外壁塗装時の物置について移動や塗装に関する疑問を解消
外壁塗装を行う際に「物置」は事前に移動しておく方が良いのでしょうか?
このような質問を多く受けますので、工事前にどうすれば良いのか不安な方に向けて、
物置の移動に関するあれこれを解説すると共に、物置の塗装に関する事についてもご紹介していきます。
あなたの疑問を解消すると思いますので最後までご覧ください。
・外壁塗装時に物置は移動させるべきか否かについて
・物置を外壁塗装するべきかどうかについて
・物置の劣化症状について
・物置の塗装方法について
・物置の塗装手順について
外壁塗装時の物置の移動はどうすれば良いの?
実は、外壁塗装や屋根塗装時にお客様から頂く質問事項の中に、
庭にある「物置」や花壇、植木鉢などはどうしたら良いのか?というもの。
恐らく、これはどのお客様にも共通して疑問に持たれるのではないでしょうか?
まだ、一度も工事を経験されていない方にとってはピンとこないかもしれませんが、
一度、経験されている方は「あー私も最初はどうすれば良いのか悩みました」と思われるのではないでしょうか?
もちろん、全ての方に共通するわけではありませんが、割と多い疑問だと思いましたので今回取り上げてみました。
では、実際に工事に際して、
庭に設置されている物置はどうすれば良いのでしょうか?
それともそのままで施工ができるのでしょうか?
動かす必要がない場合
まず、外壁に近いところに物置が設置されていない場合、
足場の設置に関して、干渉することがないような場所に設置されている場合には、
そもそも移動させる必要はありません。
こちらに関して不安であれば、
事前に業者に相談して打ち合わせておきましょう。
物置を移動させる必要がある場合
多くのお家では、外壁に沿って物置が設置されています。
その場合、外壁にとても近い場合や少しだけ余裕がある場合があります。
まず、外壁塗装をするのであれば、当然物置の裏も塗装をします。
もちろん、全ての業者がするわけではありませんが・・・
物置の裏を塗装するには、
養生した上で塗装するスペースが確保できないといけません。
そのため、外壁にピタッとくっついている場合はやや動かさないといけません。
また、
足場の設置上、干渉してしまう可能性がある場合には、
事前に移動させておかないといけません。
ただし、物置は基本的に重くて動かすのが大変ですから、
職人さんが移動してくれることがほとんどです。
事前にやっておくとスムーズな方法としては、中に入っている物を少し移動させておくと職人さんが移動しやすくなると思います。
外壁塗装中の物置の移動についてまとめ
- 外壁に沿って近い位置に物置が設置されていなければ移動させなくて良い場合もある
- 足場の設置上、物置を移動させなくてはならない場合もある
物置を外壁塗装する必要があるかどうかについて
実は、物置も劣化するってご存知でしょうか?
なんとなく、不要なものや普段は使わないものを入れておくスペースという認識だけで、
劣化するなんて思わない方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、
金属製で出来ている物置も少しずつ劣化しています。
これは、雨や風、紫外線が原因となっています。
そのため、
物置も外壁や屋根と変わらず、基本的には塗装をする方が良いとされています。
塗り替えることで、酷い劣化にならずに維持することが可能なためです。
これは、外壁塗装や屋根塗装と全く同じ理由です。
もちろん、美観上の問題から塗装を行うのも良いでしょう。
もし、10年以上放置している状態で劣化が見られる場合には塗り替えも検討してみてくださいね!
物置の塗装の必要性についてまとめ
- 物置も外壁塗装と同じで塗り替えが必要である
物置の劣化症状一覧
物置がいつ塗り替えの時期なのか、タイミングなのかわからないという方もいるはずです。
そのような方に向けて、どのような劣化が見られるのか、その症状についてご紹介していきたいと思います。
ここでご紹介しているような症状が見られる場合には、塗り替えのタイミングだと思って良いでしょう。
1,サビ
まず、屋根の縁などにサビが発生している場合は劣化の症状にあたります。
当然、雨も降りますので、外に設置されている物置も経年劣化で、
どうしてもサビが発生してしまうのです。
しかしながら、このサビを放置しておくと、
穴が空いてしまって、そこから雨漏りを起こし、物置としての機能を果たせなくなってしまいます。
ちなみに、サビ穴が空いてしまうと、基本的には買い替えになるので痛い出費になります・・・・
2,塗装が薄くなってきてる
前回の塗装、または購入してから10年以上が経過している場合、
恐らく、本来の塗装より随分と薄くなっているはずです。
毎日見ているため、見慣れてしまっていると思いますが、恐らく薄くなっていると思います。
塗料が薄くなってしまうと、本来あるカバー効果が薄れてしまって、
雨や紫外線からのダメージをモロに受けてしまいますので、
放置してしまうと、使い物になら無くなるのは時間の問題となってしまいます。
塗装面が薄くなってきたなと感じましたら塗り替えのタイミングでしょう。
3,チョーキング現象(粉がつく)
物置を触ってみて、白い粉が手につきませんか?
もし付着していたら、それはいわゆるチョーキング現象と呼ばれる症状です。
これは、塗料の効果がほとんどなくなってきている証拠です。
つまり、
このまま放置しておくと、いずれかは使い物にならなくなるという証拠です。
このような事態が発生している場合にも塗り替えのタイミングとなります。
物置の劣化症状についてまとめ
- サビが発生している
- 塗装が薄くなってきている
- 手に白い粉がつくチョーキング現象が発生している場合は塗り替えのタイミングである
物置の塗装方法について
物置を塗装したいと思った時に、
どのような方法で行うのが一般的なのでしょうか?
ここでは主に2つの方法をご紹介したいと思います。
1,DIYで外壁塗装する
まず、自分で塗装を行うといういわゆる「DIY」です。
物置であれば、あまりサイズがデカくなければ自分で屋根に登って塗装を行うことも可能かと思います。
ちなみに、塗料に関してもホームセンターなどに行けば普通に手に入ると思います。
ただし注意点として、
・安全の配慮を必ず行うこと
・高齢の方や妊婦、小さなお子様は屋根には登らないこと、塗装しないこと
・塗料の臭いでアレルギー反応が出る場合もあるので、塗装には細心の注意を払うこと
上記のような面に関して注意しながら行えば安く済ませることはできるかと思います。
業者に依頼しない場合は、自己責任にてお願いいたします。
2,外壁塗装業者に依頼する
先ほどは、DIYで行う方法をご紹介しましたが、
オススメできるのは専門業者に依頼することです。
では、それは何故なのかその理由をご紹介します。
・プロは専門知識を持っているため塗料の効果を最大限に活かせる
・外壁塗装や屋根塗装を合わせて行うことで費用対効果は抜群
・安全配慮などに関してもプロは抜かりない
・手間がからず、綺麗に仕上がる
上記のことを踏まえて、
私は外壁塗装などと一緒に物置の塗装も依頼するのがベストだと考えています。
物置だけの塗り替えは逆に高くついてしまう場合もあるので、外壁塗装などと一緒に依頼するようにしましょう。
物置の塗装方法についてまとめ
- DIYで塗装する
- 専門業者に依頼するの2種類がある
物置の外壁塗装の手順について
最後は、物置の塗装手順について簡単にご紹介していきたいと思います。
実際にどのような工程となっているのか是非ご覧ください!
1,準備
物置の塗装を行う際には、屋根に登る必要がありますので、
まずは、ハシゴを準備しておきましょう。
どの家にもあるようなものではないと思いますので、もしない場合には借りるかホームセンターなどで購入するようにしましょう。
ハシゴがないからと言って、
椅子などで代用しないようにしましょう。
これは安全面を考えてのことなので絶対です。
2,サビを綺麗に落とす
いざ、塗装といきたいところですが、
まずは、屋根にあるサビをしっかりと落として綺麗にしましょう。
サビがあるままでは、塗料がしっかりと密着しないために、数年で劣化が発生します。
サビ落としは、
ワイヤーブラシで磨くことで落とすことが可能です。
3,高圧洗浄&乾燥
先ほど、ブラシで落としたサビたちを今度はしっかりと洗浄していきます。
この時、サビ以外の汚れも落とすことになるため、
さらに塗料の密着が強くなります。
また、高圧洗浄機を使う場合には、
周りに飛び散りますので、注意しながら行なってください。
そのほか、完全に感想するまで置いてください。
感想しないうちに塗装を行うと塗膜の密着が上手くできないので注意が必要です。
4,養生作業
高圧洗浄が終わったら、今度は塗装に向けて養生作業をします。
これは、塗装する面以外に塗料が飛び散らないようにする作業です。
窓がついている場合は窓やサッシに、それ以外に飛び散ったら困る場所はしっかりと養生しましょう。
5,塗装作業
養生が終了したら、いよいよ塗装作業に入ります。
物置も外壁塗装と同様に、基本的には3回塗りとなります。
3回塗りとは、下塗り、中塗り、上塗りになります。
これは、必要な作業であり、どれかを省くと、
塗膜がしっかりと密着せず、結果的に施工不良を起こします。
必ず、3回塗りを行うようにしてください。
外壁塗装における物置についてまとめ
本ページでは、
お客様からの質問事項でも多い外壁塗装時の物置の移動に関してご紹介しました。
また、今回は合わせて物置の塗装に関してもご紹介させていただきました。
では、まずは今回のまとめを見ていきましょう。
まとめ
- 外壁塗装時の物置の移動については業者と事前に相談する
- 物置の移動について、配置などの関係性から決まる
- 外壁塗装同様に物置も塗装が必要
- サビや塗装が薄くなる、チョーキング現象がおきている場合は物置の塗り替えが必要
- 物置の塗装は外壁塗装と一緒に行うのがベスト
これから外壁塗装を行うという方は、
物置や庭にあるものの移動に関しては、事前に業者に相談しておきましょう。
しっかりと状況を把握した上で、指示があると思います。
また、物置に劣化が見られている方は、
そろそろ塗り替えの時期だと思いますので、
外壁塗装や屋根塗装と一緒にプロに依頼するようにしてください。
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