屋根塗装の工程と必要な日数について
屋根塗装の工程と流れ、そして必要な日数とはどのくらい!?
これから塗り替えを行うことを検討している方や、今現在業者をお探し中の方の中に上記のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?
本記事ではそのような方に向けて、屋根塗装の工程について掘り下げてご紹介させていただきたいと思います。
・屋根塗装の工程と流れについて
・屋根塗装の工程とかかる日数について
屋根塗装の工程と流れについて
新築を購入した方も、中古の戸建てを購入した方も
いずれかはぶち当たる壁であろう屋根塗装。
これから初めて塗り替えを経験をするという方にとって、どのような工程で行われるのか、
また、実際にどのような流れで工事が行われるのか全くわからないと思います。
施工前に、屋根塗装の工程と流れを頭にある程度、入れておくことで、
工事期間中のストレスや疑問が少しは解消されるかもしれません。
今から、実際にどのような手順で実施となるのかご紹介していきたいと思います。
足場の設置作業
屋根塗装の工程の一番最初は、「足場の設置」から始まります。
基本的には、初日に設置するんですが、日数は約1日程度で終了することがほとんどです。
塗り替えの工事には、絶対に必要な作業工程となっており、
特に高い場所での作業を要する屋根塗装では必須と言えます。
つまり、職人さんの安全性・作業性に配慮するために足場を設置するという事です。
養生作業
足場を設置したら、今度は養生という作業を行います。
この工程では、近隣の住宅へ塗料などが飛び散らないように飛散防止シートと呼ばれるものを覆う作業を行ったり、
塗装しない部分に、養生テープを貼ったりして、飛散するのを防止します。
養生をしっかりと行わないと、
場合によっては、近隣住宅とのトラブルが発生したり、施主様のお家の方とトラブルになったりします。
工事をスムーズに行うためにも必要な作業となっています。
ちなみに、
この工程に必要な日数は、おおよそ1日程度となっています。
屋根の高圧洗浄作業
養生が終了したら、次は「高圧洗浄」になります。
この工程ではその名の通り、屋根にある汚れなどを高圧洗浄で綺麗にしていきます。
この時に、コケやその他の汚れをしっかり落とさないと塗装時にしっかりと塗膜が密着しない場合がありますので、
とても重要な作業となります。
こちらの工程に必要な日数は、おおよそ1日程度となっています。
下地処理作業
屋根の高圧洗浄の作業が終了したら、次は「下地処理」を行います。
この工程では、高圧洗浄では綺麗にする事ができない劣化を補修していきます。
例えば、屋根材の剥がれや浮き、サビ、そしてひび割れなどといった劣化を補修していきます。
この下地調整をしっかりと行わないと、
塗装をいくら完璧に仕上げても、綺麗にはならない他、寿命が早まる原因となります。
ある意味、塗装前の一番大事な工程と言っても良いでしょう。
ちなみに、この工程での必要な日数は1日〜数日かかる場合もあります。
屋根の下塗り作業
下地処理を終了すると、いよいよ屋根塗装のスタートです。
屋根塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと合計で3回の塗装を行います。
その一番最初の工程となる下塗りは、中塗りと上塗りの塗料をしっかりと密着させるための大事な工程となります。
ちなみに、この工程は基本的には1日程度となっています。
縁切り(タスペーサーの設置)
屋根の下塗り作業が終了したら、ストレート瓦を使用した屋根の場合には、
タスペーサーと呼ばれるものを屋根材の隙間に設置していきます。
このタスペーサーと呼ばれるものを隙間に差し込むのには意味があり、
重なり目に塗料が入ってしまうのを防ぐ役割を担っています。
屋根の中塗り&上塗り
下塗り後に、タスペーサーを設置し終わると、いよいよ中塗り・上塗りを行います。
この時、中塗りと上塗りの塗料は基本的に同じものを使用します。
中塗り後、上塗り後、十分な乾燥時間を設けなければいけないのが注意点です。
ごく稀に、悪徳な業者でこの乾燥時間をしっかりと設けずに塗装を上からしてしまう場合があります。
このような場合には、仕上がりにかなりの違いが出てしまうので注意が必要です。
塗装の各工程に必要な日数は、約1日となっています。
点検(最終チェック)&足場の解体
そして、上塗りが終了したら、すべての塗装部分の点検を行います。
この工程では、施工した業者と施主様と一緒に、点検を行って、問題がないか、塗り残しなどはないかを調べてます。
この時に、気になる点や不具合点があればすぐに補修してもらえますので、しっかりと点検しましょう。
そして、この点検の工程が終了すると、
引き渡しをするために、最初に設置した足場を解体します。
点検と足場の解体は、基本的に1日で終了します。
全てが終了したら、いよいよ施主様に引き渡しとなります。
屋根塗装の工程とかかる日数について
ここまで、屋根塗装の工事期間中に行う工程をご紹介していきました。
そして、簡単に各工程のかかる日数についてもご説明させていただきましたが、
最後に、まとめとして一覧表にしてみましたので、是非ご覧ください。
実際に全体でどのくらいの日数が工事に必要なのかが分かってくると思います。
屋根塗装の工程と必要な日数一覧表
工程 | 必要な日数 |
---|---|
足場の設置 | 1日程度 |
養生 | 1日程度 |
高圧洗浄 | 1日程度 |
下地処理 | 1日程度 |
縁切り(タスペーサーの設置) | 1日程度 |
下塗り | 1日程度 |
中塗り | 1日程度 |
上塗り | 1日程度 |
点検&足場の解体 | 1日程度 |
実は屋根塗装工事には他の工程もある!?
今回は、工事の工程にフォーカスしてご紹介させていただきましたが、
実際には、施工前には近隣の住宅へのご挨拶を行ったりしなければいけません。
工程とはいきませんが、工事前には粗品などを持ってご挨拶にいくのがマナーとなっています。
少しでもトラブルを回避するために、とっても大事な事ですのでしっかりと行いましょう。
また、場合によっては施工後にも「ご迷惑をおかけしました」とご挨拶をしておくと尚良しです。
屋根塗装の工程についてまとめ
今回は、これから屋根塗装の塗り替え工事をしようと検討している方に向けて、
また、数年後に工事を行う必要がある方に向けて、実際にどのような流れで工事が進むのかご紹介させていただきました。
本記事をご覧になる前に、屋根塗装の工程について何かしら疑問や不安を抱いていた方は、
何か解決の糸口を見つける事はできましたでしょうか?
実は、屋根塗装は外壁塗装の工程とほとんど同じです。
というか基本は同じなんです。
そのため、基本的には工事にかかる日数は同じくらいだと思っておいていただいて結構です。
ただし、縁切りなど少し特殊な作業もありますので、全てが同じではありません。
屋根塗装を経験した事がなく、不安があるという方でも、
事前に、どのような工程で工事が進むのかを知っているだけで、
施工期間中のストレスや不安が解消されると思います。
何故、こんなに時間がかかるんだとお怒りになられるお客様もいらっしゃいますが、
早ければ良いというわけではありません。
職人さんがしっかりとお仕事をしてもある程度は時間がかかるのが屋根塗装です。
是非、事前にある程度の知識を入れて、工事期間を快適にお過ごしください。
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