外壁塗装ではクレーム&苦情は日常茶飯事!?対処方法もチェック
外壁塗装を行っているとお客様からクレームや苦情が入ってくることも珍しくはありません。
大きな出費となることから、「色が気に入らなかったり」、「騒音などのトラブル」、「費用が高すぎる」、「庭などを汚されてしまった」など、
よくあるような事例をまとめて見ましたので、対処方法と合わせてご紹介させていただきたいと思います。
実際に、施工に入るまでに知っておくだけでも、クレームや苦情を入れなくて済むかもしれません。
・外壁塗装中のよくあるクレーム&苦情事例
・外壁塗装時のクレームや苦情を入れなくて済む対処方法
外壁塗装ではクレームや苦情は日常茶飯事!?
外壁塗装や屋根塗装って人生でそう多くはしないことです。
さらに、一回の費用がとても大きく、家計へのダメージは中々のものでしょう。
しかし、約10年程度で塗装をしないとお家のダメージが蓄積してしまい、さらに酷い状況になることも・・・・
そんなこともあり、お客様からのクレームや苦情などが多い業界でもあるんです。
もちろん、それがいけないというわけではなく、知識として何も知らないお客様だからこそ、
ちょっとしたことでクレームや苦情を入れてしまうという事態になってしまうんです。
ただし、本当に業者側が悪いこともあり、これに関しては一概に言えません。
どんな優良業者であっても、作業をするのは人間ですので、
思いもがけないミスや不可抗力などによって、トラブルになってしまうこともあります。
そのような場合は、業者側が誠心誠意、お客様に対して謝罪とお詫びをする必要があります。
外壁塗装では自分の都合でのクレームや苦情は控えよう
上記のような場合以外では、
お客様側の都合にて、クレームや苦情を入れてこられるパターンも結構多いです。
例えば、以下のようなパターンが事例としてご紹介できます。
・実際の色が気に入らなかった
上記のパターンがお客様都合でのよくあるクレームパターンになります。
しっかりとした業者であれば、事前の色決めの段階で一緒にどのカラーにするか、
入念に打ち合わせをしているはずです。
それなのに実際に塗り終わってみたら、気に入らなかった・イメージと違ったといって無料で塗り直してくれという苦情が意外にもあります。
クレームや苦情を入れる前には、本当に業者に言っても問題ないのか、
自分の落ち度はないのかをよく考えてからにしましょう。
外壁塗装でよくあるクレーム&苦情とは!?
では、実際に外壁塗装や屋根塗装でよくあるであろうクレームや苦情をご紹介していきます。
また、合わせてそのようなトラブルにならないような対処方法もご紹介していますので、
これから工事を行う方、すでに行っているという方はチェックしてみてください!
クレーム&苦情その1:塗装後の色がイメージと異なっていた
よくあるパターンとして、「最初に決めた色と塗装後の最終的な色がイメージと異なった」です。
では、何故このような事になってしまうのでしょうか?
外壁塗装の場合、通常であればお客様に納得してもらえるまで色決めを入念にします。
慎重な方であれば、試し塗りをして乾燥後の色の変化などを見られる方もいらっしゃいます。
上記のような方であれば、まず色に関するトラブルにはならないでしょう。
しかし、業者に言われるがままに決めたり、適当に色決めをしてしまった方にはありがちなクレームになります。
このような場合は、クレームとして成立するのでしょうか?
業者にクレーム&苦情として主張するのは構わないですが、
基本的に、別の色に塗り重ねるには追加費用が発生することがほとんどとなります。
つまり、いくら業者にクレームを言ったところで、追加費用を支払わないと塗り替えができません。
対処方法は?
外壁塗装での色のトラブルは本当によくある事例です。
ですが、対処方法はとっても簡単です。
最初の色を決める際に、もっと慎重になってください。
たったこれだけで「イメージと違った」なんてことが起きなくなります。
また、必要があれば中塗りでの確認作業も行って見てください。
もちろん、すべての業者が中塗りの確認をさせてくれるわけではありませんので事前にチェックしておく必要があります。
ほとんどの場合はないと思いますが、
万が一、業者側がお客が希望した色で塗装をしていなかった場合は、クレームとして主張することもできます。
こちらに関しては、業者側の落ち度となりますので無償で塗り直しを主張してみましょう。
クレーム&苦情その2:塗装後の剥がれや色あせなど
塗装が無事に数量して綺麗になったお家を見て満足感を感じていたところ、
まだ塗装後から1ヶ月以内にも関わらず、「塗装の剥げ」や「サビ」、「色あせ」などを発見してしまい、
業者にクレームや苦情を入れたいと思っている方も結構いらっしゃいます。
そもそも、塗装から1年以内に何かしらの不具合が出るような場合は、
施工不良と言わざるおえません。
悪徳業者による雑な工事だったか、たまたまミスでそのようになったのかはわかりません。
しかし、大事なお家ですのですぐにクレームとして業者に連絡をして見た方が良いと思います。
対処方法は?
業者側による施工不良による被害が出た場合は、すぐに業者に連絡をしましょう!
基本的には保証期間内であれば、無償にて補修をしてくれるはずです。
ただ、中には保証がないという場合もあります。
このような場合は、残念ですがほとんどの場合が再び費用を支払って塗装をする事が多いです。
対処方法としては、契約の段階で保証期間や保証内容などを事前にチェックしておくことです。
事前にこれらのことを知っておくことで、このような施工不良が起きてしまっても、対処することができます。
クレーム&苦情その3:塗り残しやムラなどがある
やっと塗装が終了して綺麗になったな〜なんて思いながら見ていると・・・・
「あれ、なんか塗り残しやムラ、そして飛び散った塗料が付いている」なんてこともあるでしょう。
このような場合は、基本的に業者側の落ち度となりますので、気づいた段階で早めに業者に伝えておきましょう!
対処方法は?
引き渡しの段階ですでに、塗り残しやムラなどを発見している場合はすぐに業者に伝えることで、
無償で補修をしてくれるはずです。
工事期間中であれば、なおさらすぐに対応してくれるはずです。
ただし、工事が終了してから時間が経ってしまっている場合などについては、
業者によっては、追加費用を支払う必要があることもありますので、ご注意ください。
しかし、完成後でないと中々気づかないことも多いと思いますので、まずはしっかり塗装されているかを確認してみてください。
クレーム&苦情その4:塗装工事にかかる騒音や臭いなど
塗装工事期間中は、どうしても騒音がしてしまうほか、塗料の臭いなどが周辺を取り巻きます。
自分のお家だけでなく、隣人にも被害が及ぶ可能性もあり、このようなことが原因でクレームや苦情が入ることも結構あります。
対処方法は?
まず、外壁塗装などの工事で騒音がするのは仕方ないことです。
また、臭いも同じくで塗料の臭いを消すことも中々難しいことです。
自分のお家に関しては、臭い対策をしたりすることで工事期間中を切り抜くほかありません。
一番重要なのは、近隣住民に対する配慮となります。
施主ではない隣人などが一番被害を被ると言っても過言ではありません。
事前の挨拶回りにてしっかり騒音がすること、臭いがすることを伝えておきましょう。
挨拶をしておくことで、トラブル被害を最小限に抑えることができますので、絶対に怠らないようにしましょう。
クレーム&苦情その5:塗料が飛び散ってしまった
飛散防止シートや養生がしっかりできておらず、塗料が飛び散ってしまったことによるクレームや苦情も結構あります。
悪徳業者などによる雑な養生では、このようなことがよく起こります。
もちろん、優良な業者であってもミスで飛び散ってしまうこともあります。
対処方法は?
優良業者に外壁塗装をお願いすることが一番です。
また、高圧洗浄の水や塗料などが隣人のお家に飛び散ることもあると思いますが、
このような場合は、さらに大きなトラブルとなる場合があり、大変危険です。
まずは、業者にしっかり養生をしてもらうことを伝えておくほか、自分でも動かせるものは家の中に入れたりして、事前に対処しておきましょう。
そして、近隣からのクレームが入った場合には、すぐに謝りに伺いましょう。
こちらに関しても事前の挨拶は必須となります。
場合によっては、業者に損害賠償請求が行くこともありますので、注意が必要です。
クレーム&苦情その6:追加工事で費用が変わる!?
事前の見積もり時の費用だけで全てが終わると思っていたところ、
急に、「あそこも工事が必要です」なんて言われて了承したところ、後で追加費用を請求されたなんてことも。
何もわからずに追加工事をして追加で費用がかかるのはおかしい!!とクレームや苦情を入れるお客様も多いです。
対処方法は?
まず、追加工事が必要だと言われた場合はどうして必要なのか、しなくてはいけない理由はあるのかを
明確に業者に聞いて答えてもらいましょう。
また、その際にどのくらいの費用がかかるのかも聞いておく必要があります。
さらに、一番大事なのは追加工事の契約書や見積もりなどをしっかり事前に受け取り、よく確認することです。
この時、追加工事の必要性に関して詳細な説明がなかったり、勝手に行っている場合、契約書や見積書がもらえない場合は
悪徳業者の場合がありますので、注意が必要です。
クレーム&苦情その7:工事期間が大幅に伸びてしまっている
契約時の工事期間(予定)より、大幅に期間が伸びてしまって困っているというお客様からのクレームや苦情も結構あります。
施主様も予定がありますので、おおよその終了期間がわからないと困ってしまいますよね。
対処方法は?
外壁塗装や屋根塗装での工事では、天候にとにかく左右されてしまいます。
雨の日などは塗装作業ができませんので、その日は何もできないなんてこともあるかと思います。
特に、梅雨の時期などは中々進まないなんてこともあるでしょう。
このような場合には、クレームを入れても仕方ないので我慢するほかないです。
しかし、
天候も良いはずなのに中々工事が進まない場合に関しては、何かしらの不具合が生じている場合があります。
このような時には、業者にもう一度工事スケジュールの確認を行い、
いつ頃には終わりそうなのかを聞いておくことですっきりするはずです。
大幅にスケジュールが伸びてしまっている時には、すぐに業者に連絡して見るのが一番早いです。
クレーム&苦情その8:業者にお家のものを壊された
庭の植木や屋根などを業者に壊されてしまって困っているというお客様も中にはいらっしゃいます。
ちょっとした不手際で、庭にあるもの、玄関の床などを壊してしまうことがあるようです。
対処方法は?
もし、お家のものを業者に壊されてしまった場合には、しっかり業者に伝えましょう。
しっかり、保証してもらえるはずです。
また、場合によってはそのまま何も言わずに無視して工事が終了することもあるようですが、
そのような業者は工事も雑な場合がありますので、完成後も外壁などの注意が必要です。
こちらに関しては、しっかりクレームとして業者に言っても問題ないと思います。
外壁塗装でトラブルが発生した時は第三者機関も頼りにしよう
もし、外壁塗装や屋根塗装を行って何かしらの被害を被っている場合で、
業者とやり取りをしても埒があかない状況になっているという方は、第三者機関を使用することも一つの手となります。
紛争処理センターや消費生活センターはもちろん、場合によっては弁護士に相談してみるのもオススメです。
誰に相談して良いかわからない、悩みを共有したいという気持ちになっている時に、
とても頼りになる専門家からのアドバイスを受けることができます。
是非、機会があれば利用してみてください。
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
■公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
電話相談:0570-016-100
公式サイト:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
国民生活センター
■国民生活センター
電話相談:03-3446-1623(平日バックアップ相談)
公式サイト:国民生活センター
外壁塗装でのクレーム&苦情まとめ
ここまで長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
今回は、外壁塗装におけるクレームや苦情などについてご紹介させていただきました。
おそらく、今この記事を読んでいている方であれば該当するようなクレームパターンがあったのではないでしょうか?
もちろん、ご紹介した以外のクレームなども存在します、とても小さいことから大きいことまで様々です。
しかし、お客様にとっては高い費用を払っている以上、何かあれば業者にクレームを入れてしまうと思います。
ただ、分かっていただきたいのは業者の不手際を除けば、お客様側で対処ができることが多いということです。
色決めも然り、事前にチェックしておいたり、慎重になって入ればトラブルになっていなかった・・・・なんてことが意外と多かったりもします。
そのようなことにならないためにも事前のチェックと、適当に契約を交わさないようにしてください。
また、
明らかな業者による不手際を避けるためにも優良な業者に塗装工事をお願いすることが重要です。
業者決めの段階から慎重になることがトラブルを避けるための最善だと言えます。
是非、満足できる理想のお家の実現のため、慎重になってみてください。
外壁塗装フォーラムでは、
クレームや苦情が入った場合であっても、経験豊富なスタッフ陣が丁寧に施工&アフターケアを行っています。
初めて外壁塗装を行うという方や、業者選びで迷っている方は、まずは気軽にお問い合わせください。
ご相談や、お見積もりに関しては、お電話&当サイトのお問い合わせフォームよりお受けしております。