バイオマスR-Siの耐用年数や価格とは!?特徴と効果を解説
屋根塗装用の塗料「バイオマスR-Si」ってどのようなものなのでしょうか?
「耐用年数が知りたい」、「どれくらいの価格なの?」なんて方に向けて、
本ページでは、バイオマスR-Siの特徴と機能性や塗装効果について解説してきたいと思います。
高い耐久性と優れた機能性に注目です。
・バイオマスR-Siは水谷ペイントが発売する屋根用塗料
・環境性、高い塗膜性能、使いやすい価格帯、超耐候性などが特徴
・安定した機能性を持つ屋根用塗料
屋根塗装用塗料「バイオマスR-Si」とは?
「バイオマスR-Si」という塗料をご存知でしょうか?
恐らく、同業者でなければ知らないという方の方が多いでしょう。
こちらの塗料は、屋根塗装で使用される塗料の種類となります。
メーカーは、「水谷ペイント株式会社」というところで、
ナノテクノロジーによる製品づくりを行っており、
屋根用塗料、内外壁塗料、床用塗料などを販売しています。
「バイオマスR-Si」は、
水谷ペイント株式会社が発売する窯業系屋根材および金属系屋根材向けの
弱溶剤2液型バイオマスシリコン樹脂塗料となっています。
バイオマスとは?
バイオマスとは、
植物を製品の原料として精製したものをバイオマス原料と言って、
空気中の二酸化炭素を地球の中で循環させて、その量を一定に保つことができます。
バイオマス原料製品の場合は、
二酸化炭素を吸収する量と排出する量が同等になることから、
循環型社会を目指すというものです。
バイオマスR-Siの特徴
屋根塗装塗料「バイオマスR-Si」には、
大きく分けて、5つの特徴があります。
今からこの特徴についてご紹介していきたいと思います。
1,石油系資源の削減
現在、塗料に用いられている樹脂には石油系資源が使われています。
しかしながら、「バイオマスR-Si」では枯渇資源となっている石油系資源を使わず、
バイオマス原料を使用することで、石油系資源の削減に貢献しています。
2,高次元の塗膜性能
バイオマスR-Siの原料として使われているバイオマス原料の中にあるエポキシ基には、
「塗装後の二次架橋」、「基材への付着」の効果があります。
これらによって、とても強い塗膜が形成されます。
3,使い易い価格帯
バイオマスR-Siでは、
バイオマス原料の中にある「エポキシ基」が付着性を向上させ、とても強靭な塗膜を形成します。
これらによって、高価なイソシアネート硬化剤の減量を実現でき、結果として使いやすい価格帯になっています。
4,超耐候性
バイオマスR-Siでは、
シロキサン結合を有するシリコン成分と紫外線吸収剤が
紫外線、熱、水による劣化を防ぎます。
これらによって、
耐汚染性、耐候性、耐アルカリ性、防カビ性、防藻性などを発揮します。
5,幅広い素材に対応
バイオマスR-Siは、
窯業系・金属系の素材に対応しており、フタル酸系、油性系、アクリル系などの旧塗膜にも対応。
また、弱溶剤系なので強溶剤系より臭気が少ない分、作業環境や塗装作業性に優れています。
バイオマスR-Siの耐用年数とは?
屋根塗装を行おうと思っている方の中には、
「バイオマスR-Si」がどれくらいの耐久性があるのか気になる方も多いでしょう。
そのような方に向けて、耐用年数についてご紹介したいと思います。
耐用年数年はおよそ10年程度
「バイオマスR-Si」の耐用年数は、10年程度となっています。
長いところでは、13年程度と紹介されることもありますが、
大体のところは10年と言ったところでしょう。
外壁塗装は基本的に10年に1度、行うべきとされていますので、
「バイオマスR-Si」を使用すれば、外壁と合わせての塗装が可能となります。
そのため、ごく一般的な耐久性は持ち合わせていると言えるでしょう。
バイオマスR-Siの価格(費用相場)は?
耐用年数がわかったら気になるのはやはり「費用面」でしょう。
今から「バイオマスR-Si」の価格帯についてご紹介していきたいと思います。
バイオマスR-Siの価格は2,000円/㎡
「バイオマスR-Si」の価格についてですが、
平均的な価格としては、2,000円/㎡と言ったところでしょう。
シリコン系塗料の中では、比較的やすい部類に入ると思います。
単価については、
機能性や耐久性などによっても、変わってきますので、
詳しい金額については、業者にお聞きください!
バイオマスR-Siの適合素材について
「バイオマスR-Si」は、幅広い素材に対応している塗料です。
まずは、どのような素材に対応しているのかを把握しておくことが大切です。
窯業系屋根材
住宅屋根用化粧スレート・アスベスト含有波形スレート |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
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ノンアスベスト波形スレート |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
乾式洋瓦 |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
プレスセメントがわら(エナメル仕上げ) |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
プレスセメントがわら(メタリック仕上げ) |
塗装回数:2回 希釈料:3~7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
陶器瓦 |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
金属系屋根材
金属系屋根材(アルミ鋼板・ステンレス鋼板) |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
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金属系屋根材(さびが著しい場合) |
塗装回数:2回 希釈料:2〜5L/5〜7L 可使時間:5h以内 工程内:4h以上10日以内 最終養生:16h以上 |
屋根塗装用塗料「バイオマスR-Si」についてまとめ
本ページでは、
屋根塗装で使用される塗料「バイオマスR-Si」についてご紹介させていただきました。
最後に今回のまとめを見ていきましょう。
まとめ
- バイオマスR-Siはバイオマス原料を使用したシリコン樹脂塗料
- メーカーは水谷ペイント株式会社
- 耐用年数は、約10年程度
- 価格は、2,000円/㎡
- 適合素材は窯業系屋根材・金属系屋根材
- カラーバリエーションは艶あり18色
いかがだったでしょうか?
使用するのを悩まれている方も多いかと思いますが、
耐久性などに一番注目されている方には、お勧めできる塗料です。
ただし、あなたの住んでいる環境や家の状況などを把握した上で、
最適な塗料を選択するのがベストだと思います。
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