外壁塗装における部分的補修ってアリ!?なし!?注意点などもご紹介
「外壁塗装における部分的補修ってアリ!?なし!?」
外壁塗装や屋根塗装ってとても高い費用がかかるので頭を悩ませますよね・・・・
一部分だけ劣化している箇所があるし、今回は部分的に補修するば大丈夫かな!?
こんな風にお考えの方もいるかと思いますので、本記事では外壁塗装における部分的補修が良いのかダメなのか、そして注意点などをご紹介していきたいと思います。
・外壁塗装で補修が必要な劣化状態とは!?
・外壁塗装において部分的補修ってアリ?なし?
・部分的補修をする前に注意しておきたいポイント
外壁塗装で補修が必要となる劣化状態とは!?
まだ新築を購入してからまもないと言う方や、マンションにお住いの方、アパートにお住いの方は、
「外壁塗装」や「屋根塗装」と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。
そもそも、そこまで深く考えたことすらないのが普通なのではないでしょうか?
しかし、長く家に住んでいるととても重要な役割を担っており、
我々を雨や風、雪、紫外線など外部からのダメージから守ってくれています。
お家を長持ちさせるために、これらから保護する役割を担当しているのが外壁塗装というわけです。
では、実際に外壁塗装を行うのにベストなサイクルとはどの程度なのでしょうか?
一般的には、10年に一度の頻度で工事を行うのが良いとされています。
これは、使用する塗料の耐用年数が大体10年程度なためです。
しかし、場合によっては10年を前に塗装が必要となる場合もあります。
これから外壁がどのような状態になっていたら工事を行うのが良いとされているのかをご紹介していきます。
補修が必要な外壁の劣化状態とは!?
まず、下記のような症状が見られた場合には塗装工事が必要であると考えれます。
・ひび割れ
・チョーキング現象
・浮きや剥がれ
・カビ、コケ、サビなど
・雨漏り
※チョーキング現象とは、壁を触ると白い粉が手につく現象です。
詳しくは下記の記事にてご紹介しています。
外壁塗装でかかる費用相場ってどのくらい!?
外壁塗装では、30坪で計算した時におおよそ100万前後はかかると思ってください。
ただし、使用する塗料や補修内容によってはもう少し安く済ませることができる場合もあります。
もちろん、塗料のグレードが高くなればそれだけ単価が上がりますので総合コストも高くなります。
また、部分的な補修も合わせて行う際に、補修箇所が多ければそれだけコストがかかると思ってください。
ちなみに、以下が塗料の単価相場となります。
塗料の単価一覧
塗装の種類 | 単価(1㎡ごと) |
---|---|
アクリル系塗料 | 1,000~1,200円/㎡ |
ウレタン系塗料 | 1,800~2,000円/㎡ |
シリコン系塗料 | 2,500~3,500円/㎡ |
フッ素塗料 | 3,500~4,500円/㎡ |
無機塗料 | 5000~5500円/㎡ |
遮熱塗料/遮熱断熱塗料 | 5000~5500円/㎡ |
光触媒塗料 | 5000~5500円/㎡ |
外壁塗装において部分的補修ってアリ?なし?
ここまで、外壁塗装における補修内容や費用相場などを簡単にご紹介させていただきました。
では、ここからは本来の目的である部分的補修がアリかなしかについてご紹介していきたいと思います。
まず、外壁塗装や屋根塗装で部分的補修をするということは恐らくですが、一箇所だけ劣化が酷いような場合でしょう。
例えば、少しだけひび割れを起こしていたり、浮きや剥がれが目立つなど。
しかし、業者にしてみればその部分だけを補修して塗装し直すということは恐らくしないでしょう。
では、なぜ部分的な補修を請け負わない場合があるのか。
それは、周りの塗装面と同じように仕上げることが難しいためです。
と言うのも、どんなに職人歴が長く技術があったとしても数年も立っており、経年劣化によって、
出来た色合いを塗装で出すことがとても難しい事だからです。
したがって、部分的に補修が必要な場合も外壁一面を塗装し直す事で契約する事になるかと思います。
また、一部分だけ補修したとしても次回の塗り替え時のタイミングを掴みづらいと言うデメリットもあります。
そして、塗装しなかった部分が当然、早く劣化するので次回は全体を塗り替えないといけなくなります。
では、結果的に外壁塗装において部分的に補修する事がアリなのかなしなのかと言うと、
個人的には「無し」なのではないかと思います。
これについては注意点と合わせて次項にてご紹介させて頂きます。
部分的補修をする前に注意しておきたいポイントとは?
一部分だけ補修が必要な状態である場合、すぐに業者に連絡する前に、
まずはどうするのが一番ベストなのかを考えてみましょう!
仮に部分的補修を請け負ってくれる業者いたとして、その際に発生するデメリットなどをご説明します。
1,総合コストが高くなる
まず、部分的補修を行うという事は、その箇所のみを補修すると言う事。
つまり、そのためだけに足場の設置をする事になります。
意外と足場については触れらない方も多いのですが、実はこの設置料が高いんです。
平均的なお家であってもこの足場の設置に数十万もかかります。
こういう話をすると「じゃ足場無しでお願いすれば良いのでは?」なんて方もいっらしゃいます。
しかし、基本的に外壁塗装や屋根塗装というのは高いところで作業しますよね。
安定した足場があるからこそ、職人さんの本来のパフォーマンスが出来たり、安全に作業を行う事が出来ます。
したがって、ほとんどの場合で設置が必要となります。
つまり、
部分的な補修であるにもかかわらず、足場の設置があるためにコストが高くなるだけでなく、
次回の塗り替え時にも再び、足場の設置料がかかるので全体補修をするよりも明らかにコストが高くなります。
これはデメリットと言っても良いのではないでしょうか?
2,DIYはおすすめ出来ない
業者にお願いすると費用が高くついてしまうとお話しました。
じゃ、自分でやれるんじゃないかな!?なんて考える方がいてもおかしくありません。
当然、業者に頼めば費用が高くなるところ、DIYでやればかなりお得に工事が出来るでしょう。
しかし、自分で補修を行うと言う事はそれだけ危険性があるという事。
業者でさえ、部分的補修をやりたがらない(仕上がりにムラが出来るため)のに素人がやって浮かないわけがありません。
劣化が見られる部分は補修をした上に塗装をしていきます。
職人さんでさえ、周りの色と合わせるのが難しいのに素人にそれをするのはかなり大変でしょう。
また、
しっかりと補修が出来ていないとさらに劣化が早まってしまい、
次回の外壁塗装工事の時に補修部分が増えてしまい費用が高くなるなんて事も・・・・
DIYはおすすめできませんがどうしても自分で行いたいという方は、
必ず、事前にやり方や必要な道具、塗料などを調べた上で行ってください。
外壁塗装における部分的補修についてまとめ
今回は、外壁塗装における部分的補修についてご紹介させていただきました。
長い間、お付き合い頂きありがとうございました。
ここまでお疲れ様でした。
本記事をご覧になる前に、部分的補修について何かしらの疑問やお悩みを抱えていたと思いますが、
何か解決の糸口なんかは見つける事は出来ましたでしょうか?
部分的補修といってもやはり、お家の全体に関わってきます。
放置すれば劣化が早まりますし、その部分だけ補修をすればトータルコストが高くなります。
また、DIYで補修を行う場合、結果的には業者にお願いする事になる場合がほとんどです。
業者にお願いするまでの期間、簡易的に行う補修であれば良いですが、
外壁全面を自分でDIY塗装するのは本当に大変です。
少し高くはなりますが、トータルコストで見たとき、そして長い目で見て長持ちするお家にするためには
信頼できる業者さんにお願いするのがベストだと思います。
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