外壁塗装をハウスメーカーに依頼するメリット&デメリットまとめ
外壁塗装をハウスメーカーに依頼する際に得られるメリットとはどのようなものなのでしょうか?
また、よく費用相場が高くなると言われていますが実際のところはどうなのでしょうか?
本ページでは、そんな疑問をお持ちの方に向けて、地域密着型の業者とハウスメーカーでの違いやメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
・ハウスメーカーによる外壁塗装は費用が高くなる傾向にある
・地域密着型の業者に比べると仕上がりにムラがでる可能性がある
・契約時にはデメリットもしっかりと把握しておく必要がある
外壁塗装をハウスメーカーに依頼するメリットについて
これから外壁塗装を行いたいと考えている方の中には、
家の建築を依頼したハウスメーカーにお願いしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
特に、まだ一度も工事を経験された事がない方にとって、どこの業者に依頼するべきかは、
結構難しい話でもあるので、ある意味当然の流れとも言えます。
しかしながら、
依頼する際には、メリットおよびデメリットをしっかりと把握しておく必要があります。
これは何事にも言える事ですが、外壁塗装においては特に注意しておきたいポイントです。
まずは、ハウスメーカーに依頼する際に得られるであろうメリットからご紹介していきたいと思います。
1,信頼感や安心感が絶大
住宅の設計からメンテナンスまで、
ハウスメーカーは何と言っても柔軟な対応と親切な対応がウリです。
そのため、依頼主としては「大きい会社だからこその安心感や信頼感」が得られると思います。
また、一度も工事を行った事がないという方ほど、
このような安心感や信頼感といったメンタル面での不安を払拭しようとしますので、
より依頼するケースが多いかと思います。
確かに、初めての外壁塗装で、どこに依頼して良いか分からない時には、
ついつい、建築を依頼したハウスメーカーにお願いしてしまいがちだと思います。
また、親切で柔軟な対応はもちろん、数多くの下請けや社員がいることへの安心感は絶大だと言えます。
2,施工実績が充実している
また、ハウスメーカーは大きい会社なため、
しつこい営業をかけずとも、様々な仕事が舞い込んできます。
これらによって、豊富な施工実績が得られるのもメリットの一つと言えます。
実績が多ければ多いほど、依頼主としては安心できますし、
確固たる技術や知識などを持っているという証拠にもなります。
これらは、ハウスメーカーだからこそのメリットだと言えます。
3,リフォームも実施が可能
10年に1度の外壁塗装。
しかしながら、塗装だけでなく、リフォームが必要な場合もあるかと思います。
この時、塗装工事と一緒にリフォームを行えるというのもハウスメーカーのメリットになります。
通常、塗装業者と直接契約した場合、
リフォームが必要な箇所が出たとしても、新たにリフォーム会社を手配しないといけません。
しかしながら、ハウスメーカーの場合には塗装と合わせてリフォーム作業が行えるというのが利点です。
4,工事の融通が効きやすい
ハウスメーカーの場合、多くの下請け企業を抱えています。
そのため、こちらの要望に沿った工事を行う事が可能となります。
例えば、工事の時期や工事の際の注意点など。
細かな融通が効くというのは誰にとっても嬉しい事。
これらは、塗装業者では完璧にできないこともあるため、
ハウスメーカーのメリットの一つという事ができるでしょう。
外壁塗装をハウスメーカーに依頼するデメリットについて
続いて、外壁塗装をハウスメーカーに依頼する際のデメリットについて解説していきたいと思います。
1,費用が割高になりがち
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合、
実際に工事を行うのは、その下請け企業となります。
この時、何社が間いに入るかはわかりませんが、入った数分のマージン(手数料)が発生します。
これらに対して、塗装業者に依頼した場合には、
間に入る企業がないため、マージンが発生しないため、
本来の費用相場で工事が行えます。
したがって、
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合には、
費用相場以上の金額を支払うことになりますので、結果的には割高になってしまいます。
2,トラブル時の対応がイマイチ
ハウスメーカーの外壁塗装では、下請け企業が入るとご紹介しました。
実は、これらによって実際に工事をした際にトラブルや不備が起きた場合、
ハウスメーカー側に相談してもすぐに解決されない可能性があります。
これは、間に入っているハウスメーカーが、
下請け企業に確認したり、その修正をするのに時間がかかるためです。
酷い会社になると、相談しても「塗装した会社に言ってくれ」と言われたり、
塗装会社に相談すると今度は「ハウスメーカーに言ってくれ」とたらい回しにされる事も。
これに対して、
塗装業者に直接依頼した場合には、すぐに不備を確認し修正してくれますので、
工事に対する安心感は全く異なるかと思います。
3,仕上がりや技術力にムラがある場合も
ハウスメーカーは、下請け企業が何社もいます。
そして、外壁塗装を行う際には中間マージンが発生するため、
本来より費用が高くなるとご紹介させて頂きました。
これらによって、
実際に施工する業者の本来得られるべき金額が貰えないため、
結果的に仕上がりにムラが出てしまう可能性があります。
本来であれな、100万円の内容だったとして、
マージンが発生する事で、90万円しか貰えなかったとします。
すると、何が起きるでしょうか?
人件費を削ったり、使用する塗料などのグレードを下げざるをえません。
これらによって、結果的に仕上がりにムラができてしまうという流れになります。
4,塗料の選択肢が狭い
本来、外壁塗装では、
お住いの地域や立地などによって、使用する塗料を自由に選べます。
もちろん、外壁材との相性もあるため、完全にというわけではないです。
しかしながら、
ハウスメーカーによる外壁塗装の場合には、
そもそも自由に塗料を選ぶ事ができず、決められた中で行うしかない事がほとんどです。
これはハウスメーカーが相性を見て、決定する塗料を使用するためです。
そのため、自分が気になる塗料があっても使えない事が多いので、
これもデメリットになるかと思います。
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼する際の注意点
もし、今ハウスメーカーに外壁塗装を依頼しようと思っている方は、
いくつかの点に注意して頂きたいと思います。
今から契約前にチェックしたいポイントを解説したいと思います。
1,面積は大きくされていないか
足場の面積および外壁の面積は大きくなっていませんか?
外壁塗装では、塗装面積や足場の設置面積によって、値段が随分と変わってきます。
そのため、通常以上に面積が大きく見積もられている場合には本来以上の費用がかかる可能性があります。
工事の後に、見積書を見てみたら、
外壁面の面積が大きくなっていたなんて場合や、
足場の設置面積がなんとなく大きい気がするなんて事もありますので、
是非、見積書をよく確認するようにしてください。
2,塗料名の詳細が記載されていない
外壁塗装で使用する塗料の欄に、詳細な名前がない場合も注意が必要です。
ざっくりとシリコン塗料などと書かれている場合、
実際にはどのような塗料を使っているのか把握できません。
シリコン系塗料と言っても様々な種類があり、
それぞれ機能性が異なっていますので、
使用されている塗料によっては、耐用年数が思った以上に低かったなんて事も・・・・
このように素人では分からないであろう部分にも、
注意してみることで事前にトラブルを防ぐ事ができます。
3,諸経費に注意
見積書に「諸経費」とされ、高額な請求をされる場合があります。
実際に、何に使われる費用なのかの詳細な記載もないため、
ここで思った以上の値段を取られている場合には注意してください。
4,総額費用が高すぎる
外壁塗装において、一般的な戸建て(30坪)であれば、
高くても100万円前後に収まる事が多いです。(塗料などによっても異なります)
これは外壁塗装のみ行なった場合です。
しかしながら、このような平均費用相場以上の請求額になっている場合があります。
素人が見ても高すぎると思う金額の場合には、
割高になっている事が多いので注意ください。
結局、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するのはアリ!?
本題に戻りますが、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するのは、
結論として、アリなのでしょうか?それとも無しなのでしょうか?
私個人的な意見とすれば「どちらでも良い」です。
というのも、割高になったとしても、手抜き工事が起こったとしても、
ハウスメーカーのような大手さんにお願いしたいと思う方は結構いらっしゃいます。
これは、絶大なる信頼感や安心感、そして住宅のプロだという認識からです。
対して、無しな人というのは、
費用相場で工事をお願いしたいと思っている方や、
仕上がりや技術力に自身がある業者にお願いしたいと考えている方です。
後者のような考えをお持ちの方は、
ハウスメーカーより、地元密着型の塗装業社にお願いする方が良いと言えます。
ハウスメーカー以外の業者に外壁塗装を依頼すべき理由
ここまでハウスメーカーの外壁塗装についてご紹介しましたが、
総評すると、地元密着型の優良業者に依頼するべきかと思います。
先ほどは「どちらでも良い」と言いましたが、これは人それぞれの感覚があるためです。
しかしながら、私個人的にはハウスメーカー以外の業者に依頼すべきと思っています。
そこで、どのような理由からそう言えるのかをご紹介したいと思います。
1,中間マージンが発生しない
まず、最大のメリットとしては、
ハウスメーカーのような下請け企業を挟みませんので、
中間マージンが発生しないという点です。
依頼主にとってのメリットとしては、
外壁塗装を費用相場内で行えるという利点があります。
とても高価な買い物ですので、10万円でも20万円でも高くなるだけでも痛い出費ですよね。
そんな中、費用相場内で工事ができたら・・・・と思いませんか?
無駄な中間マージンが発生しない業者に依頼するという選択肢は大いにアリかと思います。
2,柔軟な対応が可能
地元密着型の業者に依頼すると、
ほとんどの場合、近くに会社がある事が多く、
何かトラブルが起こったとしても、すぐに駆けつけてくれる事が多いです。
このように、柔軟な対応ができるのが地元密着型の業者のメリットです。
対して、ハウスメーカーになると、
このようには行かず、対応してもらうまでに時間がかかる事が多いです。
工事期間中のこのような事がストレスに繋がるため、個人的には地元密着型の業者がオススメだと思っています。
3,技術力や仕上がりに満足できる
塗装業者の場合、
施工実績があり、技術力があるようなところにお願いできれば、
仕上がりは完璧になりますので満足いく工事となります。
対して、
ハウスメーカーに依頼した場合には、必ずしも優良業者が手がけるというわけではない点や、
中間マージンなどによって、削減しないといけない部分がある事で、
仕上がりにムラが出る可能性があります。
外壁塗装では、
ピンハネは出来ても、安くしすぎることは出来ないのです。
これは、人件費や材料費などがかかるためです。
したがって、中間マージンが発生するというだけで、
本来の仕事が満足に出来ないこともあり、結果的に施工不良を起こす可能性させあります。
4,評判やウワサで成り立っている
地元で活躍している塗装業者は、
何年もの間、そこの地域で工事を手がけています。
そのため、悪い噂や評判が立ってしまうと会社を存続させる事が出来ません。
したがって、
長期に渡って、会社が運営されているという時点で、
その地域では、それなりの技術力がある会社だという事が出来ます。
また、ご近所さんでそこの会社に塗装をお願いしたなんて方も
いるかもしれないので、実際に仕上がり具合を確認することも可能な点もメリットですね!
外壁塗装をハウスメーカーに依頼する事についてまとめ
本ページでは、
外壁塗装をハウスメーカーに依頼する際のメリットやデメリットについて解説していきました。
最後に今回のまとめを振り返っていきましょう。
まとめ
- ハウスメーカーの外壁塗装では下請けが工事を担当する
- ハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合、中間マージンが発生し割台になる可能性や仕上がりにムラが出る可能性がある
- 地元密着型の塗装業者は、費用相場内で満足いく仕上がりにさせる事ができる
- 外壁塗装を依頼する際には、メリットやデメリットを把握した上で契約しよう
- 地元密着型の業者に外壁塗装を依頼するのがベスト
いかがだったでしょうか?
本記事をご覧になるまで、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼しようと思っていた方もいたかと思います。
今でもその考えは変わりませんか?
もし、考えが変わらない場合には、
是非、注意点などをチェックした上で契約するようにしましょう。
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