ヤネフレッシュSiの単価や耐用年数とは!?メリット・デメリットを解説
屋根塗装用の塗料「ヤネフレッシュSi」ってどのような特徴や効果があるのでしょうか?
「単価がどのくらい知りたい」、「耐用年数はどれくらいなの?」なんて疑問をお持ちの方に向けて、
ヤネフレッシュSiのメリットやデメリットなどをご紹介していきたいと思います。
これから採用しようと考えている方は最後まで是非ご覧ください。
・ヤネフレッシュSiはエスケー化研株式会社が販売する屋根用の塗料
・ヤネフレッシュSiの単価は3,450円/m2
・耐用年数は6~8年
・色の種類は24色
ヤネフレッシュSiとは?
あなたは「ヤネフレッシュSi」という塗料をご存じでしょうか?
恐らく、ほとんどの方はご存じないかと思います。
もしかしたら、外壁や屋根塗装を経験されている方であれば、ご存知の方もいるかもしれません。
このヤネフレッシュSiとは、
屋根用の塗料のことで、「エスケー化研株式会社」が製造・販売しています。
屋根塗装では、しばしば使われることがある人気の塗料になります。
ヤネフレッシュシリーズについて
「ヤネフレッシュSi」は、
「エスケー化研株式会社」が販売している屋根用の塗料ですが、
実は、他にもヤネフレッシュシリーズの塗料が発売されています。
現在、発売されているヤネフレッシュシリーズは、
全部で5種類となっており、それぞれ特徴などが異なっています。
塗料の種類 | グレード | 水性/油性 |
---|---|---|
ヤネフレッシュSi | シリコン樹脂系 | 油性 |
ヤネフレッシュ | ウレタン樹脂系 | 油性 |
ヤネフレッシュF | フッ素樹脂系 | 油性 |
水性ヤネフレッシュフッソ | フッ素樹脂系 | 水性 |
水性ヤネフレッシュシリコン | シリコン樹脂系 | 水性 |
ヤネフレッシュSi単価相場について
屋根塗装用の塗料「ヤネフレッシュSi」の単価相場ってどのくらいなのでしょうか?
お客様の中でも、価格が気になる方は多いはずです。
まずは、メーカーが出している相場を見ていきましょう。
ヤネフレッシュSiの単価比較
塗料の種類 | 単価相場 |
---|---|
ヤネフレッシュSi | 3,450円/m2 (下塗材込) |
ヤネフレッシュ | 3,150円/m2 (下塗材込) |
ヤネフレッシュF | 4,050円/m2 (下塗材込) |
水性ヤネフレッシュフッソ | 3,600円/m2 (下塗材込) |
水性ヤネフレッシュシリコン | 2,900円/m2 (下塗材込) |
ヤネフレッシュシリーズの中でも、
「ヤネフレッシュSi」は、上から3番目に高い価格であることがわかると思います。
当然、特徴や効果などが異なります。
塗料のグレードによって、値段や効果が異なるように、自分のお家の屋根に最も適した塗料を選択する必要があります。
ヤネフレッシュSiの耐用年数について
「ヤネフレッシュSi」単価相場が分かったところで、
耐久性ってどのくらいあるものなのか気になりますよね。
まずは、どのくらいのスパンで塗り替えが必要なのかを知るために、「耐用年数」について見ていきましょう。
ヤネフレッシュSiの耐用年数比較
塗料の種類 | 耐用年数 |
---|---|
ヤネフレッシュSi | 6~8年 |
ヤネフレッシュ | 5~7年 |
ヤネフレッシュF | 8~10年 |
水性ヤネフレッシュフッソ | 8~10年 |
水性ヤネフレッシュシリコン | 6~8年 |
上の耐用年数は、
製造・販売しているメーカーが基準として出している年数になります。
やはり、塗料のグレードによるところが大きいため、同じシリーズとは言え、耐用年数も異なっています。
耐久性については、
屋根塗装用の塗料としては、そこそこの耐久性であることがわかります。
屋根については、外壁に比べてダメージが大きいことが多いので、
最大で8年程度保つと考えれば、耐用年数的にはそこそこの力がある塗料ということになります。
ヤネフレッシュSiの色の種類について
耐久性や単価などが分かった「ヤネフレッシュSi」ですが、
実際に色の種類ってどのくらいあるのでしょうか?
カラーバリエーションが気になるという方に向けてご紹介していきたいと思います。
ヤネフレッシュSiの色の種類比較
塗料の種類 | 色の種類 | 艶の種類 |
---|---|---|
ヤネフレッシュSi | 標準24色 | 艶有り、3分艶、艶消し |
ヤネフレッシュ | 標準24色 | 艶有り、3分艶、艶消し |
ヤネフレッシュF | 標準23色 | 艶有り、3分艶、艶消し |
水性ヤネフレッシュフッソ | 標準23色 | 艶有り |
水性ヤネフレッシュシリコン | 標準23色 | 艶有り、艶消し |
ヤネフレッシュSiの色見本
出典:ヤネフレッシュSi | 製品情報 | エスケー化研株式会社
ヤネフレッシュSiのメリットについて
「ヤネフレッシュSi」を使用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
本塗料の特徴から得られるであろう利点いついてご紹介していきたいと思います。
優れた耐久性
ヤネフレッシュSiは、
シロキサンを結合した強靱な塗膜によって、
劣化の原因となる雨や熱・紫外線などから守ってくれる効果があります。
そのため、
高い耐久性を実現し、耐用年数でみても一般的には優秀であると言えるでしょう。
防かび、防藻性
一般的な戸建ての屋根に使われている種類の中に、
スレート屋根と呼ばれる種類があるのですが、これは金属屋根に比べると、
カビや藻などが発生しやすいという難点があります。
しかしながら、ヤネフレッシュSiは、
高い防カビ性や防藻性があるため、長期間にわたって美観の保持や劣化を防ぐ役割をしてくれます。
高い作業性
ヤネフレッシュSiは、
刷毛、ローラー、エアレスなどの多様な塗装機器にて施工が可能となっており、
それらによって、職人の作業性が高くなります。
費用対効果が高い
ヤネフレッシュSiは、
単価でも見てもらった通り、そこまで高くない価格ですが、
高い耐久性があるため、コストパフォーマンスに優れています。
費用面、耐久性のどちらも重視するのであれば、
総合的に見て、バランスが良いヤネフレッシュSiを選ぶのがオススメです。
信頼性の高さ
ヤネフレッシュSiは、
エスケー化研が製造・発売する屋根用の塗料です。
塗装会社として有名であり、実際のデータも豊富なため、安心感や信頼感が高いです。
優良業者もよく使用する塗料の種類となっているので、
耐久性や機能性については、文句なしでしょう。
ヤネフレッシュSiのデメリットについて
先ほどは、メリットをご紹介しましたが次は「ヤネフレッシュSi」のデメリットについて解説していきます。
どんな優れたものでも、必ず欠点はあります。
しっかりとデメリットについても把握しておくことが大切です。
臭いがある
ヤネフレッシュSiは、
油性塗料に分類される塗料であり、塗料用シンナーを混ぜてから塗装するので、
シンナー特有の臭いがします。
環境にもよくなく、人体へもある程度の影響があることから、
このような強い刺激臭を嫌がる方も少なくありません。
臭いが強くない塗料が良いという場合には、
水性塗料に分類される「水性ヤネフレッシュSi」や「水性ヤネフレッシュフッソ」を使用するようにしましょう。
ヤネフレッシュSiの適用屋根材について
ヤネフレッシュSiが適用できる屋根材についてご紹介していきます。
「私のお家の屋根は対応してるかしら?」なんて思う方は是非チェックください!
ヤネフレッシュSiの適用屋根材一覧
スレート屋根 (コロニアル・カラーベスト) |
セメントを薄い板に加工した屋根材のことです。 スレート屋根は、一般のお家では最も普及している屋根材になります。 |
---|---|
セメント瓦 |
セメントや砂などを使って作られる瓦のことを言います。 軽くて扱いやすいという特徴がある他、形の種類なども豊富であることがメリットです。 |
トタン屋根 |
鉄板を亜鉛メッキで覆ったもの事を指します。 一昔前は、よく使われていた素材ですが、現在は使用されることが少なくなっています。 費用が安いものの、錆びやすく、音が響いたり、メンテナンスをこまめにしないといけないというデメリットがあります。 |
ヤネフレッシュSiを選ぶなら優良業者にしよう
とても優れた機能性がある塗料「ヤネフレッシュSi」。
しかしながら、塗装をする業者の技術力がなければ、最大限にその効果を発揮できません。
まずは、優良業者に依頼することがとても大切です。
実績や技術力のある業者を選ぼう
「ヤネフレッシュSi」を使用する場合、
基本的にはそこまで難しい作業はありませんが、
塗装という作業自体に、職人さんの技術力が大きく反映されます。
作業性については、
基本的には高いとされている「ヤネフレッシュSi」ですが、
それでも、きちんとした実績やスキルがない職人さんが塗装を行うと、施工不良を起こします。
したがって、
悪徳業者などに依頼してしまうと、希釈量や作業スキル、乾燥時間などを
しっかりと守れなくて、結果的に大きな損害を受けることになりかねません。
塗料の選択も重要ですが、
それ以上に業者選びは、慎重になるべきです。
地域密着型の業者を選ぼう
最近では、外壁塗装や屋根塗装で調べると、
マッチングサイトや業者選びをしてくれるサイトなどがありますが、
これらのサイトなどでは依頼しないようにしましょう。
上記のような一括サイトなどでは、
基本的に、業者の紹介ごとに業者に中間マージンが発生しています。
業者は、そのマージンを払う分、施工価格を高くしたり、適切な価格であっても、人件費を削ったりします。
したがって、
このようなサイトに業者選びなどを依頼して、紹介を受けてしまうと、
施工不良になりかねないという事です。
こうならないためには、
地元でしっかりと実績を積んだ業者を選ぶことが大切です。
現在は、自社でサイトを運営している業者もありますので、まずはご自分で探してみることをお勧めします。
ヤネフレッシュSiについてまとめ
本ページでは、
エスケー化研が製造・販売している「ヤネフレッシュSi」についてご紹介していきました。
最後に今回のまとめを見ていきましょう。
まとめ
- ヤネフレッシュSiはエスケー化研株式会社が製造・販売する屋根用の塗料
- 単価は3,450円/m2
- 耐用年数は6~8年
- 塗料のグレードは、シリコン系塗料に分類
- 耐久性の高さやコスパの良さが利点
- 欠点は、シンナーの臭い
- 適用の屋根材は、スレート屋根やトタン屋根など
- どこの塗装業者に依頼するかも、ヤネフレッシュSiの効果を最大限に活かすために重要
いかがだったでしょうか?
屋根は、外壁に比べて過酷な位置にあることから、
ダメージは外壁以上に大きく、劣化も早いのが特徴です。
そのため、外壁塗装と合わせて塗装を行うには、
外壁と屋根に塗装する塗料の耐用年数を同じになるように決める必要があります。
またそれだけでなく、塗装を行う業者の選択も重要です。
快適な空間、そしてお家を維持するためにも、メンテナンスはきちんと行っておきましょう。
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