外壁塗装が喉に与える影響とは!?もしかしたら病気かも!?
外壁塗装を行うにあたって、喉に違和感を感じる場合があります。
またそれだけでなく、頭痛や吐き気など、それ以外の場所における体調不良を起こす方もいらっしゃいます。
実は、これは塗料が原因となった病気の可能性があります。
本ページでは、外壁塗装が喉に与える影響について解説しています。
・外壁塗装で喉に違和感を感じる理由について
・シックハウス症候群について
・シックハウス症候群と外壁塗装の関係性について
・外壁塗装中に喉を痛くしないための注意点について
外壁塗装で喉が痛い!?違和感を感じる理由について
外壁塗装や屋根塗装は、約10年に一度は行う必要があるメンテナンスです。
まだ、一度も経験したことがない方でもいずれかは経験することになります。
そんな外壁塗装ですが、
一昔前は、この塗装工事中は臭いがキツくて耐えられない方や、
近隣の方からクレームが入るなんてこともあったのですが、
現在は、塗料も改良されており、臭いがあまり強くないものも出てきています。
それでも、妊婦さんや小さなお子さん、高齢の方の中には、
この塗料が原因となって喉が痛む、違和感を感じたり、
頭痛や吐き気などを訴える方も稀にいらっしゃいます。
では、これはどのような事が原因なのでしょうか?
喉の痛みなどは塗料から発せられるVOCが原因の根源
外壁塗装などで喉などが痛むという症状が出る場合、
これは塗料に含まれる「揮発性有機化合物(トルエン、キシレン、メチルメルカプタン)」と言われる
いわゆるVOCという化学物質によるものです。
実は、塗料に含まれるホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などは、
「シックハウス症候群」の原因にもなっている物質として取り上げられています。
この病気になると、喉の痛みや吐き気や頭痛などの症状が出ます。
塗料には上記のような物質が含まれており、
いわゆるシンナーのような臭いがするので、
長時間、塗装した近くにいる事で吸い込んでしまって、喉が痛くなるという症状が出る事があります。
外壁塗装中に喉が痛くなる理由まとめ
- 外壁塗装で使用する塗料に含まれるVOC(揮発性有機化合物)が原因で喉が痛くなる
- 酷い場合には、「シックハウス症候群」になる可能性もある
シックハウス症候群とは?
先ほど、外壁塗装中に喉が痛くなる原因として塗料に含まれる化学物質を挙げさせて頂きました。
そして、これらの物質を原因として発症する「シックハウス症候群」呼ばれる病気があります。
今回は、このシックハウス症候群について詳しく解説していきたいと思います。
シックハウス症候群の原因は?
シックハウス症候群の原因には、
建材や塗料に含まれている化学物質、カビ・ダニなどによる室内空気汚染等、
これらによって発症すると言われています。
また、上記のようなものの他、タバコの煙にも有害物質が含まれており、
これらの日常生活でよく触れるものにも原因物質が含まれています。
シックハウス症候群の症状とは?
シックハウス症候群の症状についてですが、
これは人によって症状が全く異なるという事が明確になっています。
また、症状の度合いについても人によって全く異なります。
主な症状としては、以下のようなものがあります。
・目の乾きや涙
・鼻水
・咳
・喉の痛みや感想
・頭痛
・吐き気
シックハウス症候群のメカニズムとは?
気になるシックハウス症候群のメカニズムですが、
実は十分な解明がされていないというのも一つあり、
人によって改善はまちまちだったりします。
しかしながら、
環境に原因がある場合には、その環境になるべくいない事で改善されます。
原因物質がわかれば、改善することは難しくありません。
シックハウス症候群についてまとめ
- シックハウス症候群は、建材や塗料に含まれる有害物質、カビ、ダニなどが原因
- シックハウス症候群になると喉の痛みや頭痛、吐き気などを発症する
- 現在でもシックハウス症候群の詳細なメカニズムは解明されていない
シックハウス症候群と外壁塗装の関係性について
ここまでご紹介してきたシックハウス症候群と外壁塗装は、
どのような関係性があるのでしょうか?
実際に、外壁塗装をした箇所の近くで寝る事が多かったり、
自室が塗装面にあったりする場合、
塗装工事から時間が経っていない場合には、シックハウス症候群になる可能性があるとは言えます。
これは、塗料に含まれるVOC(揮発性有機化合物)が
気化するために、蒸発した有害物質を吸い込んでしまう可能性があるためです。
ただし、塗装面は外部ですので、窓を開けたりしないでなるべく吸い込まないようにすればシックハウス症候群にはなりづらいでしょう。
ちなみに、
もし外壁塗装が原因となってシックハウス症候群になれば、
喉の痛みや頭痛、吐き気などを感じる可能性がありますのですぐに気づけると思います。
シックハウス症候群と外壁塗装の関係性まとめ
- 外壁塗装で使用する塗料に含まれる有害物質がシックハウス症候群の原因になる
外壁塗装で喉の痛みを発生させないための対策方法
外壁塗装が原因として、喉の痛みなどを起こさないために、
注意しておきたいポイントをまとめてみました。
今、工事中で違和感を感じている方やこれから工事が始まるという方はチェックしてみてくださいね!
1,有害物質が少ない塗料に変える
一つ目の対策方法として、
VOC(揮発性有機化合物)の含有量が少ない塗料を選ぶという事です。
外壁塗装では、油性塗料と水性塗料の2種類が存在します。
このうち、油性塗料にはいわゆる有害物質が含まれていますが、
水性塗料には含有量が少ないという特徴があります。
いわゆる低VOC塗料なんて言われたりもします。
その他、
自然塗料と呼ばれる塗料も存在し、
主成分が植物性樹脂であるためアレルギー反応が出づらいとされています。
2,マスクを着用する
2つ目の方法としては、マスクを着用するです。
かなりアナログな方法だと思った方もいるかと思いますが、
要は、有害物質を吸い込まなければ良いのです。
つまり、それらをブッロクするためのマスクを着用すれば問題は起きません。
ただし、
ここでいうマスクとは、有毒マスクのような特殊な加工がされているマスクを指します。
普通のマスクでは、吸い込む可能性があるためお勧めできません。
3,肌の露出を控える
3つ目の方法としては、「肌の露出を控える」です。
実は、塗料に含まれる有害物質は肌からも吸収されるようなのです。
もちろん、口から吸収する量と比べれば微量だとは思いますが、
強いアレルギー反応を示す方の中には、皮膚から吸収して症状が出る方もいます。
喉の痛みではなく、皮膚の発心やかゆみなどが出る可能性もあるため、
心配な方は、防護服を購入しておくと良いでしょう。
4,工事期間中だけ別の場所に避難する
4つ目の方法は、「工事期間中は別の場所に避難する」です。
防護服を着用し、マスクを装着したものの、
なんとなく喉が痛い、頭痛がする、吐き気もあるような気がすると思ったのであれば、
工事期間中は、ホテルなどで暮らすことも検討してください。
また、対策をしても症状が出るようであれば、
強いアレルギー反応が出ていますので、工事後も数日は有害物質が気化するまで、
家に近寄らないほうが良いかもしれません。
外壁塗装で喉が痛くならないための対策まとめ
- マスクを着用する
- 塗料を変える
- 防護服などで肌の露出を避ける
- 別の場所で工事期間中過ごす
外壁塗装時の喉の痛みについてまとめ
本ページでは、
外壁塗装中に喉が痛くなったり、違和感を感じる原因やメカニズムについて、
簡単にご紹介させていただきました。
今回のまとめを簡単に見ていきましょう。
まとめ
- 外壁塗装中の喉の痛みは塗料に含まれるVOC(揮発性有機化合物)が原因
- 揮発性有機化合物はシックハウス症候群を引き起こす原因になる
- シックハウス症候群になると喉の痛みや頭痛、吐き気などの症状が出る
- 外壁塗装中はマスクや防護服などで有害物質の吸収を抑える
- ひどい場合には別の場所で工事期間中は過ごすのがベスト
いかがだったでしょうか?
まさか、塗装工事で「シックハウス症候群」になるなんて思わなかった方もいるのではないでしょうか?
ここ最近の塗料はだいぶ改良されており、
臭いや有害物質の含有量も抑えられているとは言え、
まだまだ、アレルギー反応のように症状が出る方も少なくないです。
症状が出る前に、できる対策はしておく方が無難です。
また心配であれば、工事まえに業者に相談しておくことも大切です。
塗料を変更してもらったり、対策してもらえるはずです。
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