雨樋の塗装って重要!?メリットや交換する際の単価などをご紹介
雨樋(あまどい)の塗装って本当に必要!?
外壁塗装や屋根塗装と違って、忘れられがちな雨樋塗装。
実際に、塗装をすることで得られるメリットや交換する際の単価費用、またどのような役割を果たしているのかをご紹介していきたいと思います。
現在、雨樋をどうすれば良いのかお悩みの方は是非最後までご覧になって行ってください。
・雨樋とは!?その役割、寿命や種類などについて
・雨樋塗装の必要性とそのメリット
・雨樋の補修方法
・雨樋塗装の費用(単価)について
雨樋(あまどい)とは!?
そもそも雨樋って何!?なんて読むの!?なんて方も意外と多いのではないでしょうか?
まずは、この雨樋とは一体なんなのかから一緒に見ていきましょう!
雨樋の役割とは!?
雨樋は、
屋根などに降った雨水を集めて、外に排出する役割があります。
大雨や台風が降った際には、屋根面に多量の雨水が降ります。
この時、雨樋がないと地面に直接水が落ちることで水たまりなどができてしまいます。
上記のようなことを防ぐという意味でも必要なものであり、
しっかりと雨水を地上に流すためにとっても重要な効果があるというのがポイントです。
雨樋に使われる素材とは!?
では、実際に雨樋に使用される素材にはどんなものがあるのでしょうか?
一般的な素材としては、以下のようなものが挙げられます。
・塩化ビニール樹脂
・合成樹脂
・ガルバリウム鋼板
・銅
・アルミニウム
・ステンレス
それぞれに特徴があり、費用や塗装方法、メンテナンス方法が異なります。
現在、あなたのお家に採用されている素材をまずは知ることが大切です。
塗装を考える前に素材をチェックしておきましょう!
雨樋の寿命ってどのくらいなの!?交換のタイミングは?
雨樋の寿命(耐用年数)ってそもそもどのくらいなの!?
一般的に言われているのは、20年〜25年程度となります。
新築の住宅であっても、数年〜10年程度経てば、外壁と同じような症状が見られます。
そのような軽度な劣化の場合には、雨樋塗装などで対処することが可能となります。
しかし、
20年以上が経ってしまっており、一度もメンテナンスを行っていないような場合、
劣化が進み、破損や腐食、コケが生えるなどの症状が見られることがあります。
上記のような場合には、塗装で対処することが難しいので、交換が必要となります。
ただ、必ずしも塗装をしなければいけないというわけではありませんので、
10年〜20年のタイミングで交換をするのも良いと思います。
雨樋の種類はどんなものがある!?
雨樋には、3つの種類が存在します。
主なタイプは、以下の通りです。
・半円型(丸型)
・角型(箱型)
・特殊型
では、それぞれがどのような特徴があるのか見ていきましょう!
半円型(丸型)
丸型とも言われる半円型の雨樋は、昔から好まれているデザインであり築年数が古い住宅ではほとんどの場合がこれにあたります。
また、価格も比較的安値となっており、和風な昔ながらのお家に使われます。
角型(箱型)
箱型とも言われるこの角型の雨樋は、
比較的、新しい住宅に採用されることが多いです。
既出の丸型と比べても、多くの雨水を集めて流すことができるというメリットがあります。
特殊型
この特殊型と言われる雨樋では、
通常のものとは異なり、雪や落ち葉などが入り込まないようにガードされているのが特徴。
そのため、豪雪地域などで好まれるタイプとなっている他、雪などによる破損や腐食を防ぐ効果もあります。
雨樋塗装の必要性とメリットについて
雨樋が実際にどのような役割を果たしているのかはわかりました。
でもそんなに重要なものかはまだ疑問に思っている方もいるかと思います。
そのような方に向けて、雨樋の必要性や目的、そしてメリットなどについてご紹介していきます。
メリットその1:美観を保つことができる
外壁塗装や屋根塗装は定期的にしっかり行っているにも関わらず、雨樋だけボロボロなんて状況になっていれば、
なんかそこだけ異様に浮いてしまっていて、とてもみすぼらしい感じに見えちゃいます。
雨樋塗装や交換をすることのメリットとして、まずは美観を保つことができると言えます。
家のビジュアルにこだわりがある方は特に重要しすべきでしょう。
メリットその2:雨漏りやその他の劣化を防ぐ
雨樋があることで通常、屋根面に降った雨水をうまく地上に排出することができます。
仮に破損などをしている場合には、そのままストレートに地面に水が垂れ流しになる他、
外壁面にも水が弾け飛んでしまい、劣化を早めてしまう可能性があります。
また最悪の場合、雨漏りを起こす可能性もありますので、とても重要な役割があります。
雨樋の補修方法はどんなものがある?
雨樋の補修方法はどのような方法があるのでしょうか?
一般的には、以下のような方法が挙げられると思います。
・塗装
・交換
・DIY(非推奨)
塗装
まずは、雨樋の軽度の劣化は塗装で防ぐことができます。
交換と塗装でどちらの方が安く済ますことができるのかは、使用する素材や塗料などで変わってくると思います。
しかし、ある程度の年数が経っている場合には交換しておく方が良い場合もあります。
塗装については、外壁と同じ塗料を使用するのがベスト。
詳しいことは、業者と相談して決めましょう!
交換(一部も含む)
雨樋の寿命である20年〜が経っている場合やひどい劣化が見られるような場合は、雨樋そのものを交換しなくてはいけません。
また場合によっては、一部のみ交換という対処方法にて補修することも可能です。
破損具合を見て、どうするのかは業者と相談して決めましょう。
DIY(非推奨)
最後にご紹介するのはDIYです。
外壁塗装も屋根塗装も自分でやってしまうなんて方もいると思います。
雨樋もまた然りで、高い費用をかけたくないという理由からDIYする方も少なからずいらっしゃいます。
しかし、基本的には業者にお願いすることをお勧めします。
しっかりと作業ができる自信や安全性に十分な配慮ができる方のみ、自己責任で実施してください。
雨樋塗装の単価費用について
雨樋の塗装や交換て実際、どれくらいの費用がかかるの!?
1mあたり、坪数あたりの単価ってどのくらい!?
そんな疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
雨樋塗装は、外壁塗装や屋根塗装に比べると安値ではありますがやはりまとまったお金がかかるもの。
まずは、どのくらいの費用がかかるのか知ることが大切です。
では、見ていきましょ!!
雨樋塗装の単価費用相場
坪数 | 単価費用/mあたり |
---|---|
30坪 | 500円〜700円/m |
※使用する塗料によっても単価が変動します。
※また、寿命(耐用年数)も塗料ごとに異なります。
雨樋の交換の単価費用相場
坪数 | 単価費用/mあたり |
---|---|
30坪 | 3000円〜4500円/m |
雨樋塗装の費用を通常より安くする方法がある!?
実は、雨樋塗装や交換をする場合であっても、足場を設置しなければいけません。
ということは、作業代はそこまで高くはないのに、足場代だけで結構な費用がかかります。
雨樋の塗装や交換より足場の設置料金のが高いのでこれじゃ・・・・
そんな方は、外壁・屋根塗装と一緒に雨樋の補修を行うことをお勧めします。
というのも、一緒にお願いすることで足場の設置代金が1回のみで済むからです。
そのため、1箇所ずつ期間をずらしてお願いするより大幅に節約することができます。
雨樋塗装についてまとめ
今回は外壁塗装でもなく、屋根塗装でもなく、「雨樋(あまどい)塗装&交換」についてご紹介してきました。
本記事を読む前に、疑問に思っていた事や悩んでいた事が少しでも解決できていれば幸いです。
知識がない状態だと、つい独断と偏見で「必要ないでしょ。」と思いがち。
そもそも、そんなに注視した事すらない雨樋という存在。
そういえば、昔よく雨がすごく降ったあとは、大量の雨水が屋根から降ってきてたな〜
なんて思い出した方もいるのではないでしょうか?
普段から気にする方なんてほとんどいないはずですから当然ですね。
しかし、しっかりと役割を持っている事、そして家のために大切な仕事をしているという事を是非再認識していただきたいです。
雨樋は頻繁に塗装や交換をするものではありませんが、
寿命がきた際には、何かしらのメンテナンスを行ってあげてください。
外壁塗装フォーラムでは、
雨樋の補修作業も、経験豊富なスタッフ陣が丁寧に施工&アフターケアを行っています。
初めて外壁塗装を行うという方や、業者選びで迷っている方は、まずは気軽にお問い合わせください。
ご相談や、お見積もりに関しては、お電話&当サイトのお問い合わせフォームよりお受けしております。
お電話の際は、HPを見たと一言頂けるとスムーズです。