外壁塗装で汚れが目立たない色とは!?各色の印象なども解説
外壁塗装で採用すると汚れが目立たない色ってどんなカラーなのでしょうか?
「濃い色?それとも暖色系?それとも・・・」、「何色にするかとても迷ってしまって決められない・・・」なんて方に向けて、
本ページでは、外壁の汚れが目立たない色と目立つ色を印象と一緒に解説していきたいと思います。
また、汚れが付着しないようにする注意点やポイントなども合わせてご紹介しています。
・外壁の汚れが目立たない色は「グレー」
・逆に目立つのは「白」や「黒」
・外壁が汚れにくい材質や塗料を選ぶことが重要
外壁塗装で汚れが目立たない色一覧
常に外部からのダメージにさらされている外壁。
どうしたって汚れてしまうものですが、それを目立たなくする色を採用する事で、
長期に渡って、綺麗な美観を保つことができます。
まずは、汚れが目立ちにくい色から見ていきましょう。
最も汚れが目立たない色は「グレー」
実は、外壁の色で最も目立たない色とされているのは「グレー」です。
砂や土埃などが付着しても、目立ちにくいカラーであることが最大の要因です。
実際に、街中を見ていただくとグレーを採用しているお宅は多いと思います。
グレーに対する心理的印象
- 上品
- お洒落
- 穏やかなイメージ
- 大人っぽい、エレガントさ
- スタイリッシュ
- 落ち着きがある
アイボリー
実は、アイボリーも汚れが目立ちにくいとされている色です。
砂や埃などが付着しても分かりにくいためです。
アイボリーというと、白よりどちらかというと黄色に近いカラーです。
そのため、多少の汚れでは美観に影響が出づらいのが特徴です。
アイボリーに対する心理的印象
- 落ち着いた
- 穏やかな
- 前向き
- 癒し
- 開放的
ブラウン
ブラウンも汚れが目立ちにくい色とされています。
特に、赤土が舞い上がる箇所ではオススメとされるカラーです。
実はそんなに不人気なカラーでもなく、茶色の外壁をしているお家を見たことがあるのではないでしょうか?
ブラウンに対する心理的印象
- 安心感
- 穏やかな
- 重厚感
- 安心感
- 堅実
ベージュ
ベージュも汚れが目立たない色として人気があるカラーです。
色味としては、茶色よりも白に近いといったところでしょうか。
ちなみに、ベージュは外壁の色としても普通に人気が高いです。
様々な配色にも向いており、2色の組み合わせの一つとして使われることが多いためです。
ベージュに対する心理的印象
- 穏やかな
- リラックス効果
- 優しさ
- 安心感
- 落ち着きがある
グリーン(緑)
意外と思われる方も多いとは思いますが、グリーンも実は汚れが目立たない色とされています。
これは、苔や藻などの汚れを目立たなくする色だからです。
特に湿度が高いような地域などにお住まいの方にオススメできるカラーです。
あまり濃いグリーンですと、色褪せが目立つので、
薄いグリーンがオススメです。
グリーンに対する心理的印象
- 穏やかな
- くつろぎ
- 安心感
- 若々しい
- 新鮮(フレッシュ)
- 平和
外壁塗装で汚れが目立ちやすい色一覧
外壁塗装で使われる色の中で、目立ちやすいのってどんなものなのでしょうか?
今から汚れが目立つ色をご紹介していきたいと思います。
白(ホワイト)
実は、汚れが目立つ色として知られているのは白なんです。
既にお察しだと思いますが、白は少しの汚れが付着するだけで目立つからです。
これはTシャツで想像してもらえると分かりやすいと思います。
ただ、ホワイトはとてもスマートな印象を与えてくれて、
お洒落な仕上がりになるため、人気も高いのです。
もし採用する際には、完全に真っ白よりかはオフホワイトのようなカラーがオススメです。
白に対する心理的印象
- 清潔
- 純粋
- 神聖
- 平和
- 明るい
- 透明感
黒(ブラック)
次にご紹介する外壁の汚れが目立つ色は黒(ブラック)となります。
砂や埃はもちろんですが、苔なども含めて付着すると目立ちやすいのが特徴です。
よく車も黒だと汚れやすいなんて言われますが家も同じですね。
黒に対する心理的印象
- クール
- 高級感
- 威厳
- 自信
- 大人ぽい
- 重厚感
赤(レッド)
赤(レッド)もまた汚れが目立ちやすい色とされています。
黄砂などが付着すると目立つ当事もありますが、
何よりも色褪せが起きやすいということが一番の原因です。
外壁の劣化の症状として「色褪せ」がありますが、
色褪せがおこると、美観が損なわれてしまって、印象がガラッと変わります。
また、景観に馴染まない可能性もあり、採用する際には要注意です。
赤に対する心理的印象
- 勇気
- 愛情
- 勝利
- 積極的
- 炎
- 興奮
青(ブルー)
青(ブルー)もまた外壁の汚れが目立ちやすい色とされています。
理由は、赤と同様で黄砂などが付着すると汚れがとても目立つほか、
紫外線からのダメージによって、色褪せを起こしやすいという理由です。
色褪せを起こすと、
想像以上に美観が損なわれるため、他人に与える印象が大きく変わってしまいます。
青に対する心理的印象
- 信頼
- 誠実
- 知性
- クール
- 落ち着き
- 広大
外壁が汚れてしまう原因について
外壁って何故汚れてしまうのでしょうか?
鳥の糞がつけば当然汚くなるとは思いますが実際のところはどうなのでしょうか?
では、外壁が汚れる原因をご紹介していきたいと思います。
大気汚染
普段何気なく暮らしていますが、実は大気中には様々な汚れが浮遊しています。
都心部であれば、排気ガスや黄砂などがそうでしょう。
これらの物質が外壁に付着することで、汚れや劣化の原因となります。
汚れを目立たなくするには、目立ちにくいベージュなどの塗料を使用することがオススメです。
また、セルフクリーニング機能がある塗料を採用するのもオススメです。
カビやコケ
湿度の高い地域にお住まいの方は、
カビや苔が外壁に発生していないかチェックしてみましょう。
もしかしたら既に緑色になっている箇所があるかもしれません。
また、日が当たりにくい場所も湿度が高くなりがちなので、
カビや苔、藻などが発生しいやすい場所でもあります。
サッシ周りの汚れ
窓サッシから下に向かって雨垂れはできていませんか?
これは、雨によって外壁に付着した汚れが下に垂れている状態です。
また、塗料に使用されているシリコンに含まれる可塑剤や、
サッシ周りのシーリング材に使用されている可塑剤の油分が溶け出している可能性もあります。
放置しておくと美観上の問題はもちろん、
劣化の原因にもなるのでメンテナンスをしっかりと行いましょう。
換気口下の油汚れ
換気口や換気扇下から油汚れが付着していませんか?
油は、水分と異なって、固着してしまって、汚れが落ちにくくなりますので、
長期に渡って、放置しておくことは大変危険です。
もし、発見した場合には、
クリーニングをして綺麗に保つようにしておきましょう。
外壁の汚れが目立たなくなる塗料について
どうしても外壁の汚れが気になってしまうという方、
白や黒などのカラーを採用したいと考えている方に向けて、
汚れが目立たなくなる塗料をご紹介していきたいと思います。
グレードの高い塗料を使用することで、
通常の塗料に比べて、汚れに対する耐性が高まります。
では、早速見ていきましょう、
フッ素塗料
フッ素塗料は、
グレードの高い塗料であり、単価相場も3,500円〜4,500円と高いです。
これは、最もメジャーであるシリコン系塗料の2,500円〜3,500円と比べても高いことが分かります。
しかしながら、
その反面機能性にはとても優れており、最大で20年近い耐久性を誇り、
耐候性や耐熱性、親水性、防カビ性、防藻性、防水性に優れています。
このフッ素塗料には、
親水性がありますので、雨が降ることでセルフクリーニングをしてくれます。
その結果、汚れが目立ちにくくなるという事になります。
光触媒塗料
次にご紹介するのは「光触媒塗料」です。
こちらもフッ素塗料と同様、耐久性が高い事で知られるグレードの高い塗料の1種となります。
ただし、この塗料の特徴はここだけではありません。
最も優れているのは、
セルフクリーニング機能であり、太陽に当たる事で付着した汚れを分解させて、
雨でそれを流すことができるのです。
したがって、
多少の汚れであれば、目立ちにくくするという効果を期待できます。
さらに、耐久性も高いため、メンテナンス期間も長くすることができます。
外壁が汚れにくくなる材質について
先ほどは、外壁の汚れが目立たないor汚れにくい塗料をご紹介しました。
実は、外壁材にも同じような効果を持っている材質があります。
ここでは、主な事例として3つの外壁材をご紹介したいと思います。
HALPLUSシリーズ パストラーノ(LIXIL)
- 凸凹した形状
- タイルタイプ
- 表面に親水性加工を施している
- 材質としての耐久性も高い
マイクロガード(ニチハ)
- サイディング表面に親水性加工が施されている
- 防汚効果
- 防藻・防カビ剤を配合
親水シリーズ(ケイミュー)
- サイディング表面に親水コートを施している
- セルフクリーニング機能
上記は、外壁の汚れを付着させづらくしたり、目立ちにくくさせたりする効果を持っています。
しかしながら、立地条件や地域によっては汚れが付着したり、
目立ったりする可能性もあるため、必ずしも100%の効果を発揮するとは限らないことをご理解ください。
外壁塗装で汚れが目立たない色についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装で汚れが目立たない色についてご紹介させていただきました。
最後に今回の内容をまとめていきたいと思います。
- 外壁の汚れが目立たない色は「グレー」、「ブラウン」、「ベージュ」、「グリーン」、「アイボリー」
- 外壁の汚れが目立つ色は「白」、「黒」、「赤」、「青」
- 外壁の汚れの原因は「大気汚染」、「排気口したの油だれ」、「サッシの雨垂れなど」、「カビや苔の発生」
- 汚れにくい塗料や材質を使用する事も重要
いかがだったでしょうか?
外壁の汚れが気になって仕方がないという方やこれから外壁塗装をするので、
汚れにくい色にしようと検討されている方のお力になれたでしょうか?
塗料もグレードを高くすると、機能性が異なるため、
ある程度の予防はできるかと思います。
もちろん、外壁材についても同様です。
しかしながら、
一番大切なのは、定期的なメンテナンスを怠らないことです。
まずは、10年を目安に一度現地調査を行って、現在の外壁や屋根の状態をチェックしておきましょう。
必要があれば、
外壁塗装などを行って、常に綺麗な状態をキープするようにしてみてくださいね!
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