外壁塗装でぼったくりに遭わないためには!?特徴や対処方法を解説
外壁塗装や屋根塗装でぼったくりに遭ったと言う方はネット上では結構いらっしゃいます。
では、なぜそのような事が起こるのでしょうか?
「私も同じ目に遭ってしまったらどうしよう」と考える方に向けて、
本ページでは、外壁塗装業者のぼったくりの特徴やメカニズム、対処方法について解説していきたいと思います。
・外壁塗装業界のぼったくりについて
・ぼったくりを行う外壁塗装業者の特徴について
・ぼったくり業者と契約してしまった際の対処方法について
・外壁塗装でぼったくりに遭わないための注意点について
なぜ、外壁塗装でぼったくりが発生するの?
外壁塗装といえば、
戸建てやマンションなどの建物の外壁に塗料を塗って外部からのダメージから家を守ると言うもの。
よく「約10年に1度は行う必要がある」と言われ、定期的に行う必要があるメンテナンスです。
しかしながら、
ネット上では、どうやら外壁塗装業者に「ぼったくられた」なんて記事や、
質問などをされている方がいらっしゃいます。
一見すると、外壁塗装で何故ぼったくりに遭うの?なんて思われるかもしれません。
特に、まだ一度も施工を経験した事のない方にとってはより身近な話とは言えないでしょう。
このようにぼったくりに遭ってしまう背景には、
外壁塗装という価格設定が難しい業界でもあるというのが関係していると言えます。
一体、どういう事なのでしょうか?
全ての業者で見積金額が異なる
実は、外壁塗装や屋根塗装には、
大体の費用相場はあるものの、絶対に全ての業者の見積が同じ金額で出ることはありえません。
これは、業者によって人件費などの計算方法が異なるためです。
もちろん、使用する塗料や外壁材などによっても
金額は異なってきますが、安いか高いかは業者によって設定されています。
そのため、仮に3社に見積をお願いしたとしても、
3社とも全く異なる金額の見積となることはよくあることです。
費用相場があまり知られていない
二つ目のぼったくり被害に遭いやすい理由として、
素人の方には外壁塗装の費用相場が浸透していないという点です。
特に、これは大きな理由になるかと思います。
ネット上で調べれば大体の費用相場は出てくると思いますが。
初めての経験でどのくらいかかるか分からないという方で、
業者に猛烈にプッシュされてしまって契約してしまうという方は多いはずです。
また、家の状態の事がよくわかっていないところで、
業者に「急いで工事をしないと建物が危ない」なんて言われてしまったら、
調べてから契約する前に、その場で判を押してしまう方もいらっしゃるかと思います。
上記のような事もあって、
外壁塗装でぼったくりに遭ってしまう方は後を絶たないようです。
まとめ
- 外壁塗装業界では、業者によって見積金額が異なる
- 外壁塗装の費用相場が広く知られていないためにぼったくりに遭いやすい
ぼったくりを行う外壁塗装業社の特徴とは?
「私もぼったくりに遭ってしまわないか心配」と思われる方も多いでしょう。
しかしながら、ぼったくりを行う外壁塗装業者にはいくつかの特徴があります。
今から、そのポイントについて解説していきますので是非参考にしてください。
1,費用相場が明らかに高い
まず、一つ目の特徴として「明らかに費用相場より高い見積金額を提示してくる」です。
外壁塗装では一般的な戸建て(約30坪)の場合、相場は大体約70万円から100万円前後となります。
そのため、この相場より明らかに高い「200万円」や「300万円」と提示された場合には注意が必要です。
ちなみに、
上記の費用相場は、あくまで平均値となるため使用する塗料が高価な物になれば、
当然、高い費用になるのでその点には注意していただきたいです。
ただし、どんなに高い塗料を使ったとしても、
「300万円」なんて金額になることはありえないので、
あまりにも高額な見積を出された場合には、一度検討し直した方が賢明かもしれません。
2,施工技術が低い
ぼったくりと言ったら少し語弊があるかもしれませんが、
非常に悪質と言えるのは「施工技術が低く、工事後に施工不良を起こす」パターンです。
例えば、ぼったくり金額の工事費用を支払っているのに、
施工技術も低い場合、補修費用でさらに莫大な金額がかかってしまう可能性もあります。
これは、前項のただ高い金額を提示している業者より悪質ですよね。
また、見積時には「安い見積金額」を提示しておきながら、
工事中に追加費用が発生し、最終的にはぼったくり費用になってしまうケースもあるようです。
このような業者の一番のポイントは、
ほとんどの場合で「技術力が低い」という事が言えます。
そのため、結果的に高い買い物となってしまう事が多いです。
3,アフターフォローがない
外壁塗装や屋根塗装は、
工事が終了した後も、経過観察として状況を伺いに行く事が多いです。
これは、施工不良が起きていないかなどの確認も兼ねています。
しかしながら、ぼったくり業者の場合には、
このアフターフォローサービスが一切ない事が多いです。
そのため、高い金額で工事をしてそのまま音沙汰なしなんて事もあります。
不安な方は、契約時にアフターフォローはあるのかどうかを聞いておくのも良いかもしれません。
まとめ
- 費用相場より明らかに高い見積金額を提示してくる業者はぼったくりである
- 施工技術が低く、ぼったくり金額を提示してくる業者も多い
- アフターフォローが一切ない業者もぼったくりである可能性が高い
ぼったくり業者と外壁塗装の契約を結んだ場合の対処方法
これから外壁塗装や屋根塗装を行いたいと思っている方にもご覧になって頂きたいですが、
実際に、現在進行形でぼったくり業者と契約してしまったという方に向けて、
今後どのような対処を行えば良いのかを解説していきたいと思います。
1,クーリングオフをする
まず、すでに契約してしまった方が一番最初に確認するのは「クーリングオフ」についてです。
これは、契約してから一定期間であれば契約を解除できますよと言った制度になります。
そのため、まずはクーリングオフについて記載された書面があるのかどうかを確認します。
ちなみに、クーリングオフの詳細としては、
「クーリングオフについて記載された書面を受け取った日から、8日以内であること」が条件となります。
既に一定期間が過ぎている場合や書面がない場合には適用ができないので注意が必要です。
2,途中解約を行う
例えば、クーリングオフができなくても、
違約金を払えば、途中で工事をやめる事も可能だったりします。
もちろん、既に着工していればそれなりの違約金などがかかると思いますが、
それでも、ぼったくり金額を支払うよりは安く済む場合が多いのでオススメです。
ただし、その後きちんとした業者に工事を依頼しないといけないので、
違約金とその後の適切な費用を計算してから解約するようにしてください。
3,消費者センターに相談する
クーリングオフについての書面が見当たらない場合や、
既に一定期間が過ぎてしまった場合、業者が解約に応じてくれない場合には、
消費者センターに相談するようにしましょう。
場合によっては、
業者と契約者の間に入ってくれて解決する事もあります。
悩んでいる間にどんどん工事が進んでしまう場合もあるので早めに連絡しましょう。
ぼったくり業者と契約してしまった際の対処方法まとめ
- クーリングオフを適用する
- 途中解約をする
- 解決しない場合には消費者センターに相談する
外壁塗装でぼったくりに遭わないための注意点について
これから外壁塗装を行う予定である方がぼったくり被害に遭わないために、
どのような点に注意したら良いかをまとめてみました。
是非、参考までにご覧ください。
1,費用相場より明らかに高い見積金額でないかどうか
先ほどもご紹介した通り、
ぼったくり業者の見分け方としては、まずは費用相場より2倍以上の金額を見積で出してこないかどうかです。
これは、見積をお願いした際に判明するので、騙される可能性が低くなります。
まずは、あなたのお家の平米数や坪数などを把握した上で、
外壁塗装や屋根塗装ではどのくらいの費用が相場なのかを調べた上で、
業者への見積依頼をするようにしましょう。
見積を出された際に、
詳細事項が記載されているかどうかや説明をしてくれるかどうかも確認しておきましょう。
大雑把すぎる見積の場合には、使用塗料などをぼったくっている可能性もあります。
2,大幅な値引きや猛烈プッシュがあるかどうか
外壁塗装はとても高い買い物なので、
少しでも安ければ助かると思ってしまう心理を利用して、
その場で大幅な値引きやキャンペーンなどを適用してくる業者の場合注意が必要です。
ここでいう値引きとは、
10万円や20万円程度のものではなく、100万円以上の値引きを指します。
そもそも通常、適切な見積金額を出していれば100万円の値引きは現実的に不可能です。
これは、材料費を抜いたら人件費しか費用がかからないためです。
そのため大幅な値引きをしてくる場合、
・もともと高値で見積を出して安く見せているパターン
・人件費を極限まで削って見積を出しているパターン
などが考えられます。
いずれにせよ、施工技術力は高くないのでオススメはできません。
3,施工実績があるかどうか、HPがあるかどうか
ぼったくりに遭わないための方法として、
最後は「これまでの施工実績があるかどうか」、「HPがあるかどうか」です。
HPが仮になかったとしても、その業者がこれませに施工した実績が沢山あるかどうかを確認ください。
もし、全く実績がない場合や、
その業者が請け負っていない施工実績だとわかった場合、
かなりの確率でぼったくりである可能性が高いです。
安心して工事を任せられる業者かどうかを確認するためにも、
まずは施工実績を見るというのが手っ取り早いです。
外壁塗装でぼったくりに遭わないための注意点まとめ
- 明らかに高い見積金額でないかどうかを確認する
- 大幅な値引きや猛烈プッシュがないかどうか
- 施工実績が充実しているかどうか
外壁塗装でぼったくりに遭わない方法についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装においてぼったくりが発生してしまう原因や特徴と、
契約してしまった際の対処方法や注意点について解説していきました。
では、まずは今回のまとめを見ていきましょう。
まとめ
- 外壁塗装でぼったくりが起きるのは費用相場が知られていない&見積金額が業者によって異なるため
- ぼったくり業者の特徴は費用相場の2倍以上の見積金額、施工技術が低い、アフターフォロがないなど
- ぼったくり業者と契約したら、まずはクーリングオフを適用、無理なら途中解約する、それでも解決しない場合には消費者センターに相談する
- ぼったくりに遭わないためには、外壁塗装の費用相場を知る必要がある
- また、大幅な値引きがないかどうかや過去の施工実績が充実してるかどうかを確認する
これから外壁塗装を行う方で悩まれている方や、
今現在、ぼったくりに遭っているのでは?と不安になっている方に向けて、
今回は内情を解説させていただきました。
すでに契約してしまった場合には、
落ち着いて対処していきましょう。
その上で、次なる対策を練っていきましょう。
これから外壁塗装業者を探すという方は、
注意点などを踏まえた上で、適切な相場で見積を出してくれて、
施工技術も高い優良業者にお願いするようにしてくださいね!
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お電話の際は、HPを見たと一言ください。