする事で、インコに悪影響が出ないような塗料を使う事を考えたり、
工事期間中の対処方法などについて話し合うことができると思います。
また、
業者に相談しておくことで、職人さんもかなり丁寧に慎重に工事を行うと思いますので、
事前に大切な事項として相談しておいてください。
優良業者なら、相談することでスムーズに工事を終えることができると思いますが、
仮に悪徳業者であった場合は注意が必要です。
もしかしたら、何も気にせずに工事を行ってしまう可能性があります。
もし、業者にインコを飼育している事を話しても、
なんの改善策や工事期間中に過ごし方などについて提案がなかった場合には、
悪徳業者である可能性も考えられるため、本契約前に別の業者にも一度相談してみてください。
工事期間中だけ家族の家などに住む
インコを飼育中の方が外壁塗装を行う場合に、
もっとも手っ取り早いのは別の家に住んで、自分のお家を空ける事です。
自分も一緒にインコと別の家に住んでしまえば、シンナー臭もしないですし問題はないでしょう。
ただし、
近くに親族の家がない場合やホテル代などを出費できない方などは、
こちらの対策を行えないので別の方法を考えた方が良いでしょう。
ペットホテルor知人に預ける
先ほどご紹介したように、別の家に工事期間中だけ住んだり、
ペットも一緒に泊まれるホテルに宿泊することが難しい場合には、
インコだけペットホテルに預けたり、知人に預けるという方法も取れるかと思います。
ペットホテルは費用はかかるものの、
安心・安全であり、こまめに状態をチェックすることもできますので、
ある意味、工事期間中だけであれば安心して生活することができるでしょう。
ただし、それなりの費用がかかるのでこちらを出せるかどうかが問題となってきます。
次に、
ペットホテルに預けることがどうしても難しい場合には、
近くに住んでいる知人や家族に預けて、一定期間だけ面倒見てもらうようにしましょう。
例えば、
塗装期間だけ預けるとかすれば、数日間だけとなりますので、
あまり迷惑をかけずに済むかもしれません。
とはいえ、やはり預けずらいと思われるかたや、
信頼しているとはいえ、預けることに不安を感じる方は、
ペットホテルに預ける事を最優先で検討してみてください。
外壁塗装をインコの関係性についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装におけるインコへの影響や危険性についてご紹介させていただきました。
では、まずは今回の概要をまとめてみます。
・インコは外壁塗装の塗料の匂いに敏感である
・外壁塗装の塗料のシンナー臭でインコの体調が悪化する可能性がある
・インコの飼育者は外壁塗装期間中は預けたり、別の場所で生活する事を検討する必要がある
上記のように、
もしインコを飼っているという方で、外壁塗装を検討している方は、
できれば預けたり、自分と一緒に別の場所に済む事を検討してみてください。
何かあってからでは遅い話です。
責任を業者に擦りつけたところで、
仮に亡くなってしまってはもう戻ってきません。
大事なペットであり家族でもあるインコを大切に思うのであれば、
是非、工事が始まる前に、何かしらの対策を取ってみてください。
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