外壁塗装に適した気温と湿度とは!?目安となる条件について解説
外壁塗装に適した気温(温度)と湿度があるのはご存知ですか!?
イメージでは、雨が降った場合にはできないというのはあると思いますが実際はどうなのでしょうか?
本ページでは、工事が行えるかどうかの目安となる気温と湿度の条件について詳しく解説していきたいと思います。
これから外壁塗装や屋根塗装を行うという方や検討中の方は必見です!
・外壁塗装を行う気温と湿度の条件について
・何故、気温や湿度が関係しているのか
・どうしても塗装を行いたい時の注意点について
外壁塗装に適した気温&湿度とは!?
外壁塗装をまだ1度も行ったことがないという方は、結構多いとは思いますが、
工事を行う際に条件があるのはご存知でしょうか?
初めての方は、おそらく分からないと思います。
過去に1度でも工事を行った経験がある方なら、
なんとなく「雨の日や寒い日はできない」という認識はあるのではないでしょうか?
上記については、間違ってはいませんがもっと詳しく説明するのであれば、
気温と湿度が大きく関係していると言うことができます。
では、その条件下について見ていきましょう!
外壁塗装が行えない気温と湿度の条件目安について
まず結論から言いますと・・・・
塗装ができない条件は、
「気温が5度未満及び湿度が85%以上ある状態」です。
この条件目安については、
多くの塗料メーカーが規定しているほか、
日本建築学会発行の「建築工事標準仕様書・同解説 JASS18塗装工事」にも記載されています。
上記のような事から、
よく冬や梅雨の時期なんかはあまり工事に適した気候ではないなんて言われています。
外壁塗装に適した気温・湿度になるのはいつ!?
塗装工事に気温(温度)や湿度が大きく関係していることはわかりました。
では、4シーズン(春夏秋冬)のうち、一番適しているのはいつなのでしょうか?
まず、塗装ができない条件は「湿度85%以上及び気温5度以下」です。
そう考えると比較的に気候が安定している時が一番適切だと言えます。
したがって、一番適切であると言えるのは「春または秋」となります。
シーズンを通して、安定した気温と湿度が一定となっているので、
工事もスムーズに進むことが多いです。
気温が低すぎるor湿度が高すぎる時は絶対に塗装できないのか?
ここまで、ご覧になって頂くと気温が低すぎる時期や湿度が高すぎる時期は
外壁塗装が行えないのではないか?なんて思われる方も多いと思います。
実際のところそんな事はなく、注意さえすればいつでも工事はできるんです。
今回は、冬及び梅雨の時期(夏)にフォーカスしてメリットやデメリットをまとめてみました。
気温の低い冬の外壁塗装のメリット&デメリット
メリット | 外壁塗装業者の閑散期となる事でいつも以上の予約が取りやすい他、割引キャンペーンなどを行っていることがある |
---|---|
デメリット | 気温が5度以下になることで作業が進められずに、工期が伸びてしまう事がある。 |
湿度の高い梅雨の外壁塗装のメリット&デメリット
メリット | 雨が降っていなければ比較的に気温が高いため、塗料がすぐに乾燥する。場合によってはスムーズに工事が終わります。 |
---|---|
デメリット | 雨が降ってしまい、湿度も高くなるので工事がストップしがち。運が悪いと工期も延長する事があります。 |
外壁塗装に気温&湿度が関係している理由とは?
外壁塗装や屋根塗装には適切な気温(温度)や湿度があると説明してきました。
では、何故そのような規定が設けられているのでしょうか?
今から、その理由について解説していきたいと思います。
気温が低いと塗料が乾燥しづらい
まず、一つ目の理由としては単純に「塗料が乾燥しづらい」からです。
これは、なんとなくご理解して頂けると思いますが、
気温が5度以下になると、塗料がいつまでたっても固まらないので、乾燥時間が長くなるだけでなく、
乾燥中に水滴や埃がついてしまう事もあります。
そのため、条件が設けられています。
ちなみに、しっかりと乾燥させずに上から重ねて塗装をしてしまうと、
仕上がりにムラができるだけでなく、施工不良を起こしやすいです。
トラブルの元になりますので、きちんと気温は測る必要があります。
結露が発生しやすい
また、気温が低いと塗装ができない理由の2つ目は「結露の発生」です。
低い温度の時は、結露ができやすく、壁などに水滴がつく事があります。
このような状態では、基本的には塗装は行えません。
さらに、まだしっかりと塗膜が密着していない・固まっていないところに
結露ができてしまうと施工不良を起こしやすいのも原因です。
ただし、結露は比較的に気温が下がりやすい早朝などに起こりやすいので、
これを考慮した上で塗装を行えば避ける事ができるでしょう。
低い気温&高い湿度の時の塗装の注意点について
気温が低い時期や地域、そして湿度の高い時期に絶対に工事が行えないというわけではありません。
もちろん、積雪が見られるような地域では難しいかもしれませんが、
冬だからできないということはありません。
どうしてもその時期に工事を行いたいという方に向けて、注意点についてまとめて見ました。
工期が延長する可能性がある
気温が低い時期や湿度の高くなりがちな時期に外壁塗装を行う場合、
基本的に本来提示されたスケジュールよりも伸びると予め思っておいてください。
雨が降った日は、塗装はできませんし、あまりに寒い日にも塗装はできません。
その場合、養生で家が暗くなったり、
窓が開けられなかったり、場合によってはエアコンがつけられなかったり、
洗濯物が外に干せなかったりしますので注意が必要です。
キツキツのスケジュールで工事が延長してしまっては困る方は、
春か秋に工事をすることをおすすめします。
延長費用がかかるのか確認しておく
ほとんどの業者は、天候による工期の延長の場合には追加費用はかかりませんが、
中には、追加で料金を請求する業者もいるようです。
そうなると、本来の金額より高くなってしまいます。
しかも、自分のせいではないのに・・・・
そんな事にならないためにも、
事前にスケジュールが延長した場合に、追加費用がかからないのかを聞いておく事がベストです。
信頼できる業者に相談しよう
最後は、信頼できる業者にお願いしましょうという事です。
というのも、中には悪徳な業者もいるようで、気温が低くても、湿度が高くても無理やり塗装を行う業者もいるみたいです。
また、ひどい場合には乾燥時間を十分に設けずに上から重ねて塗装する事もあるようです。
このような業者の場合、
当然ですが、仕上がりにムラができますし、施工不良を必ず起こします。
そもそも、ここでお話しした「外壁塗装に適した気温&湿度」は、
塗料の本来ある効果を十分に発揮するために規定されているものです。
そのため、この条件を無視した場合には、効果は半減すると思っても良いでしょう。
トラブルが起きないようにするには、
以下に信頼できる業者なのかという点が大切です。
気温や湿度をこまめにチェックして知らせてくれて、工期についても細かく報告してくれる業者にお願いするようにしましょう!
外壁塗装に適した気温&湿度についてまとめ
本ページでは、外壁塗装に適した気温や湿度についてまとめていきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ここまで長い間、お疲れ様でした。
工事はいつでもできると思っている方も多いですがそんな事はありません!
と言っても、しっかり注意しながらやればオールシーズンできちゃいますが・・・
失敗しないためにも温度管理・湿度管理がしっかりとできている業者にお願いする事が大切です。
大事なお家、これからも長い時間を過ごす家だからこそ、
業者選びからしっかりと検討してみてください。
外壁塗装フォーラムでは、
オールシーズン工事を受け付けております!
毎回、温度管理・湿度管理を徹底しており、工期の信仰についても細かく報告しております。
是非、何かありましたらお気軽にお問い合わせください!
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