外壁塗装で職人の人数てどれくらいが普通?一人で行うことも可能!?
外壁塗装で工事を行う職人さんって実際、どのくらいの人数が必要なのでしょうか?
「お願いした業者の職人さん一人しか来ないけど大丈夫かな?」なんて疑問をお持ちの方もいるでしょう。
本気時では、そんな方に向けて工事に必要な人数や手抜き工事を行われないための注意点などをご紹介します。
・外壁塗装における職人の人数の必要数とは?
・外壁塗装で職人一人で工事を行うことも可能!?
・外壁塗装工事で職人の人数が少なくなってしまう理由は?
・手抜き工事をされないための注意点について
外壁塗装における職人の人数の必要数とは?
これから、外壁塗装を行うことを検討している方はもちろんのこと、
現在進行形で、工事が施行中だという方に向けて、今回は外壁塗装で必要な職人の人数についてご紹介していきたいと思います。
そもそも、あなたは工事にどれくらいの数の職人がくると思いますか?
おそらく、5、6人くらいで行うものと考えている方もいるのではないでしょうか?
また、せいぜい2、3人程度だと思っている方もいるでしょう。
実際に、これぐらいの人数が絶対に必要というわけではなく、
作業工程に合わせて、適切な人数を配置することでスムーズに、効率よく工事を進めることが可能となります。
では、今から外壁塗装の各工程におけるおおよその必要人数をご紹介していきたいと思います。
1,足場の設置
通常、外壁塗装の工事スタート初日には「足場」の設置が必須となってきます。
こちらの作業に関しては、通常は1日で終了する作業となってきますが、
足場の骨組みや設置、そして飛散防止シートの設置などである程度の人数が必要となってきます。
概ね、2人〜3人程度の職人で作業することが多いです。
2,高圧洗浄
足場の設置が終了すると、次は外壁を綺麗にするため「高圧洗浄」を行います。
こちらの作業は、付着したゴミなどを洗い流すために重要な作業となってきます。
この洗浄作業は、機械を使用して行うもので、通常は一人で行ったとしても、半日程度で終わる作業となります。
高圧洗浄に関しては、一人で問題ないでしょう。
3,下地処理
次に、下地処理と呼ばれる外壁を綺麗にする作業を行います。
例えば、ひび割れを起こしている場合やコーキングの補修など、そのまま塗装しては問題が起きるような、
劣化状態の部分を綺麗に補修する作業となります。
この下地処理作業に関しては、通常一人で行うのは厳しく、最低でも2人〜は必要となってきます。
4,養生
次は、養生と呼ばれる塗装しない部分を保護する作業を行います。
塗装時に飛び散ってはいけないような部分にシートなどを覆う作業となっており、
通常は、2人〜で1日以内に終了する場合が多いでしょう。
5,塗装作業(下塗り〜上塗りまで)
そして、養生も終わるといよいよ塗装作業に取り掛かります。
外壁塗装では、基本的には3回塗りが基本です。(下塗り〜中塗り〜上塗り)
そして、各塗装ごとに乾燥時間を設ける必要があります。
そのため、基本的には2人の職人によって塗装作業が行われることが多いです。
6,清掃〜足場解体まで
塗装工程が終了して問題がなければ、設置した足場の解体や清掃などをします。
こちらに関しては、基本的には2人〜3人程度の職人によって1日ないし半日で終わらせます。
一人で行うのは少し難しい作業となっています。
外壁塗装で職人一人で工事を行うことも可能!?
前項でご紹介した外壁塗装における必要な職人の人数をご覧になった方は、
既に理解していただいていると思います。
「一人で行うことができるか?」という疑問に対する答えは明白。
アンサーとしては、「作業内容による」となります。
外壁塗装の施工工程で一人でできるであろう作業は以下のものになります。
・高圧洗浄
・養生
概ね上記の作業であれば一人で行うことが多いでしょう。
仮に外壁や屋根の塗装作業やその他の作業工程で職人が一人しか来ない場合は、
何かしらの手抜き工事が行われる可能性が高いので、注意が必要です。
外壁塗装工事で職人の人数が少なくなってしまう理由は?
同じ、坪数の住宅でもその劣化具合は異なってきます。
そのため、前項でご紹介した職人の人数以上を配置しないと期間中に終わらないような場合もあります。
しかし、工事初日から最終日まで一貫して少人数で工事を行う業者も中には存在します。
「うちの工事もいつも職人の人数が少ないけど大丈夫かしら?」
こんな疑問を抱えている方は意外と多く、よく質問をされることもあります。
通常であれば、お家ごとに適切な人数を配置することで効率よく、完璧な工事を行うものです。
しかし、何故か不適切な人数しか配置されない。
では、何故このようなことが起きてしまうのでしょうか?
今から外壁塗装における職人の人数が少なくなってしまう理由についてご紹介していきます。
1,職人の手間賃を減らすため
まず、初めに言えるのは「職人の手間賃を減らすため」です。
というのも、外壁塗装の工事費用のうち、職人に対する手間賃は約3割を閉めると言われています。
つまり、適正な金額をお客様に請求していたとしても、職人の人数が多ければ、それだけ人件費がかかるということです。
そこで人件費を浮かせるために、通常配置する費用がある人数を用意せずに、
少ない職人で工事を行う業者がいるということです。
2,値引きや割引によるもの
次にご紹介する理由は、値引きや割引によるものです。
例えば、大体的にキャンペーンを実施しているような場合や大幅な値引きを契約時に行った場合、
通常の適正金額で請求すれば、10人程度の職人で工事を行うことができたのに、
割引によって請求金額が下がることで、用意できる職人が7人になってしまったというもの。
こちらに関しては、契約をするために無理やり値段を下げているという場合があり、
それらによって、職人の必要数が確保できず、結果的に施工不良となる場合があります。
自社一貫で工事を行っていないような業者の場合には注意が必要です。
手抜き工事をされないための注意点について
これまで、外壁塗装における職人の必要な人数についてご紹介してきました。
適切な人員が配置できないということは、イコール「施工不良」を起こす可能性が高いということです。
ハッキリ言ってしまうと、『手抜き工事』をされる可能性が高いです。
では、実際にどのようなことに注意したらこのような事を防ぐことができるのでしょうか?
1,事前に各工程の職人の人数を聞いておく
まず、契約が済むと施工期間と各工程についてのスケジュールなどをもらうことになると思います。
その際に、工程ごとにどの程度の人数が配置されるのか聞いておくことが重要です。
仮に、「ん?」と疑問に思うような箇所があれば、この時にしっかりと聞いておくことが大事です。
2,割引キャンペーンには注意
また、契約時に大幅な値引きをしてくれるような場合や一括パックキャンペーンなどを
実施ている業者には注意しましょう。
外壁塗装には費用相場がちゃんと存在します。
相場よりはるかに安いような場合には、それだけの「理由」があるはずです。
一番考えられるのは「人数」を減らすか「工事内容」を手抜きするかのどちらかになってきます。
こちらも注意が必要です。
3,施工期間も注意しよう
最後は、職人の人数を聞いた上で施工期間を一応チェックしておきましょう!
通常、職人が少なければそれだけ工事の期間が伸びるはずです。
しかし、人数があまりにも少ないのに予定通りに工事が終了した場合は、何か手抜き工事を行っている場合があります。
お客様からすると、工事期間が早く終了することに越したことはないと思います。
しかし、職人の数が少ないのに、あまりに早く終わるということで、
それだけ作業が雑になっているということです。
必要な乾燥時間を設けなかったり、塗装工程を抜かしたり、上記のような工事で施工不良が発生すると、
結果的に高いコストとなってきますので合わせて注意してください。
外壁塗装における職人の必要人数についてまとめ
今回も長い間、ご覧いただきありがとうございました。
本記事をご覧になる前に、何か疑問に思っていることがあった方は解決することはできましたか!?
まだ、一度も外壁塗装を行ったことがないという方は、
そもそも、何人くらいで工事を行うのかなんて、全然見当もつかないでしょう。
しかし、実際は工程によって一人で行ったり、数人で行ったり、その都度適切な人員を配置して、効率的に工事を進めます。
費用相場ももちろん大事ですが、職人の人数によっても、
施工不良を起こすかどうかも少しは判断することができるかもしれません。
すべての業者が当てはまるわけではありませんが、手抜き工事をされないためにも事前に知識としてチェックしておくことが重要です。
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