2階をDIYで外壁塗装をするのが危険な理由と大きな落とし穴について
お家の2階部分をDIYで外壁塗装しようと思っている方はちょっと待ってください。
一度、実行に移す前にこの記事を最後まで読んでください。
あなたにとって必ずためになる情報が書かれていると思います。
本ページでは、
2階部分をDIYで外壁塗装することが危険である理由についてご紹介しています。
また、素人作業の大きな落とし穴についても解説しています。
これまで一度もしたことがないという方、専門的な知識がないけど細かい作業が得意だという方は、
作業に入る前に最後まで目を通していただき、その上でもう一度検討してみてくださいね。
・トータルコストや仕上がりからDIY作業はあまりオススメできない。
・実は思ったよりも費用がかかることも頭に入れておこう。
2階のDIY外壁塗装が危険な理由
外壁塗装といえば、約10年に1度行うのがベストとされています。
これはあくまで目安に過ぎず、使用している塗料や劣化状況によって、
早まったり、もう少し長くなったりします。
そんな外壁塗装工事ですが、
平均費用は、70万円〜100万円程度です。(一般的な戸建の場合)
もちろん、こちらも前後します。
しかしながら、
お世辞にも安いとはいえない金額ですので、少しでも安くできないかと思う方も多いと思います。
そこで一部の方は、DIYでやってしまおうかなと考える方もいらっしゃいます。
ここからが本題なのですが、
DIYで外壁塗装を行うのは大変危険ですので、まずはその危険性を知っておいて頂きたいです。
では、その理由についてみていきましょう。
- 1,落下する危険性
- 2,仕上がりにムラができる
1,落下する危険性
まず、2階をDIYで外壁塗装しようと思うととにかく危険性が高まります。
やはり、足場を設置しないでハシゴなどで行おうとすると、
どうしても足元が不安定なため、ちょっとしたことで足を滑らせて転倒・落下する可能性があります。
ちなみに、
プロである職人でも足場から落下する事故稀に々あり、
実際に命を落としてしまう可能性だってあるのです。
プロでさえ、足元が不安定だと危険なのに、
素人が同じような作業をさらに不安定な状態で行うのは明らかに危険です。
プロからしてもできることならやめていただきたいところです。
2,仕上がりにムラができる
2階部分は、先ほどもご紹介した通りで不安定な状態での作業となります。
従って、素人作業でもさらに仕上がりにムラができます。
どんなに器用な方でも、素人では絶対にムラができます。
これはプロでも同じことが起きるのですが、
足元が不安定な場合には、絶対に満足いく仕上がりにはできないです。
目では綺麗に見えていても、塗膜がしっかりと生成されていないこともあり、
最終的に施行不良を起こす可能性もあります。
2階だけに限らずDIY外壁塗装にはデメリットが多い
実は、ネット上で検索するとDIY外壁塗装に関する情報が沢山出てきます。
その中には、業者に依頼するより費用が安く済むことをメリットに挙げているサイトも多いです。
しかしながら、それは初期費用に過ぎません。
トータルコストではどちらの方が安く上がるのかについて考えなくてはいけません。、
では、まずはデメリットから見てきましょう。
- 1,トータルコストは高くつく可能性がある
- 2,施行不良の可能性
- 3,落下の危険性
1,トータルコストは高くつく可能性がある
DIYでしっかりと外壁塗装を行おうとすると、
道具などを揃えたり、いろいろしていると総額で50万円〜60万円程度はかかると思います。
そもそも意外と費用がかかることを知らない方もいるのではないでしょうか?
そして、
業者に依頼した場合には、一般的な戸建の場合で、
大体70万円〜100万円程度になることが多いです。
こう見ると、確かにDIYをした方が安くなるような気がしますが、
素人作業で塗装をした場合、塗料の本来ある効果を十分に発揮できず、
塗り替えのタイミングが早めに来ることになります。
例えば、
プロであれば耐用年数が10年もつ塗料でも素人の方の場合には、
施行不良などによって、5年前後で塗り替えや補修が必要となる可能性があります。
そうなると、
次回の塗り替えのタイミングなどを考えると、
明らかにコストパフォーマンスが良くないといえます。
もちろん、初期費用は抑えることはできますけどね。
外壁塗装や屋根塗装は、
本来は家を保護する役割を担っているので、コストのことだけ考えると、
家が劣化するのが早まるため、トータルコストでは意外とお金がかかていることもあるのです。
2,施行不良の可能性
DIY外壁塗装のデメリットとして、施行不良の可能性が高くなります。
これは先ほどもご紹介した通りで、何十年もこの仕事をしているプロと、
素人で同じようなクオリティの作業ができるわけがないからです。
プロだと言われている方の中には、
技術力によっては施行不良を起こしてしまうこともあるぐらい難しい仕事です。
それをDIYで同じような質で行うのはまず無理でしょう。
従って、
必ず劣化が早まったり、塗りムラができたり、下地補修がしっかりとできていなかったりと、
見た目などでもわかるような施行不良を起こす可能性が高くなります。
3,落下の危険性
2階部分を塗装しようと思っている場合には、落下の危険性があります。
プロでも足を滑らせてしまうこともあるぐらいなので、
素人の方は特に注意しながら作業をしないといけません。
また、
プロは足場を設置するのですが、DIYで行おうと思っている方は、
ハシゴや脚立などで行う予定の方が多いと思います。
足場が不安定なだけでかなり作業が困難になりますので、
命に関わる事故が発生する可能性がある作業だということを頭に入れておいてください。
DIY外壁塗装で必要となる道具について
自分で外壁塗装をしようと思っている方の中には、
塗料と刷毛などがあれば大丈夫でしょう。なんて思っている方もいるのではないでしょうか?
しかしながら、実はかなり必要となる道具が多いです。
そこで、まずはどんな道具を用意しないといけないのかご紹介していきます。
必要な道具・塗料一覧
- 塗料(下塗り・上塗り)
- ローラー
- 刷毛
- バケツ
- 高圧洗浄機
- 養生シート(飛散防止シート・ブルーシート)
- 養生テープ
- スクレーパー
- はく離材
- サンドペーパー
- ワイヤーブラシ(金属製たわし)
- コーキング材
- ハシゴ・脚立
- ヘルメット
- うすめ液
- 作業着・靴
上記にように、塗装をする上でも必要となる道具などはかなり多いです。
これらを全て集めるだけでも結構な金額がいくと思います。
ちなみに、
塗装作業で必要となる道具などは市販品でも問題なく集めることができます。
ホームセンターなどで気軽に買えると思います。
問題なのは塗料です。
プロが使用する塗料は市販品としては購入ができないため、
メーカーから仕入れる必要が出てきます。
この辺りが少し面倒臭いですし、塗料も金額が結構高いです。
塗料については、下塗り用、上塗り用と必要となります。
また水性塗料、油性塗料から選ぶことができます。
外壁塗装は業者に依頼するのがオススメな理由
DIYで外壁塗装をしようと思っている方には申し訳ないですが、
基本的には業者に依頼する方が確実にメリットが多いと思います。
今から何故、依頼するべきなのかについてご紹介していきます。
- 1,危険が伴うから
- 2,仕上がりが確実
- 3,余計な労力がかからない
- 4,塗装以外の劣化がある場合でも安心
1,危険が伴うから
外壁塗装作業は、基本的に高所での作業がメインとなります。
したがって、常に危険と隣り合わせの作業です。
これはDIYで誤って落下するなどの危険性を回避するためにも業者に依頼すべきと思います。
また、塗装工事は基本的には屋根塗装とセットで行うことが多いため、
やはり、そうなってくるとDIYでは限界があると思います。
プロであっても事故が起きるぐらいですから、
大きなリスクを背負ってまで行うのは違うのかなと思っています。
2,仕上がりが確実
DIY作業では、必ず仕上がりにムラができます。
その理由は以下の通りです。
- 下地補修がきちんとできていない
- 塗料の塗りムラがある
- 塗料の乾燥時間を適切に守っていない
- 気温などを考えて作業できていない
上記のようなことが理由で、うまく塗料が塗れていおらず、
最終的には施行不良となるケースが多いです。
仮に塗料がきちんと塗れていたとしても、
下地補修がしっかりとできていないと、そこの部分はかなり早い段階で劣化します。
下手をすると、1年、2年後には補修が必要となる可能性もあります。
塗り替えや補修がすぐにくるだけでも、
トータルコストが高くなりますので、最初から業者に依頼しておく方が無難だといえます。
3,余計な労力がかからない
DIY作業で思ったより大変です。
プロに依頼した場合、屋根塗装とセットで大体2週間程度が目安です。
もちろん雨が降ったりなどすれば、さらに伸びてしまいますが、
スムーズにいけば大体14日間程度で終わることが多いです。
対して、
DIY作業の場合、一人で全て行う必要がありますので、
作業できる日が土日のみだけとかになると、1ヶ月以上はかかる可能性があります。
1ヶ月以上も家を養生した状態、道具も出たまま、
中々終わらない作業、仕事をしながらだとストレスに感じると思います。
もちろんご家族の方もですけどね。
こういった労力や時間を短縮できるのがやはりプロだと思っています。
4,塗装以外の劣化がある場合でも安心
外壁塗装工事の時は、
現地調査をしてから工事に入るのですが、劣化の状態によっては、
塗装作業だけではなく、補修作業が必要となるケースがあります。
雨漏りをしていたり、内部の劣化が見つかったりする場合には、
こういった大掛かりな工事が必要となることもあるのです。
特に築年数が30年以上経っている場合には、こういった劣化がみるかることもあります。
しかしながら、
DIY作業ですと、見つけることすらできないことも多いですし、
見つけても自分では補修ができないので、結局は業者に依頼しないといけません。
また気づかないで塗装を行った場合には、
施行不良を起こし、結果的にすぐに塗り替えや補修工事を行わないといけなくなり、
トータルコストが非常に高くつくこともあります。
2階をDIYで外壁塗装をするのが危険な理由まとめ
本ページでは、
2階をDIY外壁塗装を行う際の危険性についてご紹介していきました。
最後に何故危険なのかについて再度まとめておきます。
- 1,落下する危険性
- 2,仕上がりにムラができる
いかがだったでしょうか?
本記事を最初にご覧になる時にはDIYで作業を行ってみようと思っていた方は、
少しは何か変化はありましたか?
個人的には、おすすめはできないですけど、
DIY自体を否定するつもりはありません。
やってみたいという方は、実践してみても良いかと思います。
ただし、
私個人的には、危険性が高いため無闇にやるべきではないですし、
仕上がりに必ず不良が起きると思いますので、業者に依頼した方が安く済むのではないかなと思っています。
また、
補修作業が必要となる場合には、塗装だけではカバーすることはできないため、
やはりプロに見てもって診断してもらうのがベストだと思います。
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