外壁塗装の費用相場ってどのくらい!?事前に知っておきたいポイント
外壁塗装や屋根塗装をする際、安く見積もってくれる業者や高く見積もる業者がありますが、
実際にかかる費用の相場ってどのくらいなのでしょうか??
今、塗装でお悩みの方に知って起きたいポイントをまとめてみましたので是非チェックしてみてください。
外壁塗装の費用の相場っていくら!?
そもそも、外壁塗装を初めて行うか考えている方にとっては、一切見当もつかないお話でしょう。
実際に、かかってくる総額とはいくらくらいなのでしょうか??
一般的な相場としては、100万円前後~150万円程となる場合が多いです。
上記の金額は、あくまで一例であり、平均相場となりますので、現在の家の状況などでその金額が変わってきます。
また、各リフォーム業者によっても見積もり金額が変わってきます。
業者を決定する際には、金額以外の面でもチェックしておきたいポイントがいくつかあります。
では、具体的にどのような点に注目すればよいのか、見ていきましょう。
■外壁塗装の費用相場
平均:100万前後~150万円程
※状況や業者、使用する素材などによって金額は変わります。
外壁塗装の費用ってどんな内訳!?
前項目では、外壁塗装の平均費用相場が100万円前後~150万円程ということをご紹介しましたが、
実際にどのようなものにお金がかかっているのでしょうか?
もちろん、外壁塗装のみでその金額になるわけではありません。
業者によって、項目が少々異なるかもしれませんが、外壁塗装に必要な人件費及び材料費と
塗装の際に必要な足場の建築費などが主に挙げられる費用となります。
内訳は、これらの費用に加え、業者ごとに別途でかかるものがあります。
これに関しては、いくつかの業者に見積もりをお願いしてみるとどのようなものにお金がかかってるのが分かってくると思います。
外壁塗装の費用の内訳
項目1 | 足場 |
---|---|
項目2 | 高圧洗浄 |
項目3 | 養生 |
項目4 | シーリング(コーキング) |
項目5 | 下塗り |
項目6 | 中塗り |
項目7 | 上塗り |
項目8 | 軒天、破風など |
項目9 | ゴミ処理、雑費 |
項目10 | その他(外壁か屋根かでも異なりますし、業者によっても項目が異なります。) |
足場の設置の費用相場について
外壁塗装の費用の内訳の一つとして、必要となってくる足場は実際にどのくらいの金額を請求されることが多いのでしょうか?
ここでは、よく例として挙がる一般的な30坪ほどの住宅を例として取り上げてみます。
足場の費用相場としては、1㎡あたり700円~1000円程度となっており、合計で15万~20万円ほどとなる場合が多いです。
では何故、足場にそんなに多額の金額が必要なのでしょうか!?
それは、塗装を行う職人さんが正確で丁寧な作業をするために、必須なためです。
足場を建設しないで、塗装をしてしまうと足回りの不安定さから仕上がりの質が劣ったりしてきます。
なので、一般的な住宅を塗装する場合においては、基本的に必須なものとなります。
■外壁塗装の際の足場の建設費用相場
平均:15万~20万円程
外壁塗装の塗料の種類と費用相場について
これまでに外壁塗装の費用相場について内訳までご紹介してきましたが、
本項目では、その際に必要となる塗料の種類についてどのようなものがあるのか、
どの程度の金額がかかってくるのかをご紹介していきたいとおもいます。
塗装工事の際に使用される塗料には、いくつかの種類が存在します。
それぞれに特徴があり、値段ももちろん異なります。
また、塗料によって仕上がりや耐用年数などが違ってきます。
ここにおいては、高い塗料を使うことで、よりお家を頑丈に、そして将来の塗装費用を抑えることにつながります。
外壁塗装や屋根塗装を行う上で、この塗料は一番よく考えなくてならない項目とも言えます。
少しでも安く抑えたい・・・・
そんな気持ちもわかりますが、次のメンテナンスまえでの期間、そしてより家を綺麗に長持ちさせるためにも、
よく考えたうえで、どの塗料を使って塗装するか考える必要があります。
塗料の種類と費用
塗装の種類 | 単価(1㎡ごと) | 耐用年数 |
---|---|---|
アクリル系塗料 | 1,000~1,200円/㎡ | 4~8年 |
ウレタン系塗料 | 1,800~2,000円/㎡ | 6~10年 |
シリコン系塗料 | 2,500~3,500円/㎡ | 8~14年前後 |
フッ素塗料 | 3,500~4,500円/㎡ | 15~20年 |
無機塗料 | 5000~5500円/㎡ | 15年~20年ほど |
遮熱塗料/遮熱断熱塗料 | 5000~5500円/㎡ | 15年~20年ほど |
光触媒塗料 | 5000~5500円/㎡ | 15年~20年ほど |
上記の表でもわかるう通り、
下にいけばいくほど、1㎡あたりの単価が高くなっていますよね。
それと同時に、耐用年数も長くなっているのが明らかだと思います。
ここでポイントなのですが、いくら良い塗料を使用したとしても、良い塗装が出来ていなければ意味がないということ。
塗料選びと同じくらい、塗装業者もよく吟味する必要があるという事。
外壁塗装に費用をかける意味とは!?
ここまで、外壁塗装の費用相場から内訳、どのようなものにお金がかかるのかを見ていきました。
本項目では、実際に外壁塗装をすることでどのようなメリットが得られるのかを説明していきたいと思います。
何故、外壁塗装が必要なのかを理解することで、現状の把握と今どのような施工が必要なのかを明白にすることができます。
もちろん、プロからのアドバイスや提案も必要なことではありますが、
まずは、自分がどのようなメリットがあるのか、どのような工事が必要なのかをしることが大事です。
1,劣化した箇所の修復
まず、外壁塗装を行う一番の理由・目的として挙げられるのは「外壁や屋根の修復」でしょう。
外壁や屋根は、普段から紫外線や雨、風などといった外部からの強い刺激を受けて日々ダメージを受けています。
一見、綺麗に見える外壁でも近くで見ると、ひび割れを起こしているなんて経験ありませんか?
また、変色や腐敗などによる劣化などもよくある事例の一つです。
外壁塗装というのは、このようなダメージを受けた箇所を修復するという効果があり、
よい長く家を綺麗に保たせるためにも数年~10年の間に必要な施工となってきます。
「小さなひび割れだから今は大丈夫」
このように思っている方も多いと思いますが、実はこれが非常に危険な信号!!
なぜならば、このひび割れから隙間ができ、雨などが入ることで内部が腐敗し、家の内部がどんどん弱ってきます。
酷い場合には、外壁塗装だけでなく外壁材そのものを替えなければいけない場合もあり、
費用も施工期間も高くなってしまいます。
■外壁塗装のポイントその1
塗料の変色や剥がれ、ひび割れなどが起きていたら注意しましょう!
酷くなるまえに、対策を練りましょう。
2,建物を綺麗に保つ!
そして、外壁塗装をする目的の2つ目としてよく挙がるのが「綺麗な建物を維持するため」です。
新築で購入した一軒家って良いにおいがして、綺麗ですよね。
外から家を見るだけで、とても気持ちが良くなります。
ただ、数年経ってくるとやはりその綺麗だったお家も劣化してきます。
常に、外部からのダメージを受けている住宅は、日に日に色落ちやひび割れを起こしているのです。
このようなことから、新築のようにキレイな家に住みたいと塗装をし直すというお客様も多いのです。
そのほかの例ですと、
アパートやマンションでより住民に快適に暮らしていただくために、塗装をし直すという場合があります。
実際に塗装をすることで、入居者が増加する例もあります。
■外壁塗装のポイントその2
綺麗なお家に住むために、塗装をし直して快適に暮らすの一つの手です。
外壁塗装に費用を費やすメリットまとめ
ここまで外壁塗装を行う意味とその目的を見てきました。
新築の家にお住まいの方以外の方であれば、快適に暮らすための「手段」として是非チェックしてみてください。
■外壁塗装のメリットまとめ
・紫外線や雨、風などで受けたダメージの修復
・建物を良い状態で保つことができる。
・家族全員が快適に暮らすことができる。
・イメージチェンジすることで、毎日明るい気分で過ごすことができる
外壁塗装に費用をかける前に業者を選定しよう
ここまで長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
これが最後の章になりますのでもう少し頑張ってください!
では、最後は実際に外壁塗装業者を選ぶ際に注意したいポイントについてです。
外壁塗装の費用を見積もり書で確認しよう
実際に良い業者か悪い業者なのかを比較にするこは、素人にはそう簡単なことではありません。
となると、実際に見積もりを出してみてその明細を見るのが一番の近道かもしれません。
あくまで施工前の判断になりますので、まずは「見積書」が第一ポイントとなります。
では、あまりよくない業者の見極めはどうすればいいのでしょうか?
よくある例としては、
見積書で詳細に出す業者とおおざっぱに出す業者が存在します。
・施工面積をしっかり調査せずに見積もりを出す場合
・あまりにも安すぎる見積もりを出す場合
・詳細が書かれていない見積もりを出す場合
上記の例が挙げられます。
普通の見積もりを出すまでの流れとして、「現地調査」というものを行う必要があります。
しかし、ここでしっかり調査をせずに見積もりを出す業者もいます。
その場合、見積もり書の詳細部分がしっかり記載されていないという事があります。
また、これまでに見てきたように外壁塗装の費用相場はそんなに安くはありません。
この相場より大幅に安い見積もりを出してきたい場合には、注意が必要です。
必要な行程を行わずに塗装をする可能性がありますので、仕上がりの質が落ちる可能性があります。
まずは、見積もりの段階でご自分でよく精査する必要があります。
心配な方は、いくつかの会社に見積もりをお願いするのも騙されないための対策になります。
■外壁塗装は見積もり書をよく見よう!
・施工面積をしっかり調査せずに見積もりを出す場合
・あまりにも安すぎる見積もりを出す場合
・詳細が書かれていない見積もりを出す場合
※上記の場合は要注意かもしれません。
外壁塗装の費用の支払い方法をチェックしよう
次は、外壁塗装を行う際の支払い方法についてです。
これまでに見てきたように、そう安くはありません。寧ろ、高額な買い物になります。
となると、支払い方法が多様な方が良いですよね。
ちなみに、支払いタイミングは以下の通り。
・施工前のお支払い
・施工後のお支払い
・施工前後で2回に分けてお支払い(場合によっては3回の業者も)
お支払いのタイミングは業者によってまちまち。
こちらに関しては、現在のお財布状況と相談して決めなければなりません。
また、お支払いの方法についてもいくつかの方法が存在します。
・銀行振り込み
・クレジットカード
・各種ローンなど
・その他
一番多いのは、やはり銀行振り込みとローンでしょうか。
今は対応している業者もありますが、まだまだ未対応の業者もあるクレジットカードなんかも、
場合によってはうれしい支払い方法ですよね。
施工にどの程度の金額が必要なのか、
また、支払いタイミングによって、支払い方法を分ける方もいるかと思います。
お金はとてもシビアな問題だと思いますので、業者選びの際にはお支払い方法とタイミングを事前にチェックしておきましょう。
■外壁塗装の際はお支払い方法を確認しよう
・銀行振り込み
・クレジットカード
・各種ローンなど
・その他
※事前に支払いタイミングと支払い方法を確認しておきましょう。
自分に合った業者選びをするために
外壁塗装を行うとなったら、現在は数えきれないほどの業者が存在します。
そのためにもまずは、騙されないための業者選びが必要です。
当サイトでも説明した通り、騙されないためにはいくつもの業者に見積もりを出す事だと思います。
見積もりは、基本的に無料なので心配なさらずに行ってみてください。
また、もう一つの手として有名な会社に注文するという事。
ただ、こちらはあまり良い選択ではないかもしれません。
何故ならば有名な会社は、少し高くなる場合があるからです。
以上のことを踏まえて、大手と地域密着型で頑張っている業者に見積もりを出してみるのが良いと思います。
一番やらないで頂きたいのは、格安で請け負っている会社や、込々パックという形で施工している会社、
またキャンペーンでの値引きが大幅な会社はなるべく避けた方が良いと思います。
一番信頼が出来るのは、お住まいの地域で評判の良い会社。
口コミですぐに噂が広がるからこそ、良い仕事をしているのが明らか。
ネット上での評判だけでなく、実際の評判も取り入れていくのも必要なことです。
外壁塗装は、
快適に暮らすために、必要な施工です。
一度の失敗でメンテナンス費用がかさんだり、違う業者に再び注文し余計な費用がかさむことがあります。
ぜひ、費用面だけではない決定を心がけてください。