外壁塗装は夏にしても問題なし?メリット&デメリットから解説
外壁塗装って7月や8月の夏場に行っても問題はないのでしょうか!?
こんな疑問をお持ちの方は結構多いと思いますが実際のところはどうなのでしょうか?
本ページでは、夏の外壁塗装におけるメリットとデメリットから適しているかどうかを解説していきたいと思います。
・外壁塗装を夏に行うことは可能なのかどうかについて
・外壁塗装に適した天候条件について
・夏の外壁塗装のメリット&デメリットについて
・夏に外壁塗装を行う際の注意点について
夏に外壁塗装・屋根塗装は可能!?
まず、ネット上でも検索されることが多い以下のワードを見てください。
「外壁塗装 夏」
「外壁塗装 真夏」
「屋根塗装 夏」
上記は、よく検索されるキーワードになります。
特に、5月頃から8月にかけて検索される回数が増えているようです。
では、なぜこのようなキーワードがネット上で多く検索されているのでしょうか?
それは、外壁塗装や屋根塗装を検討している方の中に、
夏に施工を行うことができるのかどうかを気にしている方が多いからです。
実際に暑い日が続く夏に工事が行うことができるのでしょうか?
結論:夏に外壁塗装は行えます。
見出しタイトルでわかると思いますが、まずは結論から申しますと、
「夏に外壁塗装を行うことは可能です」
とういうのも、夏であっても外壁塗装を行うに当っての条件を満たしていれば問題ないためです。
もちろん、夏といえば台風が多いことでも知られていますので、
雨が降っている時には工事は出来ませんが、それ以外でいえば「乾燥しやすい」といった利点もあったりします。
外壁塗装に適した天候条件とは!?
先ほどは、夏に外壁塗装が出来ると解説させていただきました。
本ページをご覧になる前に、悩まれていた方は安心したかと思いますが。
「ページを閉じるのは少しお待ちください。」
というのも、そもそも外壁塗装には適した条件が存在します。
天候によっては、どの季節であっても工事が行えないなんて事があります。
夏であっても冬であっても、この条件を知らないと困ることがあるかもしれません。
まずは、このような知識を知っておくことも大切です。
以下には、外壁塗装や屋根塗装を行うことが可能な気候条件を一覧にしています。
外壁塗装に適した気候条件一覧
温度 | 理由 |
---|---|
気温5度以上 | あまりに気温(5度以下)が低いような場合には、しっかりと塗料が乾かないことで、ムラが出来てしまったりします。 |
気温40度以下 | また、あまりにも気温が高すぎると塗料の品質の問題から施工不良を起こす可能性が高まります。 |
湿度85%以下 | また、湿度が高い場合にも塗料がしっかりと乾かないので施工は出来ません。 |
夏に外壁塗装を行うメリットとは?
ここまで、外壁塗装と夏の関係性について触れてきました。
しかし、ただ夏でも工事が出来ますよと言われても「そうなんだ」としか思いませんよね。
まずは、どのようねメリットがあるのかを知ることも重要です。
1,夏は塗料が乾きやすい
夏場(7月〜9月)は、1年を通してとても暑いですよね。
気温も30度後半になる地域や日もあるなど、とても汗をかくような時期でもあります。
そうなると、当然ですが塗料も乾きやすくなり、工事もスムーズに進む事になります。
塗料の塗布は3回の工程を踏むのですが、
その都度、乾燥時間をもうけるのが通常です。
しかし、気温が低いとこの乾燥時間が長くなるだけでなく、しっかりと、乾燥しないで次の工程に行ってしまうことで、
施工不良を起こすなどのトラブルも増えてしまいます。
その点、夏場は比較的塗料が乾きやすいので工事も順調に進むことが多いです。
2,業者の閑散期が夏の事が多い
外壁塗装や屋根塗装を検討中の方や、実際にこれまでに行った事がある方であればお分かりだと思いますが、
業者も忙しい時期とそうでない時があります。
秋や春といった比較的安定した季節には、繁忙期となる業者が多いです。
一方で、夏場や冬はあまり仕事がない業者も多いのです。
そのため、夏の工事はすぐに対応してくれるだけでなく、割引キャンペーンなどを実施している所もあるので、
これもメリットに入ってくると思います、
夏の外壁塗装のデメリットとは?
先ほどは、夏に外壁塗装を行うメリットについて解説していきました。
しかし、何事も良いところがあれば悪いところもあります。
次は、反対にどのようなデメリットがあるのかをご紹介していきたいと思います。
1,匂いが気になりやすい
最近ではエアコンをつける事も多くなったので閉め切っているというお家も多いとは思いますが、
それでも夏場は窓を開けて換気をしたり、そもそも夜は窓を開けて寝ているなんて方もいることでしょう。
そうなってくると、今度は「塗料の匂いが気になる」という問題が発生します。
特に、塗料は暖かい時期の方が匂いが強くなる傾向がありますので、
冬などに比べると、窓を閉め切っていても気になるレベルです。
それに加え、暑さや換気から窓を開けることも多いのでさらに気になってしまうというスパイラルに陥ります。
施主様は、窓を締め切ることでなんとか我慢をできたとしても、
ご近所さんが近い場合には、迷惑になる可能性もありますので、
匂いに関しては、圧倒的なデメリットになってくるでしょう。
2,雨や台風で工事がストップすることがある
メリットでは、乾燥しやすいとお伝えしましたが、
そもそも夏はゲリラ豪雨や台風といった激しい雨が降ることが多いです。
そうなると、工事自体がストップしてしまい結果的に工期が延長してしまいます。
工事がスムーズにいかないと、
当初は1週間の予定が気づけば2週間になっていたなんてことも・・・・
そうなると、施主様のストレスもたまりますし、ご近所さんのストレスも溜まってしまいますよね。
上記のような理由からも夏場の外壁塗装があまりオススメされていないとも言えます。
これに比べて、春や秋や比較的安定した気候なことから、
注文が殺到して、業者が忙しくなるという流れになってくるという事です。
3,お盆期間は業者も休暇である
そもそも、お盆期間(8月13日~8月15日)中は施工業者もおやすみです。
ともなると、この時期に工事をお願いしている場合には、
残念ながら数日間は工事がストップしてしまいます。
急いでいる時や、あまり工期が長くならないで欲しい方は、あらかじめこの時期を避けるように気をつけましょう。
夏に外壁塗装をする際の注意点について
ここまで、夏場に外壁塗装を行う事について詳しく解説してきました。
どのようなメリットやデメリットがあるのかを理解した上で、
それでもどうしても今すぐに工事を行わないと困る、台風で屋根が壊れてしまった、雨漏りしてしまった・・・
なんて方もいるかと思います。
上記のような方は、
本当は夏場にしたくないけど、状況的に仕方なく工事をお願するしかないと思います。
今からそのような方に向けて、どのような点に注意すれば良いのかをご紹介していきたいと思います。
1,夏場の工事内容についてしっかりと聞いておく
夏場の外壁塗装は気温や天候の問題から工事が止まりがちです。
また、雨が降っていないのに今日は工事が進んでいないなんて感じる時もあるかと思います。
そのような場合、何故工事がストップしたのかなどをしっかりと説明してくれる業者を選ぶのが最適です。
また、夏場に工事を行う際には、事前にどのような時に工事が止まるのか、
どういう対応になるのかなどを聞いておくと施主様にとってもあまり多くの事で悩まなくて済むかと思います。
2,信頼できる業者にお願いしよう
これは、前項と少し似ていますが、
やはり、信頼できる業者にお願いする事が全てだと思います。
施工内容や進行具合、そして今日は工事ができるのかどうかを伝えてくれるのかなど、
細かな部分にも配慮が行き届いている業者を選びましょう。
外壁塗装は、大きな買い物ですし、
何よりお家を預けているわけですから、細かな気配りができる業者の方がより信頼できるかと思います。
また、そのような業者は施工に関してもトラブルが起きづらいです。
せっかく終わったのに、
工事後にトラブルが!!なんて事にならないように、
しっかりと信頼できるかどうかを見極めてから施工に入りましょう!
夏に外壁塗装をする事についてまとめ
本ページでは、夏に外壁塗装を行えるかどうかについて詳しく解説していきました。
ここまで、長い間お疲れ様でした。
最後まで、ご覧いただきましてありがとうございます。
この記事をご覧になる前に、夏に工事を行うのはどうなのか気になっていたという方は、
少しでも解決することはできましたか!?
実際、夏はそんなに適していないとも言えません。
何が大切なのかは、
どのような条件下であれば、工事が行えるのかです。
あとは工期が伸びるとか、匂いの問題とか細かな部分だと思います。
それ意外で言えば、割引されることも多いですのでキャンペーン狙いという方には適しているかもしれませんね。
是非、信頼できる業者に夏場もしっかりとした施工をしてもらってください!
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