リフティング現象とは!?原因や対策方法について解説
外壁塗装や屋根塗装でしばしば見られる「リフティング現象」ってどのようなものかご存知ですか?
一般的にはあまり知られておらず、建築関係の業界用語として知られるこの現象。
本ページでは、そんなリフティング現象の特徴や原因について解説すると共に、対策方法についてもご紹介したいと思います。
・リフティング現象の特徴について
・リフティング現象の原因について
・リフティング現象に対する対策方法について
リフティング現象とは!?
あなたは、外壁塗装や屋根塗装を経験された事はありますか?
もし、経験されたことがあるという方の中に、
「リフティング現象」という言葉を聞いたことがある方、そしてどのようなものか知っている方はいますか?
恐らくですが、ほとんどの方がどのような現象の事かご存知ないかと思います。
というのも、この業界で働いていても、多く遭遇するものではないからです。
とはいえ、このような症状については多々ある事ではあります。
では、
実際にリフティング現象ってどのようなものなのでしょうか?
今から、それについてご紹介していきたいと思います。
リフティング現象とは外壁面などにシワがでる現象
まず、簡単に説明をすると、
リフティング現象とは、外壁面などにシワのような模様が出る事を言います。
通常では、あり得ない模様が発生するので、割と発見しやすいかと思います。
この現象は、
いわゆる塗膜の欠陥となる状態であり、
外壁の表面が収縮する事で、塗膜の剥がれを発生させる現象の事です。
これにはいくつかの原因があるのですが、
それについては、以下にてご説明していきたいと思います。
リフティング現象の原因について
先ほどは、
リフティング現象がどのようなものなのかをご紹介させて頂きました。
今度は、どのような事が原因で発生するのかをご紹介していきたいと思います。
リフティング現象の原因となる事柄
塗膜の問題 |
溶剤に弱い下地を採用している場合や、旧塗膜に溶剤系の塗料を使用している際に、 上塗りで強溶剤系塗料を塗布した際に発生します。 |
---|---|
乾燥時間の問題 | 下塗りを行なった場合に、十分な乾燥時間を設けないで、上塗りをした際に発生します。 |
上記のように、
溶剤系の塗料を下地として使っている場合や下塗りの乾燥時間を
適当にしてしまった事で発生する事が多い現象となります。
リフティング現象に対する対策と注意点について
ここまで、リフティング現象について解説していきました。
外壁塗装や屋根塗装をする際に、このような現象が起きている場合、
職人さんの適切な対応が大切です。
今から、どのような方法で対策を行うのかをご紹介していきたいと思います。
リフティング現象の対策&注意点一覧
・塗り替えの際には、旧塗膜や塗料の確認を徹底する
・塗料を塗る際には、厚くなりすぎないように、なども重ね塗りをする
・下塗りの乾燥時間を適切になるように守る
・上塗り塗料のシンナーや希釈量を適切にする
・リフティング現象が起きている場合には、しっかりと削り取ってから再度下塗りから行う
リフティング現象が発生している場合、
まずは、その塗膜を綺麗に削り取る作業をします。
ここで、しっかりと綺麗にできていないと、上からいくら塗料を塗っても意味がありません。
リフティング現象についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装や屋根塗装でしばしば見られる「リフティング現象」について解説させて頂きました。
では、今回のまとめを見ていきましょう。
・リフティング現象は、外壁にシワができる状態の事
・リフティング現象の原因は、溶剤系塗料を使用した際に旧塗膜と下地との密着性や上塗りの溶剤に反応する事
・リフティング現象の対策として、適切な塗料を使用する、下塗りの乾燥時間をしっかり設ける
上記の通り、
リフティング現象は、旧塗膜や塗料の確認をしっかりせずに、
塗り替えを行なってしまったりする事で発生します。
また、
下塗りの乾燥をしっかりと行わない事で起きたりもするので、
施工不良として発生するものでもあります。
このまま放置しておくと劣化に繋がりますので、
すでに外壁などにこのような現象が起きている場合には、
早急にプロに任せて塗り替えを行なってくださいね。
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