外壁塗装で必須の養生とは?その役割や費用も気になる・・・
外壁塗装において、とても重要な作業の一つでもある”養生”って実際なんなの?
こんな疑問をお持ちの方に向けて、本記事では「養生」の役割や効果、そして費用や注意点などをまとめて見ました。
最終的な仕上がりにも影響してくるというこの作業について知って、トラブルや失敗を起こさずに外壁塗装を成功させましょう。
外壁塗装に必要な養生とは!?
まず、そもそも「養生(ようじょう)」ってどんな作業なのでしょうか?
ネットで調べてみると、この言葉にはいくつかの意味があるようです。
・健康になるように務めること
・病気の回復に務めること
・建築現場などで、塗装作業や運搬時に物や周囲に汚れや塗料などが付着しないように保護すること。
どうやら通常であれば、上記のような意味合いがある言葉のようです。
では、外壁塗装現場で使われる「養生」とはどのような役割や効果があるのでしょうか?
養生する時はどこまでシートで覆うの!?
養生の役割や効果のご紹介に行きたいところですが・・・・・
施工時に、どのようなところを養生するのかご紹介させてください!!
外壁塗装を行う際、飛散防止ネットは、家全体を覆うことになります。
しかし、これは、あくまで近隣住宅に塗料が飛散しないように行うものとなります。
実際には、家以外にも窓ガラスや自家用車、植木、エアコンの室外機やベランダなど何かしらの影響が出るかもしれない箇所には
養生をしていくことになります。
つまりは、塗装を行わない場所であり、飛散したらマズイ場所を養生することになります。
外壁塗装シーンでの養生の役割や効果とは?
「養生」という言葉の意味がわかりました。
では、実際に外壁塗装を行う上で、養生することでどのような効果が得られるのでしょうか?
また、その役割とはどのようなものなのでしょうか?
実際に、見ていきましょう!
養生の役割1:塗料の飛散などから保護する
外壁塗装における養生は、
建物や、周囲のもの(例えば車や近隣のお家や植木など)に塗料が飛び散ったりしないように程する工程のことです。
不必要な部分が汚れてしまっては、せっかく綺麗に快適にするはずが台無しになってしまいます。
養生の役割2:綺麗に塗装することができる
養生が汚れなどから保護する目的があるとお話しました。
つまりは、この作業がしっかり行えていないと隙間から塗料が入ってしまったりして、仕上がりにムラができるだけでなく、
思いがけないトラブルになってしまう場合があります。
また、養生をしっかり行っておくことで、塗り分けはもちろん、職人さんが綺麗に塗装することができます。
綺麗に仕上げるためには、塗装作業だけに集中せずに、このような事も確実に正確に行う必要があります。
■外壁塗装の養生の役割と効果
・塗料の飛散などを防止する
・綺麗に塗装することができる
外壁塗装での養生時の注意点や失敗例など
外壁塗装を行う際に養生は欠かせない作業ですが、時にはトラブルなどに巻き込まれてしまい、
お悩みになるなんて事もあるかもしれません・・・
そのような失敗にならないために、事前に知っておきたい注意点などをご紹介していきたいと思います。
窓が開けられず換気ができない
こちらは、夏場の間に特に感じることなんですが、塗装をするということは当然窓を開けることができません。
そのため、塗装時期が夏場の場合は、換気ができなくなってしまいます。
おそらく、エアコンを使用することになると思いますが、夏のムッとしたあの暑さを換気して入れ替えたいと思っている方は注意が必要です。
また、場合によってはエアコンも養生されており、使用が出来ない場合もありますので、合わせて注意をしましょう。
窓の閉めっぱなしが気になるという方は、事前に業者にご相談されるのがベストだと思います。
植木などの養生には気をつける
庭などに植木がある方は、植物にも養生をすることになります。
その場合、あまりに長期間、被せたままにしておくと枯れることがあります。
こちらは、業者の方が配慮してくれると思いますので、大丈夫かと思いますが、気になる方はこちらも事前に業者にご相談しましょう。
自家用車に養生シートがかかっている
こちらは、注意点というか予め知っておきたいことなのですが、
当然自家用車を持っている方は、養生シートを被せることになります。
その場合、乗る時と降りる時には再びシートを被せたり取ったりする作業が必要になってきます。
こちらは、大した作業ではありませんので特に注意はいりませんが、事前に知っておくと気にしなくて済みそうです。
適当に養生する業者に注意
ほとんどの業者ではないとは思いますが、一部の業者にはこの養生を適当にやるところがあるようです。
不必要な部分への飛散を防止するための作業なのに適当にやってしまうと・・・・
当然、何かしらのトラブルが発生することは言うまでもありません。
何度も言いますが、「養生」は外壁塗装を行う時には、塗装しない場所のほぼ全てに適用するものです。
このような業者には注意しましょう。
養生に使用する道具
養生をする時に使用する道具ってどのようなものがあるのでしょうか??
ここでは、主に使われる道具を一覧にしてみましたので是非ご覧になってみてください。
養生用ポリシート
通常、マスキングテープとセットで使用される養生シートで、
窓などに塗料が付着しないように防止するためのシートとなっています。
マスキングテープ
養生用シートを貼る時に使用するテープ。
粘着力が弱く、剥がす時にも汚れない仕様となっています。
マスカー
マスカーは、養生用シートとマスキングテープが合体したようなもので、
サイズもあらゆるものが出ているので、サイズに合わせて組み合わせられるのが特徴です。
中には、ノンスリップマスカーと行って滑り止めの効果があるタイプも出ています。
ブルーシート
ブルーシートはよく見たことがあると思いますが、実際に足元に敷くことで足元の汚れが床面につかないようにする効果があります。
カーカバー
カーカバーとは、その名の通り、車やバイクを丸々養生するカバーになります。
室外機用シート
エアコンの室外機などを養生するためのシートとなります。
飛散防止ネット
飛散防止ネットと言われるとあまりピンとこないと思いますが、
これは、建物全体を覆うメッシュシートのことで、よく建築現場などで見る建物を丸々覆っているネットのことです。
塗料や高圧洗浄の水が飛散するのを防止するために必要なものになります。
外壁塗装の養生の費用相場は!?
実際に、外壁塗装の見積もりを出したいけど、養生の費用相場ってどんなものなのかな・・・・
「予算は出来るだけ下げたいところだけど、私のお家だとどのくらいかかるのかしら?」
そんな方へ向けて、どのくらいの費用がかかるのか、その相場をご紹介していきます。
養生の費用は、1㎡あたり約200円〜400円程度となります。
ただ、業者によっても計算方法が異なる場合もありますし、養生の場所や項目ごとに値段が変わってくる場合もあります。
一般的なお家の場合、養生の費用は合計で3万〜6万円程度となるでしょう。
外壁塗装の全体の費用相場が高い中、養生にかかる費用はそんなに高いものではありません。
中には、高額な費用を請求してくる業者もあるみたいですが、
そのような場合には注意して、別の業者への見積もりも検討しましょう。
外壁塗装には養生は必須!
養生というのは、外壁塗装においてはとっても大切な作業です。
室内はもちろん、飛散してはいけない場所へ飛び散るのを防止してくれるだけでなく、近隣とのトラブル防止にもつながります。
塗装作業だけが外壁塗装ではありません。
有料な業者は、このような下準備から丁寧にスムーズに行います。
悪徳業者に騙されないためにも予め知識を頭に入れておくことで、快適なお家にすることが出来ると思います。
外壁塗装フォーラムでは、
あなたの快適な暮らしをサポートするために、経験豊富なスタッフ陣が丁寧に施工&アフターケアを行っています。
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