屋根塗装は何回塗るのが正確!?回数を間違えると危険な理由について
屋根塗装は何回塗るのが普通なの?
「うちは3回だった」、「うちは4回だった気がするな」、「あれ、うちは確か2回だったような・・・」
このような方がいらっしゃると思います。
実際、施主様にとっては塗装回数にまで目を向けることは非常に少ないと思います。
というのも、素人ではそこまで気にする事が恐らくですがないからです。
しかしながら、実は簡単に確認する事ができるので自分の目で実際に確かめることがトラブルを防ぐ方法でもあります。
本ページでは、
屋根塗装は本来何回塗るのが正確なのか?についてご紹介するとともに、
既定の回数以下に塗ってしまうと、どのような危険があるのかについてご紹介していきたいと思います。
・屋根塗装は基本的に3回塗りが通常です。
・一部の塗料のグレードや屋根の状態によっては、3回以上になる事もある。
・既定の塗装回数でしっかりと塗らないと施工不良を起こす可能性がある。
屋根塗装は何回塗るべき?
あなたは屋根塗装・外壁塗装を行ったことはありますか?
戸建てにお住まいであるという方は、嫌でもいつかはしないといけない工事。
逆に集合住宅にお住まいの方は、自分でする必要がないため、あまり意識をしたことはないでしょう。
そんな塗装工事ですが、
外壁および屋根と同時に行う事が一般的です。
今回は、その中でも屋根塗装にフォーカスしていきたいと思います。
たまに聞かれる「屋根塗装は何回塗るのが普通なの?」という質問。
まず、結論からいいますと「塗装回数は通常3回が基本」とされています。
これは、下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回行うためです。
では、何故3回が基本となるのかについて見ていきましょう!
屋根塗装の3回塗りが基本な理由
まず、塗料によってメーカーから指定されている塗装回数があります。
これが基本的には、下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回の計3回となる事が多いです。
つまり、単純に既定の塗装回数が決まっているから3回塗るというのが単純な理由です。
詳細については後述しますが、
この指定されている回数を守らないと、後々施工不良を起こしてしまう可能性が出ます。
これが3回塗りが基本と言われる理由です。
ちなみに、
中塗りと上塗りと記載しましたが、基本的には同じ塗料を使用しての塗装となるので、
大きくまとめると、上塗りは2回と言っても良いでしょう。
塗料や屋根の状態によって回数が異なる場合も
また、屋根の劣化が激しく、下塗り1回ではダメな場合もあります。
このような場合には、下塗りを2回行う事で、塗装回数が計4回となる事もあります。
場合によっては、3回の下塗り工程を踏む事も稀にあります。
このように劣化が激しい状態の屋根であっても、
通常通り、下塗り1回で済ませてしまう事で様々な施工不良が起きる可能性があります。
そもそも劣化が激しい屋根に1回下塗り塗料を塗装したところで、
吸収してしまって、中塗りの塗料が上手く乗らない事があります。
このような場合には、2回、3回と下塗りを行う事でしっかりと中塗り、上塗りと塗料がしっかりと密着するようにします。
後々、トラブルに発展しないためにも、
こう言った塗装回数などは、熟練した職人がいる業者でないと適正な判断は難しいでしょう。
中には2回塗りの塗料も存在する
通常は3回塗りとなる屋根塗装ですが、
中には2回塗りと規定されている塗料も存在します。
このような場合には、2回塗りで終了となりますが、業者側のミスではありません。
何故2回なのか?
それは塗料によって、下塗りが不要である場合、中塗りが不要である場合があるからです。
とはいえ、
基本的には3回塗りの塗料が多いことからも、事例としては稀であるとも言えます。
そのため、一般的には3回塗りの塗料が使われることの方が多いです。
屋根塗装にかかる日数(期間)について
屋根塗装が3回塗りが基本となる事がご紹介しました。
では、実際に塗装工事はどのくらい期間で終わるものなのでしょうか?
気になる施工期間ですが、
通常の塗装工事(一般的な30坪の建物の場合)が7日〜10日程度で終了となります。
そのうち、塗装にかかるのは大体5日〜6日程度となっています。
塗装の施工には、
塗る作業だけでなく、乾燥させる時間も必要となってきますので、
これぐらいの日数が必要となります。
ちなみに、
雨の日など天候が悪い日が挟まると、さらに施工期間は伸びますし、
夏場などではなく、冬の時期などに工事をした場合には、乾燥に時間がかかりますので、
さらに施工期間が延びる可能性があります。
屋根塗装の回数が不適切だと危険な理由
もし、屋根塗装の回数が不適切な場合、どのような事が起こるのでしょうか?
今からその危険性についてご紹介していきたいと思います。
施工不良が起きる
実は、塗装回数を減らしても増やしても屋根に問題が起きるのです。
事例としては以下のとおりです。
- 1,見た目が綺麗に仕上がらない
- 2,塗料本来の能力が発揮しない
- 3,塗膜の膨れ・剥がれ
- 4,耐用年数が規定通り以下になる
上記のような施工不良が起きやすくなります。
そして、結果として次回の塗り替えの時期が早まってしまうので、
トータルコストも高くなるというのもデメリットになります。
塗装回数だけでなく、塗布量も重要
実は、塗装回数も非常に重要なのですが、
塗布量についても同じくかなり重要となってきます。
塗布量というのは、屋根に塗る塗料の量になります。
実は、指定されている回数を塗ったとしても、
塗布量が多すぎた場合、少なかった場合にも同じく施工不良が起きます。
ちなみに、
塗布量も同様で、塗料のメーカーから規定回数が指定されています。
つまり、塗料回数と同様に指定されている量を塗る必要があります。
屋根塗装でトラブルを防ぐためにできること
屋根塗装において、トラブルをおこさなためにできる事があります。
事前にできる事、工事が始まってからできる事がありますので、
これから塗装工事を行う予定があるという方は、是非最後までチェックしてみてくださいね。
1,見積書をチェックする
まず、契約前の段階で確認できることとして、
業者から提出された見積書を確認することです。
通常であれば、使用する塗料や塗装回数などが記載されていると思います。
この段階で使用する塗料と塗装回数がわかれば、
自分の屋根はどう言ったグレードの塗料が使用されるのかなどがわかるので、
安心して工事スタートを切れると思います。
ちなみに、
悪党業者などの場合には、見積書の記載が詳細に書かれていない事があるので、
このような場合には、相見積もりをすることを考えてその場では契約しないようにしましょう。
2,工事の工程表などを確認する
一般的には、工事の開始前に工事工程表などが出されます。
これはいわゆる工事のスケジュール表のようなもので、
いつどんなことを行うのかが記されています。
この表を見ると、
いつから塗装を開始して、いつ塗装工事が終わるのかがわかるようになっています。
この工程表がない場合や詳細に記載されていない場合、
塗装回数についての記載が曖昧である場合には、危険である可能性もあります。
工事の進捗情報を業者からもらう
優良業者の場合には、
毎日の施工内容を施主様にお伝えしています。
このように工事の進捗情報をしっかりと伝えてくれる業者に依頼する事も大切です。
また、
毎日の工事内容を知る事で、自分でも何が行われたのかを把握する事ができます。
業者によっては、
塗装時の写真を撮って見せてくれると事もありますので、
心配な方は、そう言った対応をしてもらうとより安心だと思います。
悪徳業者の場合には、
塗装回数を省いていたりする事もありますので、
こまめに業者に確認する事も大切だと思います。
屋根塗装は何回塗るのが正解?まとめ
本ページでは、
屋根塗装は何回塗るのが正解なのかについてご紹介していきました。
最後に本記事の内容をまとめておきます。
- 屋根塗装は、一般的には3回塗りが基本。
- 屋根の状態によっては、4回塗り、5回塗りの場合もある。
- 塗料によっては、2回塗りで良い場合もある。
- 優良業者に依頼する事で、トラブルを防ぐ事ができる。
いかがだったでしょうか?
恐らく、本記事をご覧になっているということは、屋根塗装を検討している方や、
今何かでお悩みの方であると思います。
屋根塗装も外壁塗装と同様で、
塗装回数や塗布量が非常に重要となってきます。
そのほかにも天候など様々な要因が関係しています。
本記事でもご紹介したとおり、
一般的には、3回塗りで行われるのが普通ですので、
あなたの屋根がもし2回塗りな気がしている場合には、業者に確認するか、見積書を確認してみましょう。
施工期間中に業者側の不手際が発覚した場合には、
無償で対応してくれる可能性もあります。
ただし、悪徳業者の場合には故意に塗装回数を省略しているため、対応してくれない場合もあります。
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