外壁塗装工事の電気代っていくらぐらいかかる?誰が負担するの?
外壁塗装工事では、工具を使うこともあり、その際に電気代がかかる場合があります。
そもそも施工にかかる費用はもとより支払っているし含まれているものでしょう。
なんて考えている方も多いとは思いますが、実際にはどのようになっているのでしょうか？
本ページでは、そんな疑問をお持ちの方に向けて、外壁塗装工事にかかる「電気代」の費用がいくらぐらいなのか？
また支払い（負担）は誰なのかについてご紹介しています。
・外壁塗装の工事に必要な工具の使用にかかる電気代の費用は大した額ではない。
・電気代の負担は、施主様
・電気代以外にも負担する費用がある。
外壁塗装でかかる電気代の費用や負担について
約10年に1度は行うものとされている「外壁塗装」。
あなたはもうしっかりとメンテナンスを行っていますか？
新築で購入したからといって油断はできません。
新築の場合には、グレードの低い塗料が使われていることが多いので、築年数5年ぐらいから劣化が始まります。
しかしながら、
決して安いとは言えないのが外壁塗装です。
平均的に見ても100万円かかることもありますから負担は大きいですよね。
そんな外壁塗装ですが、
施工中には、別途で発生する費用があります。
それが「電気代」となります。
「電気代なんてかかるの？」
このような声が聞こえてくるような気がしますが、
電気を必要とする工具を使用する際にかかってしまうのです。
電気代って誰が負担するの？
そこで疑問なのが「電気代って誰が負担するの？」という問題です。
当然、施主様としては外壁塗装費用に含まれているものと思われるでしょう。
しかしながら、別途で電気代としてお客様から頂く項目になります。
つまり、
施工にかかる電気代については、施主様に負担いただくという形になります。
これはどの業者も同様だと思います。
外壁塗装の電気代っていくらぐらい？費用は高いの？
ここまでご覧になっていただいた方の中に一つの疑問が浮上しているはずです。
それは「電気代っていくら？」でしょう。
実際のところ、
外壁塗装で電気を必要とする施工内容としては、
・ケレン作業で電気工具を使用する場合
・撹拌（混ぜ合わせる）作業が発生するときに撹拌機を使用する場合
となります。
実際にこのような作業をする時間はとても短いため、
高くても数百円程度に収まるはずです。
正直、とても高いとは言えないような金額ですので、
心配するような費用ではないと思っていただいて問題ありません。
もちろん我々も無駄に電気代がかからないように効率よく作業をさせて頂きます。
外壁塗装でかかる電気代の費用について
先ほどは、大雑把に電気代の費用に関してご紹介させていただきましたが、
実際に工事を行う方にとっては、どれくらいかかかるのか、
その詳細が知りたいことかと思います。
ここでは簡単にどれくらいの電気代がかかるのかを掲載して、
一緒に見ていきたいと思います。
高圧洗浄機の電気代の費用
今回は、外壁塗装や屋根塗装で使われる高圧洗浄機の使用例から電気代を考えてみます。
電気代を算出するには、「使用するW÷1000×電気料金単価 」を当てはめる必要があります。
高圧洗浄機の使用W数は、
大体1000〜1300Wとなっています。
今回は、よく目にするW数から1300Wを元に算出していきたいと思います。
電気会社も多様性があり、
金額もまちまちなのですが、今回は東京電力を例にとってみたいと思います。
また、電気の使用量によっても金額が変動するので、今回は家族で済まれていることを想定して、
「30.57円/kWh」で計算していきたいと思います。
では、ここから1時間当たりの電気代を見ていきます。
「1300(W)÷1000×30.57（kWh）＝39.74円程度」
上記の計算から、高圧洗浄機を1時間使い続けると電気代は約40円となります。
では外壁塗装工事ではどれくらいの時間が必要なのでしょうか？
あくまで平均的な話にはなりますが、
高圧洗浄にかかる時間は、大体3時間〜4時間程度です。
もちろん状態などにも左右されます。
ここから算出すると、
39.74円（1時間当たりの電気代）×4（使用する時間）＝158.96円
つまり、
普通に高圧洗浄機を使用して外壁塗装のケレン作業前の洗浄を行っても、
電気代は、約160円程度しかかからないということになります。
このほかにもケレン作業などで電気工具を使用することはありますが、
工事だけで電気代が1000円を超えることはほぼないと言っても良いでしょう。
かかっても数百円というのはこのような理由があるからです。
外壁塗装で電気代以外にかかる費用について
ここまで「電気代」にフォーカスしていきましたが、
実は外壁塗装ではこれ以外にも施主様負担でかかる費用があります。
ここではどういったところに別途で費用が発生するのかをご紹介していきたいと思います。
水道代
実は、電気代と同じように水道代もかかってきます。
これには、外壁塗装における「高圧洗浄」作業が関係しています。
電気代がかかるケレン作業を行う前には、
塗装面を綺麗にしておく必要があります。
この時に行う作業が「高圧洗浄」です。
この高圧洗浄には当然水が必要となりますので、
施主様負担で水道を使わせて頂きます。
ちなみに、この時にかかる費用は約1000円〜2000円程度となっており、
こちらに関しても気になるような金額ではありません。
業者の中には、
水道代を節約するように努めてくれるところもありますが、
基本的には、水道代も必要だと思っておくと良いでしょう。
この高圧洗浄作業を水道代のことを考えて、
満足に行えないと、後々施工不良を起こしてしまう危険性もありますので、
あまりケチらない方が良いです。
駐車場代
外壁塗装には必要な工具や塗料などが多いので、
当然ですが、車で移動するほかありません。
したがって、日中の作業中はどこかに駐車する必要があります。
戸建ての場合などで家の敷地内に駐車ができる場合や、
集合住宅の場合でも、駐車できるようなスペースが確保できる場合を除き、
パーキングなどを利用して駐車する必要があります。
したがって、
もしパーキングなどを利用する場合には、施主様負担で、
この駐車代金が必要となってきます。
当然ですが、
都心部になればなるほど、金額は高くなりますので、
電気代や水道代よりよっぽど高くつく場合もあるでしょう。
金額については、工期やお住まいの地域によっても大きく変動すると思います。
例えば東京都23区の場合には、
パーキングの最大料金が大体2,000円前後〜となっており、
場所によっては最大料金なしの設定の場所もあります。
そして、
外壁塗装および屋根塗装を行う際には、
施工期間は、平均して14日間程度です。
単純計算で、
1日の駐車場代2,000円×14（日）とすると、
トータルで、28,000円と決して安いとは言えない金額になります。
しかしながら、
地方などで1日最大500円のパーキングなどであれば、
500円×14で、トータルで7,000円となんと4分の1の金額になります。
このようなことから、お住まいの地域によってかなりの差が出ると言えるでしょう。
外壁塗装でかかる電気代の費用や負担についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装や屋根塗装で必要となる工具の使用料として、
電気代がかかること、平均的な費用、誰が負担するのかについてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- 外壁塗装でかかる「電気代」はケレン作業で必要な工具や撹拌機を使用する場合に必要
- 電気代の負担は、施主様になる。
- 電気代の負担額は、1000円以下程度。
いかがだったでしょうか？
電気代について不安に感じていた方は解決できましたか？
電気代がかかるといっても、
電気を使用する工具を1日中使うことはほぼありません。
ケレン作業と言っても、壁面全体を1日中電気工具を使って行うわけではありません。
結局最終的には、手作業で行いますし、
電気を使用するのは本当に少しの時間だけです。
したがって、負担額的にもそこまできついと感じるほどではないです。
ただし、
他にも水道代や駐車場代などもかかることを考えると、
全てを合わせると、別途でかかる費用は少し高く感じるかもしれません。
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