入隅とは!?読み方は!?壁のどこの部分!?気になる疑問を解説
建築用語の中に「入隅」なんて言葉が出てきて「なんだろう?」と思った方も少なくないでしょう。
これからリフォームの予定があると言う方、外壁塗装や屋根塗装の予定があると言う方に向けて、
本ページでは、「入隅」とは何かについてご紹介していきたいと思います。
読み方はもちろん、壁のどこの部分なのか、数え方や、「出隅」との違いなどをまとめています。
・「入隅」とは何かについて
・入隅の読み方や数え方について
・入隅と出隅の違いについて
建築用語「入隅」とは何!?
あなたは建築用語である「入隅」と言う言葉を聞いたことがありますか?
恐らくですが、多くの方は聞いたことないのではないでしょうか?
今から家を建てる予定の方、リフォーム予定の方、外壁塗装などを行う予定の方にとっては、
言葉が出てくるものの、どういった意味なのかよくわからないと言う方もいるでしょう。
この「入隅」とは、主に建築業界で使われるワードであり、
普段の生活では意識することがあまりない部分のことです。
まずは、この「入隅」とは何かについて見ていきましょう。
「入隅」について
「入隅」とは、
壁の角の部分のことを指しており、主に屋内の内側の壁同士がぶつかる角の部分のことです。
屋内の角部分だと分かりにくいかもしれませんが、壁と壁がぶつかっている90度になっている凹み部分のことです。
いわゆる四隅のことを指します。
「入隅」の見方について
「入隅」ってなんて読むか分かりますか?
結構難しいですよね。
読み方ですが、入隅(いりずみ)となります。
素人からしたら「何それ?」ですよね。笑
ちなみに、
英語での読み方は「Inside corner」となっており、
これの方が意味合いがよく分かりますよね。
先ほどもご紹介した通り、
建物の屋内の四隅となりますので、英語の方が非常に分かりやすいです。
「入隅」の数え方について
実は、「入隅」の数え方がわからないと言う方も多いようです。
と言うのも、単純に壁の角の凹みであるため、洗面所やトイレ、サッシ部分などは含まれるのか否かと言うことで悩まれる方が多いようです。
しかしながら、
この「入隅」と言うのは、壁同士の面がぶつかる四隅は全て入隅としてカウントします。
つまり、洗面所であろうと、トイレであろうと角であれば入隅となります。
入隅の数が多いとコストが高くなる
入隅の数が多いと、コストが高くなるとされています。
これは、入隅が多い=外壁面積が大きい家と言うことになるからです。
外壁の面積が大きくなれば、それだけ外壁材のコストも上がりますよね。
また、コーナー部分の施工は他の部分に比べても手間がかかるため、
こういった理由からコストが上がったりするのが原因です。
入隅と出隅の違いについて
「入隅」についてはなんとなくご理解頂けたかと思います。
実は、このワードと似たもので「出隅」と言うのもあります。
「ん?さっきのと似ているけど微妙に違う!?」と思った方は鋭いです。
そうです!似てるけど少しだけ違うんです。
では、入隅と出隅の違いについて簡潔に見ていきましょう!
入隅と出隅の違い一覧
入隅 | 屋内(内側)の壁と壁が打つかる角(四隅)。 |
---|---|
出隅 | 屋外(外側)の壁と壁が打つかる角(四隅)。 |
入隅が部屋内の四隅であることに対して、
出隅は、外側部分の壁の角部分のことを指しています。
単純に外か中かの違いとなっています。
入隅の劣化症状について
実は、「入隅」も経年劣化によって少しずつ劣化が進んでいきます。
したがって、定期的にメンテナンスもする必要があります。
まずはどのような劣化が起きるのかをご紹介していきたいと思います。
入隅の隙間が大きくなっている
実は、入隅に隙間が空いていることはよくあることなのですが、
この隙間が地震などによって建物が揺れたことで大きくなることがあります。
あまりにも隙間が大きくなっている場合には、補修が必要となります。
補修をする際には、コーキング材などを使うと良いでしょう。
ちなみに、DIYでも十分にできる範囲となっています。
たまにですが、新築なのに入隅の隙間が大きい場合があります。
これは施工に問題があることが多いです。
このような場合には、まずは施工会社に連絡するようにしましょう。
また、
季節によっても隙間が大きくなったり小さくなったりします。
これは、木材は含有している水分によって伸縮することが原因です。
こちらに関しては許容範囲内となっています。
入隅についてまとめ
本ページでは、
外壁の角を指す「入隅」についてご紹介していきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- 「入隅」は、屋内の四隅部分(角)のことです。
- 出隅との違いは、外壁の外か中かの違いだけ。
- 「入隅」の数が多くなると、コストが高くなる。
- 「入隅」の隙間が開いてくることがある。
- 「入隅」の隙間の補修には、コーキング材などを利用する。
いかがだったでしょうか?
あまり聞き慣れない「入隅」。
これからも覚えておく必要があるのかは謎ですが、いわば壁の角の部分と覚えておけば問題ないでしょう。
内側はそこまで劣化が見られないかもしれませんが、
外側である「出隅」は劣化が速くなりがちです。
したがって、外壁塗装は定期的に行っておくのがベストです。
家は外・内関係なく、定期的にメンテナンスをしてあげることで、
寿命が長くなりますので、放置をせずにこまめにチェックしてみてくださいね。
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