外壁に付着したペンキの落とし方とは!?対処方法と注意点について
外壁に誤って付着してしまったペンキや、素人のDIYで外壁にペンキを塗ったなんて場合に、
綺麗に戻したいなんて事があるでしょう。
しかしながら、どうしたら綺麗になるのか分からない・・・なんて方も少なくないはずです。
本ページではそんな方に向けて、外壁に付着したペンキの落とし方と注意点についてまとめてみました。
今、どうすれば良いのか分からないという方は最後までご覧になってみてくださいね!
・誤った落とし方をすると、外壁に傷をつける事がある
・外壁の状態や種類によって、綺麗に落とせない場合がある
ペンキの種類について
外壁に付着したペンキは1種類ではありません。
大きく分けて、水性、油性と分類されます。
この種類によっても落とし方が異なります。
そもそもペンキには大きく分けて3つの種類が混合されています。
- 顔料
- 樹脂
- 溶剤
顔料というのは、主に色そのものであるのに対して、
樹脂は、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などペンキが固まる素材となります。
そして、溶剤は樹脂を薄めて適切な粘度にするために必要なものです。
ペンキの種類の違いとしては、
この「溶剤」に何を使用するのかと言ったところでしょう。
水性のペンキの特徴について
水性のペンキの特徴としては、溶剤として「水」を使用する点でしょう。
これらによって、シンナーなどを使った際に発生するような嫌な臭いがしないのが特徴です。
一見、メリットが多く見えるのですが、
当然ながら耐久性や耐候性などについては、油性の物に比べるとやや劣ると言った印象です。
しかしながら、最近では油性に負けない耐久性のペンキも出ているのに使用される機会が増えています。
油性のペンキの特徴について
油性のペンキの特徴としては、有機溶剤と言って「シンナー」などをうすめ液として使用する点です。
水性との大きな違いとしては、悪臭がするという点でしょう。
しかしながら、耐久性などに優れているというメリットもあります。
とはいえ、乾燥時間も水性より長く必要となりますので、
施工性などを考えるととても良いとは言えないでしょう。
外壁に付着したペンキの落とし方について
DIYでペンキを使用している際に、誤って外壁に付着してしまったという場合や、
外壁をペンキで塗り替えている際にやり直したいと言った場合に、
どのような落とし方をすれば綺麗になるのかをご紹介していきたいと思います。
除光液やシール剥がしなどを使用する
誤って付着したペンキでも完全に乾燥してしまう前であれば、
除光液やシール剥がしなどを利用する事で落とす事ができます。
使用する際には、
シール剥がしや除光液をペンキのついた外壁に当てて、
布などで軽く押し当てて落としてください。
何故、このような方法でペンキが落ちるのかですが、
リモネンという成分が除光液などには入っているのでペンキが落ちるためです。
ただし、完全に乾いてしまっている場合や油性ペンキの場合には落ちない場合もありますので注意が必要です。
シンナーなどを利用して落とす
油性ペンキの場合には、シンナーを使って落とす事ができる事があります。
ただし、シンナーは外壁を痛めてしまう恐れもありますので、
無闇に使用するのはあまりオススメできません。
もし、ペンキが付着してから時間が経っている場合には、
DIYで落とそうと思わずに、業者に依頼した方がかえって安く済む場合もあります。
ペンキだけを落とそうと思って、
誤ってシンナーなどが他の部分にまで広がってしまって、
塗り直しなんてことになることもあるので注意が必要です。
外壁に付着したペンキの落とし方についての注意点について
外壁に誤って付着してしまったペンキを自分でなんとか落としたいと思っている方もいるでしょう。
そのような方に向けて、注意しておきたいポイントをご紹介していきたいと思います。
DIYだと外壁の塗膜に傷つけてしまう恐れがある
ちょっとだけ付着したペンキを落とそうと思いDIYでなんとかしようとする方も多いと思います。
確かに付着部分の面積が小さい場合には自分で綺麗にできそうな気がします。
ただし、落とす際にはシンナーやシール剥がしなどを使用されると思いますので、
その使用方法には注意が必要となっています。
既にペンキが硬化している状態で、
シール剥がしなどを使っても中々落ちず、強めに擦ったり必要以上に、
溶剤などを外壁に塗ることで、塗膜が傷ついてしまう恐れがあります。
もし、塗膜に傷がついてしまうと、
業者に依頼して外壁の補修や塗り替えなどが必要となってしまい、
高額な費用が必要となるケースもありますので注意が必要です。
外壁材によってはDIYでペンキを落とせないこともある
全ての外壁材が一緒ではないため、自分の家の素材がなんなのかを確認する事が必要です。
例えば、耐水性があまりないような外壁だったり、左官仕上げの外壁だったりすると、
DIYでのペンキの落とし方では傷がつきやすかったりします。
恐らくですが、
自分で調べても、外壁がDIYのペンキの落とし方で問題ないかは
素人では中々判断できないかと思います。
もし、傷やシミなどが広がってしまうのが怖いという場合には、
無理にいじらない方が良いでしょう。
外壁に付着したペンキが硬化した場合は業者に
もし、ペンキが付着してから1ヶ月以上が経っている場合などには、
完全に硬化してしまったいるので、DIYで落とすのは難しいでしょう。
そのような状態の場合には、無理に自分でなんとかしようせずに業者に依頼するようにしましょう。
ペンキを落とすだけであれば、そこまで高い費用は必要ありません。
しかしながら、DIYで落とそうとして外壁に傷がついてしまった場合には、
補修だったり塗り直しをする必要があり、高い費用が必要となる場合もあります。
初期費用ばかりに目を向けず、
トータル費用を安くすることを視野に入れてメンテナンスをするのが、
最も無駄な費用をかけなくて済みます。
外壁に付着したペンキの落とし方についてまとめ
本ページでは、
外壁に付着したペンキの落とし方についてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめてみたいと思います。
- ペンキには、水性・油性と2種類が存在する。
- 外壁に付着したペンキを落とすには、シール剥がし、除光液、シンナーなどを利用する。
- ペンキが硬化してしまうと、DIYで落とすのは難しいので業者に依頼する必要がある。
- 間違った方法でペンキを落とそうとすると、外壁の塗膜を傷つけてしまう恐れがある。
いかがだったでしょうか?
外壁にペンキが付着してしまって、困っているという方は解決する事はできましたか?
何かの作業中に誤ってペンキが付着してしまった程度であれば、
すぐに除光液やシール剥がしなどを利用する事ですぐに落とせると思います。
その際には、無理に擦ったりせずにポンポンと上から軽く叩くように落としましょう。
もし、ペンキの付着から1ヶ月以上が経っているという場合には、
既に完全に乾燥して硬化してしまっているので、
そのような場合には、業者に依頼するようにしましょう。
力づくで拭き取ったり、擦ったりすると外壁を傷つける可能性があるため、
DIYでやろうとする際には注意してくださいね!
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