外壁の水垢の落とし方とは!?事前に予防する対策方法も解説
外壁に付着した水垢って厄介な上に見た目も悪くて凄く気になりませんか?
一見、簡単に落とせるのかと思い擦ったりしてみるものの以外と落ちづらくて驚いた方も多いのではないでしょうか?
本ページでは、そのような方に向けて外壁の水垢の落とし方や事前の予防などの対策方法を解説しています。
・外壁に付着する水垢の原因ついて
・外壁の水垢ができやすい箇所について
・外壁の水垢の落とし方について
・外壁の水垢を予防する方法について
外壁に付着する水垢の原因とは?
まず、あなたの身の回りで現在「水垢」はありますか?
恐らくですが、新築でない限りは水周り(キッチンや洗面所、お風呂場)などに存在するかと思います。
水垢は、我々の生活上よく目にするものであり、気にしなければ放置しておくという方も多いのではないでしょうか?
では、そもそも水垢ってどのような過程で出来るものでしょうか?
水垢はカルシウムやミネラルが凝固したもの
一般的に水を扱う場所に出来る「水垢」の原因は、
水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が固まったものです。
水道水などには、ミネラルやカルシウムといった成分が入っており、
水がついた場所の水分が蒸発してこれらの成分だけが残り、それが蓄積されると、
その箇所が白くなるという流れになります。
外壁に付着する水垢の原因は?
では、外壁に付着する水垢の原因とはなんなのでしょうか?
外壁の水垢は、主に雨が降った際に、
汚れと一緒にその雨水が流れてしまったまま放置される事で起きるのが原因となります。
そのため。外壁の中でもとりわけ水垢が発生しやすい箇所とそうでない箇所が存在します。
次項では、その場所についてご説明していきたいと思います。
外壁の水垢ができやすい箇所とは?
外壁には水垢ができやすい場所というのが存在します。
その種類というのは以下になります。
・笠木下
・サッシ下
・設備機器下
では、一つずつ詳しく解説していきたいと思います。
1,笠木下
笠木とは、ベランダの手すりや塀の一番上の箇所の事を言います。
この部分と外壁が接してしまっていると、ここの汚れが雨によってそのまま外壁に流れてしまうことで、
水垢の原因となるというわけなんです。
2,サッシ下
サッシは、ご存知の方も多いかと思いますが、いわゆる窓枠の金属の部分になります。
このサッシというのは、他の部分より出っ張っている事もあり、
ホコリなどの汚れが付着しやすい部分となります。
そのため、雨が振ることでこの汚れとともに外壁に流れてしまうことで水垢の原因となるのです。
3,設備機器下
次にできやすい箇所として設備機器下が挙げられます。
これは何処のこと?なんて思う方もいらっしゃるかと思いますが、
いわゆる「換気扇通気口」のことを指します。
こちらに関しても水垢ができやすい箇所となります。
外壁の水垢の落とし方とは?
では、いよいよ本題に入りたいと思います。
実際に、できてしまった外壁の水垢をどのような方法で洗浄することが出来るのか、
今からその「落とし方」について解説していきたいと思います。
1,ブラシやスポンジで洗う
外壁の水垢の落とし方でもっとも簡単で素人でも出来るのが、
ブラシやスポンジを使って洗浄するという方法になります。
これは別名「ワイヤー洗浄」と言います。
この掃除方法が活用されるシーンでは、
限定的な水垢や範囲が狭い場合に有効な方法となります。
水で落としきれないような場合には、
洗剤を使って優しく擦ってあげるとより綺麗になります。
2,外壁専用の洗浄剤を使用する
先ほどご紹介した方法で落とすのが難しい場合には、
外壁専用の洗浄剤を使用することで綺麗になるかもしれません。
現在では、ホームセンターなどで外壁用に作られた洗浄剤が売っています。
こちらを使うことで、壁に余計なダメージを与えずに綺麗にすることができます。
注意としては、
洗浄する際に壁を強くこすらないことです。
強い力を与えてしまう事で、外壁にダメージが及ぶ場合がありますので気をつけましょう!
また、外壁専用洗浄剤の中には人体へのダメージがある可能性のあるものもあります。
使用する際には、十分に注意してください。
3,高圧洗浄機を使用する
先ほどご紹介した方法でも落としきれない場合や、
水垢が広範囲に渡って付着しているような場合には「高圧洗浄機」を使用しての洗浄をオススメします。
ただし、素人が行うと壁に余計なダメージを与えてしまう場合があるのと、
購入費用などを考えると結構高くついてしまいます。
したがって、
高圧洗浄での水垢の除去を行う場合には、プロにお任せするのがベストだと思います。
外壁の水垢の予防方法とは?
ここまで、外壁の水垢の原因や落とし方について解説してきました。
でも出来ることなら、発生しない事が一番ですよね。
しかし、どんなに対策を行っても出来ないという事はありません。
ですが、出来にくくする、落としやすくする方法はありますので、
今からその予防方法についてご紹介していきたいと思います。
1,笠木と外壁の間にスペースを設ける
水垢が出来やすい箇所として「笠木の下」をあげました。
ここの部分の対策・予防としては、外壁とのスペースを空けるという方法になります。
外壁に汚れと一緒に雨水が流れていかなようにすることで、少しは発生を抑える事が出来ます。
2,水切りを設置する
サッシ下などの水垢の予防方法としては、「水切り」を設置することで予防する事が出来ます。
サッシは、汚れなどが付着しやく、雨が振るとそのまま外壁に水が伝ってしまいます。
しかし、ここに水切りを設置することで、外壁への雨水が伝うことを防ぐ事が出来るため、水垢の発生を防止する事が出来ます。
3,外壁に雨が当たらないような設計にする
水垢の原因は、雨水です。
簡単な話、軒などを大きくして、外壁にあたる雨の面積を小さくすることで少しは予防する事が出来ます。
ただし、こちらはデザインや設計上の問題があるため限界もあります。
4,効果のある塗料を使用する
外壁塗装では、様々な塗料が存在します。
中には、とても雨などの外的なダメージから家を守る効果が高い塗料も存在します。
塗り替えの時や家の購入時に塗料に拘れば、水垢を少しでも予防することは出来ると思います。
また、改善にはなりませんが、
美観が損なわれるのが嫌だという方は、水垢が目立ちづらい色を選ぶのも良いかと思います。
白系統のカラーより、グレーなどの色の方が汚れが目立ちづらいと言われています。
外壁の水垢についてまとめ
本ページでは、外壁に出来る水垢についてまとめてみました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ここまで長い間、お疲れ様でした。
水垢って実は色々なところに出来るんです。
現に、お風呂場やキッチンなどでよく見かけます。
お風呂場の鏡などが白くなっているという方は、それは水垢ですよ。
これがまさか外壁にも出来るなんて!!
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、雨水が直接あたる外壁には考えて見れば、
出来てもおかしくはないですよね!
しかし、水垢はすぐに落とさないとダメということはありません!
ただし、長期に渡って放置することで、ひび割れなどの劣化につながる可能性もありますので、
出来ることなら、なるべく早いうちに除去するのが良いと思います。
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